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箱根の神社巡り。三社参りと御朱印のご案内。



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箱根三社とは?

箱根といえば、温泉地としても有名な観光地で、古くから東海道の要衝の一つであり、宿場町として栄えてきた歴史もあります。

そんな箱根を訪れた際には、ぜひとも足を運んでおきたい神社が三社あります。

  • 箱根神社
  • 箱根元宮
  • 九頭龍神社

上記の三つです。この三社を「箱根三社」と称したりもします。

箱根神社と九頭龍神社は、どちらも芦ノ湖畔に、箱根元宮は駒ケ岳の山頂に鎮座しています。

まずは三社の紹介を以下にざっくりと。

箱根神社

起源は紀元前まで遡るといわれ、箱根の山岳信仰と深く結びついている神社です。奈良時代の初期に建立された里宮が、現在の箱根神社です。参道の杉の大木、芦ノ湖中に建つ平和の鳥居、九頭龍神社の新宮など見どころも多く、箱根の大きな観光名所の一つです。

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箱根神社の詳細は、こちらの記事で紹介しています。

 

箱根元宮

箱根神社の奥宮で、古来より箱根の山岳信仰にとって重要な神社です。信仰の最高峰である神山(神が降臨する所)を遥拝できる駒ケ岳山頂に、神仙宮として開かれたのが始まりです。昭和39年に、西武グループの創業者である堤康次郎氏の寄進により、再建されています。

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箱根元宮の詳細は、こちらの記事で紹介しています。

 

九頭龍神社

芦ノ湖畔の九頭龍の森の中に鎮座する神社です。箱根神社と同時期の創建で、人々に悪さをしていた、一つの尾に九つの頭を持つ毒龍を万巻上人が退治し説き伏せ、芦ノ湖の守り神としてお祀りした神社です。縁結びのパワースポットとしても知られています。

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九頭龍神社の詳細は、こちらの記事で紹介しています。

 

まずは元箱根エリアへ

箱根というのは、箱根湯本、強羅、仙石原などいくつかのエリアに分けられるほど広いのですが、箱根三社はいずれも芦ノ湖の近く、「元箱根・箱根町」のエリアにありますので、一日で回ることが可能です。

下の案内図ですと、6番のエリアですね。

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(画像引用元:https://www.hakonenavi.jp/

車で向かう場合は、エリア内に駐車場もいくつかありますし、直接向かえばいいだけです。

しかし電車で箱根を訪れた場合には、まず箱根湯本から元箱根まで移動しないといけません。

一番簡単なアクセス手段はバスです。所要時間は30分ほど。

箱根登山バスと伊豆箱根バスの2種類のバスが走っています。

箱根登山バスは日中でしたら1時間に4本ほど、伊豆箱根バスは1時間に2本ほど。料金は片道1000円くらいで、Suika、PASMO、ICOCAなども利用できます。箱根登山バスは箱根フリーパスも使えます。

詳しい時刻表や路線図は、箱根登山バスはこちら、伊豆箱根バスはこちらでご覧頂けます。

箱根登山バスなら、H【元箱根港・箱根町港行き(宮ノ下駅・小涌園・芦ノ湯経由)】、K【上畑宿・元箱根港行き(旧街道、甘酒茶屋経由)】、R【元箱根港・箱根町港行き(箱根新道経由)】と3パターンのルートがありますが、最も本数が多いのはHのルートです。

伊豆箱根バスは、「元箱根経由」と書かれたものになります。

バスで問題なく行けるかと思うのですが、なかなかにカーブが激しい道を通りますので、車酔いが心配な方は、酔い止めを飲まれて行った方がいいかもしれません。

また、酔い対策で少しでもバスでの移動を短くするため、箱根登山鉄道にて湯本から「小涌園」まで行き、そこから箱根登山バス(Hの元箱根港・箱根町港行き)を使うという技もあります。

ちなみに僕の嫁さんも車酔いがひどい方なので、上記のルートを使ったことがあります。酔いの心配がだいぶ軽減されるかと。

それでも厳しい方は、登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継ぎ、桃源台から元箱根にバスで向かうという手段もあります。ものすごく遠回りではありますけれど。

 

箱根三社巡りの順番は?

元箱根エリアに到着したら、三社巡りのスタートです。

三社の位置関係は、地図で見ますとこんな感じです。

これだけ見ますと、エリアも同じなので回りやすいのでは?と思われがちではりますが、これが意外と大変なんです。

なぜなら、九頭龍神社は車やバスで近くまで行くことができませんし、箱根元宮はロープウェイで駒ヶ岳の山頂まで上らなけらればならないからです。

また、箱根は小田急と西武の「箱根山戦争」という、交通網の仁義なき戦いが繰り広げられた地でもあり、そういった理由からも少々ややこしかったりするんです。

しかしちゃんと交通手段を把握さえしておけば、全く問題ありません。

三社を回る順番に、特に決まりはありませんし、回りやすいルートでOKです。

その日の宿泊場所や滞在日程にもよるかとは思いますが、一番無難なルートとしては、以下になります。

箱根神社

箱根元宮

九頭龍神社

特に電車とバスで元箱根に到着するというアクセス手段の場合には、そこから一番近いのが箱根神社、次に近いのが箱根元宮ですので、上記の順番が近い順になります。

各神社を時間をかけて散策するのであれば、二日間あった方が確実ではありますが、ある程度早足で回るのなら、一日(日帰り)で三社巡ることも十分に可能です。

では、次項よりそれぞれのアクセス方法を解説して行きます。

 

元箱根から箱根神社へ

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元箱根から箱根神社は徒歩10分ほどです。

箱根登山バスなら、元箱根港の一つ手前「箱根神社入口」下車、伊豆箱根バスなら「元箱根」下車です。

一の鳥居が「元箱根港」バス停の近くにありますので、一の鳥居からくぐりたい方は、登山バスなら終点の「元箱根港」まで行っちゃってください。

赤い大きな鳥居のある神社通りを、芦ノ湖を左手に見つつ真っすぐですので、迷うことなく辿り着けるはずです。

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芦ノ湖沿いの遊歩道からも、三の鳥居の手前まで行けますので、どちらでもお好きなルートを。

車の場合は、もっと神社の近くに駐車場がありますので、歩く距離も短くなります。

 

箱根神社から箱根元宮へ

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続いては箱根元宮です。

箱根元宮は、駒ヶ岳という山の頂上にあり、駒ヶ岳ロープウェイにて行くことができます。もちろん歩いても行けるとは思いますが、登山になるので大変かとは思います。ロープウェイですと7分で到着です。

で、そのロープウェイがあるのが「箱根園」というところでして、箱根神社のある「元箱根」から「箱根園」に移動しないといけません。

名前が似てるのでややこしいですけど。

そしてこの元箱根から箱根園というのが、移動手段がじゃっかんややこしいんです。

車での方は何の不便もございません。10分かからずに到着しますし、箱根園には駐車場もありますので。ややこしいのは、車じゃない場合です。

そんな箱根園へのアクセス方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

上記の記事内容を抜粋しますと、元箱根から箱根園へは、タクシーor船が一番わかりやすいです。

時短を取るならタクシー、景色を取るなら船です。

船ですと湖上に建つ箱根神社の平和鳥居を、湖側から見ることができます。

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船の場合も、西武グループの「箱根 芦ノ湖遊覧船」と小田急グループの「箱根海賊船」の2種類ありまして、箱根園には西武の「箱根 芦ノ湖遊覧船」でしか行けません。

その辺りの乗り場案内なども、上記の記事内で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

箱根元宮から九頭龍神社へ

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続いては、九頭龍神社です。

箱根神社の境内には九頭龍神社の新宮が祀られていますが、本宮はまた別の場所にあります。

そして本宮へは、車でアクセスすることができません。

つまり、徒歩or自転車or船じゃないと行けないってことです。車でお越しの方も、箱根園の駐車場などに停めて、別の方法で行かねばいかんのです。

そんな九頭龍神社へのアクセス方法を、こちらの記事で詳しく解説しています。

上記の記事内容を抜粋しますと、箱根園からは徒歩かレンタサイクルが一番手っ取り早いです。

徒歩ですと九頭龍神社の入口まで20分前後ですので、自転車ですとさらに早くなります。九頭龍神社の社殿へは、その入口からさらに徒歩7~8分です。

その辺りの案内なども、上記の記事内で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

おすすめルート

一日で三社を回るのでしたら、九頭龍神社に参拝後には、帰路に就くなり宿に向かうなり、それぞれかと思います。

箱根湯本まで戻るのなら、元来たルートを逆に帰るのが一番早いです。

と言いつつですが…僕はこれまで箱根三社には何度か参拝しているものの、一日で三社を回ったことは一度もありません。

神社好き故に、それぞれの神社にて、ついつい時間をかけてゆっくり散策してしまうのです。

僕と同じようにそういう神社巡りをされている方には、ぜひ二日かけての三社参りをお勧めしたい。

途中、昼食なども挟むでしょうし、その方が余裕を持って参拝できます。また、次々項にて紹介している、三社以外の神社に足を運ぶこともできますので。

そしてそんな余裕のある参拝ができるのだとしたら、僕が一番お勧めしたいのは、「湖尻側からの九頭龍神社参拝」です。

箱根園とは反対側から九頭龍神社に向かうルートです。

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湖尻からのルートの何かお勧めかと言いますと、その道中です。

人の気配のない、森の中を歩いて行くことになるのですが、その空気が清として張り詰めているんです。

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九頭龍神社へと続く、神聖な森の中を歩いている感じです。

大木が聳える箱根神社の参道や、天空にいるかのような元宮も、もちろんとっても素敵でお勧めなのですが、九頭龍神社へと続くその道が、僕は一番好きかもしれません。

湖尻から神社の入口まで、歩くと30分ほどは掛かるので、なかなか距離はありますけれど。

湖尻には元箱根や箱根園から船でも行けますし、ぐるっと大回りで箱根ロープウェイで行くことも可能ですので、ぜひ一度歩いてみてはいかがでしょうか。

さらに湖尻や桃源台は、姥子温泉のエリアになりますので、その辺りで宿泊するというのもありです。

僕は一度、姥子温泉の老舗旅館、芦ノ湖近くの山越旅館に宿泊し、翌朝徒歩で九頭龍神社に向かったことがあります。

宿も温泉もとっても良かったですし、九頭龍神社への朝の参拝も気持ちよく、贅沢な時間を過ごさせて頂きました。

のんびり巡る三社参りも、ぜひ検討してみてください。

 

御朱印一覧

箱根三社には、それぞれ御朱印があります。

箱根神社

こちらが箱根神社の御朱印です。

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頂ける場所は箱根神社の札所です。

この他、箱根七福神の恵比寿神の御朱印も頂くことができます。

 

箱根元宮

箱根元宮の御朱印は、僕は現時点で頂けておりませんので、頂いた方のTwitterより引用にて紹介させて頂きます。

頂ける場所は箱根元宮の授与所ですが、宮司さんがいらっしゃる【土日祝日】、もしくは【毎月1日、13日、15日、24日】のみになります。

そして僕は参拝後に知ったのですが、どうやら宮司さんが不在の日には、箱根神社の札所にて元宮に参拝した旨を申し出ると、そちらで御朱印を頂けるようです。(※参拝の証として、駒ヶ岳ロープウェイのチケット提示を求められる場合もあるようです。)

 

九頭龍神社

こちらが九頭龍神社の御朱印です。

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頂ける場所は箱根神社の札所です。九頭龍神社の本宮では頂くことができませんので、ご注意ください。

 

その他の神社

箱根には、当然ながら三社の他にもたくさんの神社があります。

そんな中で、僕が参拝した二か所を紹介させて頂きます。

玉簾神社

湯本の天成園というホテルの庭園内にある神社です。玉簾の滝、飛烟の滝という二つの滝の間に鎮座していて、水の守り神として信仰されている神社です。箱根神社と九頭龍神社の唯一の分宮(わけみや)で、縁結びのパワースポットとしても知られています。御朱印も天成園にて頂くことができます。

 

深沢銭洗弁財天

箱根湯本から箱根登山鉄道で一駅、塔ノ沢駅の上りホームに面している弁財天です。お祀りされている瀬織津姫之大神(せおりつひめのおおかみ)は、水神や祓神として信仰されています。境内の「弁天癒水」と呼ばれる水でお金を洗うと、それが何倍にも増えるといわれ、金運向上のご利益でも知られています。

 

二か所をご紹介させて頂きましたが、他にも箱根には、仙石原の公時神社や諏訪神社、箱根湯本の温泉の守護神といわれる白山神社、かつて駒形山大権現として崇められた駒形神社など、パワースポットといれてる神社があります。

僕も参拝が叶いましたら、改めてこちらの記事内に追記で掲載させて頂きます。


以上、箱根三社参りについてまとめさせて頂きました。

この記事が、箱根を訪れた際の、神社巡りのご参考になりましたら幸いです。