神社と御朱印、ときどき寺院

神社と御朱印を巡る男の旅。

日光二社一寺の御朱印と世界遺産巡り。見所と順路を解説。



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日光の二社一寺とは?

日光の世界遺産といえば、日光東照宮をまず思い浮かべる方が多いかと思います。

徳川家康公が祀られている神社で、三猿や陽明門などでも知られていますし、日光といえば東照宮と言っても過言ではないほど、知名度も高い場所です。

修学旅行先の定番でもあり、老若男女から外国人まで、年間を通して多くの観光客で賑わっています。

しかしです。

日光の世界遺産として登録されているのは、東照宮だけではないんです。

登録されている名称は、「日光東照宮」ではなく「日光の社寺」。社寺(しゃじ)とは神社と寺院のことで、いわゆる神社仏閣を指します。つまり日光の神社と寺院が、世界遺産に登録されていることになるわけです。

そんな日光の社寺の中心を成しているのが、「二社一寺(にしゃいちじ)」。

二つの神社と一つの寺院という意味で、以下の三つになります。

  • 日光東照宮
  • 日光二荒山神社
  • 日光山輪王寺

東照宮と二荒山神社の二社と、輪王寺の一寺ってことですね。

この二社一寺のある一帯は、「日光山内」とも呼ばれています。

おそらく日光を訪れた人で、東照宮だけ参拝して帰ってしまうという方は、けっこう多いのではないかと思われますが、二社一寺を参拝してこその日光でもあるんです。

全て回らず帰るだなんて、あまりにももったいない。

とか言いつつですが、実はかつて僕も、東照宮にしか参拝せずに帰ったことがありました。二荒山神社や輪王寺の存在など全く知らず。

しかし神社や寺院に興味を持ち、このようなブログまで書いている現在は、そんなもったいないことはできません。

二社一寺を始めとする世界遺産を、余すことなく堪能してこその日光です。

次項より、その見どころや順路など、具体的に紹介していきます。

 

世界遺産の範囲

日光の社寺が世界遺産登録されたのは平成11年(1999年)です。文化遺産として登録されています。

登録されている範囲としては、「二社一寺及びこれらの建造物群をとりまく遺跡」で、その詳細は103棟(国宝9棟、重要文化財94棟)の「建造物群」と、これらの建造物群を取り巻く「遺跡(文化的景観)」となっています。

栃木県の公式サイト内に、世界遺産の範囲がわかりやすく囲われている地図が掲載されていますので、引用させて頂きます。

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(※画像引用元:http://www.pref.tochigi.lg.jp/

この地図だけでは、いまいち範囲内にどのような世界遺産があるのか、わかりづらいかと思いますので、そちらを一覧でまとめてみました。

黒丸☆マークが、世界遺産の範囲にある社寺になります。

このうち、滝尾高徳水神社は範囲外となりますが、滝尾神社の境内社のため掲載させて頂きました。

地図の中で一番北にある滝尾神社は、少々離れていて距離はありますが、上記の社寺は全て徒歩圏内です。

 

日光の歴史をざっくりと

日光の世界遺産巡りに出掛ける前に、ざっくりとでもかまいませんので、日光の歴史を知っておくと、より散策を楽しめるのではないかと思います。

まず、日光の歴史は奈良時代に遡ります。勝道上人(しょうどうしょうにん)という僧が、10人の弟子とともに日光を開山するため、大谷川(だいやがわ)を渡ります。そこで四本龍寺(後の輪王寺)と、二荒山(男体山)を祀る祠(後の二荒山神社で現在の本宮神社)を建てます。ゆえに四本龍寺と本宮神社は、日光の原点ともいわれています。

勝道上人は16年という修行を経て、三度目の登拝で二荒山(男体山)の登頂に成功し、開山を成し遂げ、二荒修験の基礎を築きました。

こちらが日光山の開祖である勝道上人です。

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開山された日光山は、修験道の霊場として栄えるようになります。

日光という地名は、二荒山の「二荒」に由来しています。

鎌倉時代には豪族の支援を受け隆盛し、山岳信仰に神仏習合の信仰が加わり、「日光三所権現」という信仰が広まります。これは「山・仏・神」を一体のものとして考える信仰です。

  • 男体山(二荒山)=千手観音=大己貴命=新宮権現
  • 女峯山=阿弥陀如来=田心姫命=滝尾権現
  • 太郎山=馬頭観音=味耜高彦根命=本宮権現

現在、輪王寺には日光三山の本地仏として、三体の本尊(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)が祀られています。

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(画像出典:https://www.rinnoji.or.jp/

新宮権現は現在の二荒山神社、滝尾権現は滝尾神社、本宮権現は本宮神社で、この三つは「日光三社」と称されています。

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戦国時代には一時衰退しますが、江戸時代になり、家康公をお祀りする東照宮が創建され、再び繁栄を迎えます。創建の場所に日光の地が選ばれたのは、家康公の遺言によります。

東照宮のイメージが大きな日光ですが、元々霊場であり三所権現信仰のあった日光の地に、後から東照宮が創建されたわけです。

なぜ東照宮の地に日光が選ばれたのか、その理由には諸説あるようですが、日光が江戸から見て、宇宙の中心である北極星が輝く、ほぼ真北に位置していることから、ともいわれています。家康公が北極星と一体になり神となることで、国を守るとも。また、霊場であった日光の再興を図ったのではないか、という説などもあります。

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東照宮の大造替を行ったのは三代将軍家光で、二荒山神社の西にある大猷院(たいゆういん)は、家光の霊廟です。

明治維新の戊辰戦争では、日光が戦火に巻き込まれそうになりますが、板垣退助の尽力によりその事態は免れます。それゆえに板垣は日光の恩人と称され、日光山の入口には彼の像が建てられています。

明治の神仏分離令により、神仏習合の三所権現信仰には混乱が生じますが、現在の二社一寺という形に治まります。

第二次大戦時にも被災することなく、現在に至ります。

平成11年に「日光の社寺」として、世界遺産に登録されました。

 

各社寺の見どころ

世界遺産となっている日光山内の社寺は、どこもそれぞれに魅力が満載です。

それらを一か所ずつ、それぞれの記事にてまとめています。写真もふんだんに使用していますので、実際の境内や建物の様子など、わかりやすいかと思います。

神橋

二荒山神社の建造物で、日光山への入口、かつて勝道上人が渡った大谷川に架かる、木造朱塗りの橋です。二匹の蛇が橋になったという伝説があり、古来より神聖な橋として尊ばれてきました。かつては勅使や将軍以外、一般の通行は禁じられていましたが、現在は実際に渡ることもでき、橋の先には巨大な太郎杉が聳えています。日本三奇橋の一つにも数えられています。

 

本宮神社

大谷川を渡った勝道上人が、二荒山(男体山)の神を祀る祠を建立したのが始まりです。度重なる水害により遷座した先が、新宮として祀られるようになり、二荒山神社となりました。その後旧社地に造営された社殿が、現在の本宮神社となっています。日光三社の一社で、三所権現のうち太郎権現を司り、日光の原点ともいわれている神社です。

 

四本龍寺

本宮神社とともに、日光の原点ともいわれている寺院です。大谷川を渡った勝道上人が建てた草庵が、始まりとされています。四本の紫の雲が立ち、龍の形となって天に昇っていくのを上人が見たことから、四本龍寺と称されるようになりました。現在の輪王寺の元となった寺院で、現存はしていません。旧地に観音堂と三重塔のみ残されていて、幻の寺ともいわれています。

 

開山堂

勝道上人の霊を祀る堂宇で、お堂の裏には勝道上人と弟子の墓所があります。この辺りはかつて仏の姿をした岩が並んでいる岸壁があり、仏岩谷と呼ばれていました。上人は83歳で亡くなり、仏岩谷にて荼毘に付されています。現在も境内の奥には崖があり、石仏が並んでいます。修験者たちが歩いた滝尾道という、石畳の道への入口でもあります。

 

北野神社

滝尾道に入ってすぐの場所にある、石造群の残る神社です。小さな石祠の本殿を囲むように大きな石が並べられていて、その一つには北野神社の梅紋が刻まれています。後方にはかつて仏岩と呼ばれていた崖があります。

 

滝尾高徳水神社

こちらは位置としては世界遺産の範囲外ではありますが、滝尾道の途中にある神社で、滝尾神社の境内社ですので、掲載させて頂きます。水の神様をお祀りする神社で、かつては鬼怒川沿いに鎮座していましたが、平成10年に現在の地に遷座しています。白糸の滝のすぐ近くです。

 

滝尾神社

石畳の続く滝尾道の奥にある神社で、日光三社の一社です。三所権現のうち滝尾権現を司っています。ご祭神の田心姫命が降臨した地とされる、本殿裏の三本杉の巨木が聳える場所は、日光最強のパワースポットともいわれています。その他、運試しの鳥居、子種石、縁結びの笹など多数のパワースポットを有しています。末社の滝尾稲荷神社もお祀りされています。

 

輪王寺

二社一寺の一寺を担う天台宗の寺院です。勝道上人が創建した四本龍寺が発展し、現在の輪王寺となりました。日光三所権現本地仏と称される、千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音の三尊仏がご本尊です。金色の三尊仏は、境内の三仏堂にて拝観することができます。その他、大護摩堂、庭園である逍遥園、宝物殿などを有しています。

 

大猷院

徳川三代将軍家光の霊廟です。家光は祖父である家康を大変慕っていて、東照宮の大造替も行っています。死後も家康に仕えるという家光の遺言により、霊廟が東照宮の近くに建立されました。建物は東照宮の方角を向いて建てられ、東照宮を凌いではならないという遺言により、規模も小さく華やかさも抑えられた霊廟になっています。

 

二荒山神社

日光の氏神様であり、二社一寺の一社を担う神社です。勝道上人が二荒山(男体山)を祀る祠を建てたのが始まりで、後に遷座した新宮が、現在の二荒山神社です。華厳の滝、いろは坂、神橋、日光連山も境内に含まれ、伊勢神宮に次ぐ広大な神域を有しています。日光三社の一社で、他の二社(本宮神社と滝尾神社)は現在、二荒山神社の別宮となっています。

 

東照宮

徳川家康公をお祀りしている、二社一寺の一社を担う神社で、日光の代名詞ともいわれている名所になります。家康公の遺言に従い、日光の地に創建されました。現在の主な社殿群は、三代将軍家光の時代に造営されたものになります。おびただしい数の極彩色彫刻で覆われた陽明門、神厩舎の三猿、回廊の眠り猫、日本最大の石鳥居などでも知られています。

 

東照宮・奥宮

徳川家康公の墓所で、眠り猫から207段の石段を上がった先にあります。東照宮の大造替が行われる前、元々あったのが現在の奥宮になります。長らく神聖な場所として一般の立ち入りはできず非公開でしたが、昭和40年の東照宮350年式年大祭を機に、公開されるようになりました。徳川埋蔵金の隠し場所ではないかという、都市伝説もある場所です。

 

滝尾道

かつて修験者が使っていた滝尾道も、世界遺産の範囲内です。石畳の続く山道は、実際に歩くこともできます。大きな杉がいたるところに茂る、大変神秘的な山道です。北野神社、滝尾高徳水神社、滝尾神社の記事内でも掲載していますが、こちらでは画像のみ、一部ご紹介させて頂きます。

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以上、13か所の社寺と滝尾道について、それぞれの記事では詳しく紹介しておりますので、ご参考にして頂けますと嬉しいです。

※世界遺産の一部である児玉堂は、立ち入りができないため、開山堂の記事内にて写真と由緒のみ紹介しています。

※滝尾稲荷神社は滝尾神社の境内社として、滝尾神社の記事内で紹介しています。

 

御朱印の一覧

ここまでご紹介させて頂いた世界遺産に含まれる社寺には、開山堂を除きそれぞれ御朱印があります。

それぞれの御朱印を、わかりやすく二社一寺で分け、一つずつ紹介していこうと思います。

限定御朱印に関しましては、僕の参拝時に頂いたものを紹介していますが、期間や種類などは公式サイトや各授与所にて、改めてのご確認をお願い致します。

輪王寺

まず、輪王寺にて頂ける御朱印の一覧です。(画像クリックでPDFが開きます)

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では上記の輪王寺で頂ける御朱印について、さらに詳しく解説します。

授与して頂ける場所は全部で6か所です。

  1. 黒門の脇
  2. 三仏堂内
  3. 護摩堂の脇
  4. 常行堂内
  5. 大猷院の入口受付
  6. 薬師堂(本地堂)内

このうち、黒門、三仏堂、護摩堂はそれぞれ近くにありますが、常行堂、大猷院、薬師堂は離れています。

大猷院は輪王寺の所属となっていますので、こちらで紹介させて頂きます。常行堂は大猷院の入口手前にある堂宇です。

また、薬師堂は東照宮の境内にありますが、御朱印の管轄は輪王寺ですので、こちらにて紹介させて頂きます。

 

1.黒門の脇

頂ける御朱印は1つです。

【黒門】…日光山輪王寺と書かれた御朱印。

 

2.三仏堂内

頂ける御朱印は2つ、プラス限定のものになります。

【三仏堂】…三仏堂の別名である金堂と書かれた御朱印。

【四本龍寺】…ご本尊の千手観音の御朱印。

その他、上記で紹介している限定御朱印は、【三仏堂の限定御朱印】で、平成の大改修を記念した金字のものになります。

 

3.護摩堂の脇

頂ける御朱印は1つ、プラス限定のものになります。

【護摩堂】…護摩堂にお祀りされている五大明王(五大尊)の御朱印。

その他、上記で紹介している限定御朱印は、【護摩堂の限定御朱印】で、不動明王のものになります。期間ごとに、五大明王である、降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王・不動明王が順番に授与されていたうちの一つになります。

 

4.常行堂内

頂ける御朱印は1つ、プラス限定のものになります。

【常行堂】…常行堂にお祀りされている阿弥陀如来の御朱印。

その他、上記で紹介している限定御朱印は、【常行堂の限定御朱印】で、阿弥陀如来の梵字バージョンになります。

 

5.大猷院の入口受付

頂ける御朱印は1つ、プラス限定のものになります。

【大猷院】…大猷院の御朱印。

その他、上記で紹介している限定御朱印は、【大猷院の限定御朱印】で、家光公の370遠忌のもので、家光廟と書かれた御朱印です。

 

6.薬師堂(本地堂)内

頂ける御朱印は1つ、プラス限定のものになります。

【薬師堂】…薬師堂の天井絵でもある「鳴龍」の御朱印。

その他、上記で紹介している限定御朱印は、【薬師堂の限定御朱印】で、薬師堂にお祀りされている薬師如来の御朱印です。

 

以上、6か所でそれぞれ頂ける輪王寺の御朱印について、解説させて頂きました。

繰り返しにはなりますが、現在授与されている限定御朱印については、輪王寺の公式サイト内に案内が出ていますので、チェックしてみてください。案内ページは、トップにあるスライド画像の2~3つめ「御朱印巡り」クリックで開きます。

 

二荒山神社

続いて、二荒山神社にて頂ける御朱印の一覧です。(画像クリックでPDFが開きます)

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では上記の二荒山神社で頂ける御朱印について、さらに詳しく解説します。

授与して頂ける場所は全部で2か所です。

  1. 神橋の入口受付
  2. 二荒山神社の授与所

神橋は日光山内への入口で二荒山神社とは距離がありますが、二荒山神社の所属となっていますので、こちらで紹介させて頂きます。

 

1.神橋の入口受付

頂ける御朱印は1つです。

【神橋】…神橋の御朱印。

 

2.二荒山神社の授与所

頂ける御朱印は13、プラス限定のものになります。

【二荒山神社】…二荒山神社の御朱印。(掲載画像はコロナ禍のアマビエスタンプが押されたものになります。)
【本宮神社】…別宮である本宮神社の御朱印。
【滝尾神社】…別宮である滝尾神社の御朱印。
【北野神社】…末社である北野神社の御朱印。
【滝尾高徳水神社】…滝尾神社の末社である滝尾高徳水神社の御朱印。
【滝尾稲荷神社】…滝尾神社の末社である滝尾稲荷神社の御朱印。
【大国殿】…神苑の中にある大国殿の御朱印。
【日枝神社】…神苑の中にある日枝神社の御朱印。
【朋友神社】…神苑の中にある朋友神社の御朱印。
【若子神社】…神苑に遥拝所がある、若子神社の御朱印。
【二荒山大神】…神苑に日光連山への遥拝所がある、二荒山大神の御朱印です。
【太郎丸】…大国殿の中にある御神刀、太郎丸の御朱印。
【良い縁】…二荒山神社「良い縁」の御朱印。

その他、上記で紹介している限定御朱印は、【良い縁まつりの限定御朱印】で、ふじ色・もも色・やまぶき色・わかくさ色の4色の御朱印です。

 

以上、2か所で頂ける二荒山神社の御朱印について、解説させて頂きました。

現在授与されている限定御朱印については、公式サイトでの案内は出ていませんので、授与所やSNSなどで、改めてのご確認をお願いします。

二荒山神社の授与所では、上記の他に世界遺産の範囲外の神社ではありますが、【西町五社】という五つの神社の御朱印も頂けます。いずれも近隣にある神社です。

西町五社は磐裂神社、八幡神社、花石神社、久次良神社、青龍神社の五つで、僕は磐裂神社青龍神社のみ参拝していますので、その二社についてはリンク先にて紹介しております。

 

東照宮

続いて、東照宮にて頂ける御朱印の一覧です。(画像クリックでPDFが開きます)

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では上記の東照宮で頂ける御朱印について、さらに詳しく解説します。

授与して頂ける場所は全部で2か所です。

  1. 東照宮の拝殿手前にある授与所
  2. 奥宮拝殿の左手にある授与所

薬師堂(本地堂)は東照宮の境内にある堂宇ですが、御朱印は輪王寺の管轄となっているため、輪王寺の御朱印として紹介しています。

 

1.東照宮の拝殿手前にある授与所

頂ける御朱印は1つです。

【東照宮】…東照宮の御朱印。

その他、2021年からお正月期間(1/1~1/31)限定の御朱印が授与されています。

 

2.奥宮拝殿の左手にある授与所

頂ける御朱印は1つです。

【東照宮奥宮】…東照宮奥宮の御朱印。

こちらは書置きのものをセルフサービスで授与して頂く形です。両替不可ですので、小銭のご持参は必須です。

 

以上、2か所で頂ける東照宮の御朱印について、解説させて頂きました。

現在授与されている限定御朱印については、公式サイトでの案内は出ていませんので、授与所やSNSなどで、改めてのご確認をお願いします。

 

二社一寺にて頂ける御朱印は以上になりますが、その他、中禅寺地区、湯元地区なども含めた全ての御朱印の一覧が、「日光観光ライブ情報局」というサイト内の「日光二社一寺御朱印めぐり(PDF)」にて紹介されていますので、ぜひご参考にしてください。

 

世界遺産巡りの順路

では最後に、世界遺産巡りの順路について、ご案内させて頂きます。

二社一寺は、参拝の順番というのは特に決まっていません。自由です。各々の回りたいように回るのが一番だと思います。

とはいえ、観光で訪れた場合には時間も限られているでしょうし、その中で世界遺産の魅力を余すことなく味わうには、それなりに効率良くは回りたいものです。

個人的には、全てに足を運び、じっくりと見て回るのでしたら、一泊二日というのがベストな日程ではないかと思います。

一泊二日あれば、上に紹介した世界遺産を、余裕を持って回れます。

日帰りでも可能ではあるかと思いますが、相当な早回しになりますので、はっきり言ってもったいない。

さらに華厳の滝や中禅寺湖方面にも足を延ばすなら、二泊三日がベストだと思います。

それでは、一泊二日を前提としたお勧めの順路を、以下に紹介します。

1日目

①神橋

②本宮神社と四本龍寺

③開山堂から滝尾道に入り、北野神社、高尾高徳水神社、滝尾神社へ

④山内の入口まで戻り昼食

⑤輪王寺

⑥大猷院

 

2日目

①二荒山神社

②東照宮

こんな感じでざっくりとお勧めの順路を書いてみたのですが、以下の備考も参考にして頂き、お役に立てて頂ければ幸いです。

 

備考

※備考1

1日目の⑤輪王寺→⑥大猷院と、2日目の①二荒山神社→②東照宮と記載しましたが、この4か所につきましては、混雑状況により臨機応変に変更した方が、ベターかと思われます。

基本的に東照宮は常に混雑はしていますが、修学旅行シーズンですとさらに人が多くなります。ですので場合によっては、修学旅行生のいない夕方の時間帯が一番空いている可能性が高いので、1日目の⑤か⑥に東照宮という変更も、大ありではないかと。

また、2日目の午後には、世界遺産の範囲外ではありますが、周辺にある西町五社を巡ってみるのもお勧めです。

山内近くでのお食事は、神橋の周辺、西参道の周辺に、多くのお店があります。

 

※備考2

宿泊は日光山内、もしくはその近辺の旅館やホテルをお勧めします。二日目の朝の参拝がしやすくなります。

山内ですと日光東観荘ホテル清晃苑、神橋の近くですと日光金谷ホテル、西参道付近ですと日光西町倶楽部あらとうと鶴亀大吉日光千姫物語、などが挙げられます。

 

※備考3

電車とバス移動の場合は、東部日光駅より神橋まで、バスで5分ほどになります。歩くとけっこうな距離です。バスは「世界遺産めぐり(2B)」乗り場より乗車し、「神橋」で下車です。日中でしたら1時間に3~4本出ています。Suika、PASMOなど利用できます。

山内の社寺はどれも徒歩圏内にありますが、最も遠いのは滝尾神社で、神橋からですと35~40分ほど(開山堂まで15分、そこからさらに20分)です。滝尾神社へと続く滝尾道はとても素敵な道ですので、ぜひ歩ける方は徒歩での参拝をお勧めします。バスはありませんが、途中まで(滝尾高徳水神社の前まで)ならタクシーで行くことも可能です。そこからですと滝尾神社まで徒歩5分ほどになります。

クマの出没情報が多い年や季節がありますので、その際にはクマ除け鈴や、クマ撃退スプレーなどのご用意も。

 

※備考4

車での移動の場合には、神橋の公式サイトに、近隣も含めた駐車場案内がありますので、ご確認ください。ご都合のいい駐車場に停めて、あとは徒歩で回るのがベストかと思われます。滝尾神社方面では、北野神社の前と、滝尾高徳水神社前に、駐車できるスペースがあります。


以上、日光の二社一寺と世界遺産巡りについて、まとめさせて頂きました。

どこも本当に素晴らしい場所ばかりで、見どころも満載です。日光旅行を計画されている皆様には、ぜひとも東照宮だけではなく、周辺の社寺も含めた世界遺産巡りを、強くお勧めしたいです。