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本多八幡神社(国分寺市)の御朱印と見どころ

本多八幡神社の紹介

国分寺市にある本多八幡神社の参拝レポートです。

読み方は「ほんだはちまんじんじゃ」です。正式名称は八幡神社のみになります。江戸時代にこの辺りの新田開発が行われ、京都の石清水八幡宮を勧請し、鎮守として創建された神社です。神輿や力石が市の重要有形民俗文化財に指定されています。国分寺駅の北に鎮座しています。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

国分寺の「本多八幡神社」へ

嫁と二人、久しぶりの都内の神社巡りに出掛けました。夫婦ともども花粉症真っ盛りの3月上旬です。

神社巡りといいましても、この日は二社のみ。

国分寺にある本町南町八幡神社と、本多八幡神社です。

以前は都内でも一日十社とか普通に回っていたのですが、気付けば最近、一日で回る数というのを意図的に少なく抑えている気がします。歩き回る体力が落ちているわけではないのですが、たぶん回った後に記事を大量に書かなくてはいけなくなるので、そういった部分で守りに入ってしまっているのではないかと。

こうやって人は年齢とともに、守りに入っていくのかもしれません。

お酒を呑みに行っても、ついつい翌日のこととか考えてしまうようになりましたし。何かをやる前に、やった後のことを考えてしまうんですよね。それを考えるたびに、若さを失っていく気がしてきました。

すみません、突然何の話をしているのかわからない書き出しになってしまいました…。

とはいえ、遠方に旅行も兼ねて神社巡りに出掛けたときは、やっぱり一日で十社とかは回ってるんですけどね。

まだまだ攻めの姿勢でいたいものです。

話を国分寺に戻します。

僕はまだ国分寺駅周辺の神社には一度も足を運んだことがありませんでしたので、そういった理由もあり、このたびは国分寺を選びました。

駅に降り立ち、まずは本町南町八幡神社へ。

西武線の線路沿いを北に歩いて5分ほどで到着し、参拝させて頂きました。

久しぶりの神社参拝だったのですが、やっぱり神社っていいものだな~と、改めて感じることができる、そんな時間が過ごせました。

続いて、こちらの記事で紹介する本多八幡神社へ。

本町南町八幡神社からは、西武線の線路沿いを北上し、二つ目の踏切を右折です。

10分ほどだったかと。

左手に木々の茂る一角が見え、そちらが本多八幡神社でした。

到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、誉田別尊(ほむたわけのみこと)です。 品陀和気命などとも表記される第15代応神天皇の別称で、八幡神とも同一です。

創建は江戸時代中期の享保19年です。享保9年に当地である本田新田が開発され、同19年に祥応寺の和尚と里山の16名が、京都の男山八幡宮(現在の石清水八幡宮)を勧請し、鎮守として創建したのが始まりです。祥応寺の除地に鎮座されました。

また、元文元年に国分寺村の八幡神社を勧請し、創建されたともいわれています。

現在も祥応寺(祥應寺)とは隣接して鎮座しています。

社殿は昭和50年に再建されたコンクリート造りです。

神輿や力石が、市の重要有形民俗文化財に指定されています。

 

境内案内

こちらが本多八幡神社の入口です。境内には木々が聳えています。

 

右には大きな木。夫婦木と書かれた二本の木ですが、何の木でしょうか。

 

夫婦木を見上げます。でかいです。

 

一礼して石鳥居をくぐり、境内へ。落葉樹の景色が美しい。

 

右に力石です。恐竜の卵みたいに見えちゃいました。

本多八幡神社の力石

 

参道の左右には狛犬さん。こちらが左の狛犬さん。

本多八幡神社の狛犬

 

こちらが右の狛犬さん。

 

参道を進みます。

 

右に手水舎。

 

左に神輿庫です。中には市の有形民俗文化財に指定されているお神輿が納められています。

 

境内の木々は、どれも背が高い。

 

拝殿へと進みます。社殿は赤と白を基調とした建物です。

 

右には社務所と神楽殿。

 

社殿は赤が鮮やかで美しい。

 

参拝させて頂きます。

 

拝殿を振り返るとこんな景色です。開けてます。そして女の子が一人、僕たちの後ろでお参りしてました。

 

こちらは社殿を左斜め前から。

 

社殿の左には小さな祠。稲荷神社です。

 

稲荷神社の左手には石碑です。脇には変わった形の石塔っぽいものも。これは初めて見ました。

 

境内の左手奥にも木が何本も。ちょっとした公園にもなっています。

 

少し奥へ進むと本殿も見えます。

 

社殿の後方も広々としています。

 

後ろからぐるっと回って、こちらは社殿の右、三峯神社です。

 

三峯神社から見る後方の木々も素敵です。

 

こちらは社殿を右斜め前から。

 

社務所に、御朱印は隣接している祥應寺のカフェにて頂けるとのご案内がありました。行ってみます。

 

社務所の先、右が祥應寺で、境内からそのまま行くことができます。

 

桜も咲いていて、綺麗な境内です。

 

こちらが祥應寺の本堂。参拝させて頂きます。

祥應寺

 

本堂に向かって左に、喫茶去KAIPAN。こちらで御朱印を頂き、再び本多八幡神社に戻り、境内を後にしました。

 

参拝を終えて

この日、二社目に訪れた本多八幡神社。

一社目の本町南町八幡神社も、境内がとても開けていて広々とした神社でしたが、同じくこちらも開けていまして、空が広い神社でした。

境内にはたくさんの木々が聳えているのですが、そのほとんどが落葉樹でして、3月のこの時期は緑のない状態です。木々の緑と神社ってよく合うのですが、緑のない木々というのも、これまた独特の美しさがあるものですね。

しかもどの木もかなり立派で背が高い。

そこに赤と白の綺麗な社殿がありますので、なんだか神秘的な景色になってます。

そんな中に佇んでいますと、現実世界からは隔離された場所にいるような、そんな感覚にもなってきます。

参拝中はほぼ僕と嫁しかおりませんでしたので、その独特の空気感を独占させて頂きました。

途中、ママチャリに子供を乗せたお母さんが境内の入口に停まりまして、他のママチャリの方とお話を始め、その間に小さな女の子が一人で境内にちょこちょこと歩いてきました。で、気が付くと僕たちが参拝していた際には、後ろで同じように手を合わせていました。可愛らしかったです。

境内の奥は公園のようにもなっていたので、時間帯によっては子供がたくさん遊んでいたのかもしれません。

公園から社殿の奥も、立派な木々が聳えていました。

やっぱり何かと木の印象は強く残った神社かもしれません。入口にあった夫婦木も立派でしたし。

社殿に向かって左手、石碑の脇にはキノコっぽい形の石塔がありまして、初めて見る形のものでした。どのようなものなのかはわからずでしたけれど。

御朱印がお隣の祥應寺境内にあるカフェで頂けるとのことでしたので、祥應寺にもお邪魔したのですが、そちらの境内もまた綺麗でした。桜の咲くお庭も素敵でしたし、池には金色の鯉もいました。

カフェは「喫茶去KAIPAN」という少々変わった名前のお店でしたが、中に入るとパスタやカレーなど、美味しそうなメニューも。

空腹でしたので一瞬誘惑に負けそうになりましたが、この日は嫁の誕生祝いでディナーの予約をしていたので、我慢。御朱印のみ頂きました。

参拝の際には、ぜひお隣の祥應寺と喫茶去KAIPANにも立ち寄ってみてください。

本多八幡神社、参拝できてよかったです。

この日は二社のみの神社巡りでしたが、どちらもいい神社に足を運ぶことができました。

この後僕たちは、吉祥寺で買い物をし、その後三鷹まで戻り、予約していたディナーへ。

いい休日が過ごせました。

また花粉が少し落ち着きましたら、都内の神社巡りに出掛けようと思います。

 

御朱印

こちらが本多八幡神社の御朱印です。

本多八幡神社の御朱印

 

御朱印の受付時間

御朱印は、隣接する祥應寺の境内にあるカフェ「喫茶去KAIPAN」で書き置きのものを頂くことができます。平日は9時から15時まで土日祝日は7時から15時までで、定休日は祝日を除く月曜と火曜です。祥應寺の公式サイト内に喫茶去KAIPANのご案内が出ていますので、事前にご確認ください、

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都東京都国分寺市本多4-3-3です。

本多八幡神社の公式サイトはありません。

 

電車

JR/西武「国分寺駅」から徒歩12~15分。

JRの北口を出て、駅を背にして直進(北へ)。連雀通り沿いです。

 

駐車場

参拝者用の駐車場はありません。近くにコインパーキングがいくつかあります。お隣の祥應寺には駐車場がありますので、祥應寺にも参拝される方は駐車可能です。

 

周辺のパワースポット

 

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