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本町南町八幡神社(国分寺市)の御朱印と見どころ

本町南町八幡神社の紹介

国分寺市にある本町南町八幡神社の参拝レポートです。

読み方は「ほんちょうみなみちょうはちまんじんじゃ」です。正式名称は八幡神社のみになります。昭和に西元町にある八幡神社より分祀した神社です。境内には大きなスダジイの木が聳えています。国分寺駅から北に徒歩5分ほど、西武多摩湖線沿いに鎮座しています。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

国分寺の「本町南町八幡神社」へ

3月の上旬、嫁と二人、久しぶりに都内の神社巡りに出掛けました。

僕たち夫婦は二人とも花粉症でして、毎年2月の終わり辺りからけっこう辛い感じになってくるので、この時期はできるだけ外出を控えております。

しかしながら3月は嫁の誕生日という、夫婦にとってちょっとしたイベントの月でもあります。中年ですので、もう誕生日はイベントというほどのものではないですけれど。それでも毎年、ささやかな外食をしております。「ちょっといいもの」でのディナーが恒例に。

ゆえに、花粉症を押して、毎年出掛けています。

そしてこの数年はそんなディナーの前に、ちょこっと神社巡りをするのもまた恒例になっていて、なんだかしないと気が済まない感じにもなってます。

最近はなかなか神社巡りにも出掛けられていませんでしたし、この機会に少しでも新しい神社に行ってみようかと。

この日の夕食は三鷹で予約していましたので、あまり遠くならない範囲で、まだ未参拝の神社をピックアップしてみます。

そして選んだのが国分寺。

以前、西国分寺駅周辺の神社巡りは一度したことがあったのですが、国分寺の方はまだ足を運んだことがなかったんですよね。何度か駅に降り立ったことはあるものの、そこまで馴染みもない場所ですので、開拓してみようかと。

で、駅から近い神社を二社だけピックアップしました。

その一社が、こちらの記事で紹介する本町南町八幡神社です。

もう一社はさらに北にある本多八幡神社を選びました。二社とも八幡神社ですね。

やや雲は出ているものの、天気も晴れでしたので、お昼過ぎに自宅を出発し、中央線で国分寺へと向かいます。マスク装着と薬の服用で花粉症対策を万全にして。

国分寺駅に降り立ち、地図を確認しつつ西武線の線路沿いを歩くこと5分ほど。

左手に玉垣と、開けた境内が現れました。

本町南町八幡神社に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、第15代天皇の応神天皇(おうじんてんのう)です。誉田別命とも称され、武神である八幡神と同一とされています。

創建は昭和8年です。西元町の八幡神社(本村八幡神社・元町八幡神社)より分祀した神社になります。西元町は現在の中央線より南側です。

昭和26年に、現在の地に遷座されています。

境内には、スダジイをはじめとした立派な木々が聳え、稲荷神社と子育辨財天も祀られています。

 

境内案内

こちらが本町南町八幡神社の入口です。社号碑には「八幡神社」。

 

鳥居の正面に立ちます。大きなスダジイの木が目を惹きます。

 

右には桜と銀杏、こちらもまた立派な木々が連なっています。奥には境内社も。

 

鳥居の前には特徴的な容姿の狛犬さん。こちらが左の狛犬さんです。

 

こちらが右の狛犬さん。どちらも怪獣っぽいですね。

 

一礼して鳥居をくぐり境内へ。

 

左手のスダジイ、でかいです。幹は害虫防除作業中で保護されてました。

 

しばしスダジイを見上げます。

 

スダジイの脇には、石碑が二つ。

 

参道を進みます。左右には彫刻の施された石灯籠。境内には色んな種類の木々。

 

右には神輿庫です。

 

社殿へと進みます。

 

右に手水舎です。水がありませんでしたので、手をはたいてお清め。

 

社殿は赤と白を基調とした建物です。

 

右には境内社の稲荷神社。こちらには後ほど。

 

拝殿へと進み、参拝させて頂きます。

 

拝殿を振り返りますと、こんな景色です。境内は広々としています。

 

右手の稲荷神社へ。後ろのイチョウも、枝の感じが凄いです。

 

稲荷神社の鳥居をくぐり進んでいますと、左右には二対の神狐さん。社殿はだいぶ古い建物に見えます。扁額には「穀豊稲荷社」とありました。

 

早咲きの桜も咲いています。

 

社殿の左手が社務所です。閉まってます。

 

こちらは社殿を左斜め前から。

 

稲荷神社のお隣にも建物がありましたので、行ってみたところ、中には旧狛犬が納められていました。かつては肥後細川藩邸にあったものと伝わっているそうです。

 

スダジイを別のアングルで。素晴らしいです。

 

入口右手の境内社、子育弁才天へ。

 

子育辨財天の社殿には、太陽と月が描かれていました。脇には池も。

 

最後にもう一度境内の景色を眺め、本町南町八幡神社を後にしました。

 

参拝を終えて

本町南町八幡神社は、境内がとっても開けていて、開放感のある神社でした。空が広かったです。

そんな中、まず目に飛び込んでくるのは大きなスダジイの木。スダジイってどれも大きいのが普通なのかもしれませんが、やっぱりその存在感には目を奪われずにはいられません。

スダジイだけではなく、立派な木々があちこちに聳えていました。桜の木もありましたので、あと一か月もすれば、また違った美しい景色になるんだろうな~と。

既に早咲きの桜(すみません、何桜かわからずで…)が何本か咲いていまして、一足早いお花見もさせて頂きました。

稲荷神社の脇のイチョウの木も、枝の感じが凄くて、なんともいえない造形美になってました。

これだけ色んな木がありますと、季節によって違う景色が楽しめますね。

なんだか木の話ばかりしていますが、鳥居前の狛犬さんもけっこうインパクトがありました。左右どちらも怪獣っぽさのある可愛らしい狛犬さんで、そのお顔も容姿も個性的です。右の狛犬さんなんて、じゃっかん芸人のオカリナさんに似てるような気もしましたし。

木々と同じくらい、狛犬さんにも見入ってしまいました。

境内社の穀豊稲荷社の二対の神狐さんは、一対が少し怖いお顔で、もう一対は犬っぽかったです。

赤と白の社殿も、シンプルではあるのですが、美しかったです。

子育辨財天は、社殿も小さなものではありましたが、太陽と月が描かれていたり、脇には池があったりと、こちらもまた赴きがありました。

そして帰り際に改めて境内を眺めて思ったのは、やはりその「広々」感ですね。

おもいっきり開けてる感じがして、空も広いので、気持ちいいんですよね。

久々の神社巡りで、いい神社に参拝ができました。

やっぱり神社っていいもんですね。なんだか水野晴郎みたいですけど。

しばらく時間が空いてからの神社巡りですと、余計にそう感じでしまいます。

本町南町八幡神社、参拝できてよかったです。

続いては、さらに北に鎮座する、本多八幡神社へと向かいます。

 

御朱印

本町南町八幡神社の御朱印はありません。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都国分寺市本町4-22-15です。

本町南町八幡神社の公式サイトはこちらです。
https://honchobayashi.wixsite.com/-site/blank-8

公式Facebookはこちら。
https://www.facebook.com/HonchoMinamichoHachimanJinjya/

公式インスタグラムはこちらです。
https://www.instagram.com/honcho.minamicho.jinjya/

 

電車

JR/西武「国分寺駅」から徒歩5分。

JRの北口を出て、西武線の線路沿いに北に進んで左手です。

 

駐車場

参拝者用の駐車場はありません。近くにコインパーキングがいくつかあります。

 

周辺のパワースポット

 

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