神社と御朱印、ときどき寺院

美しき日本の神社をご案内。

磐裂神社(日光市)の御朱印と見どころ



磐裂神社

磐裂神社の紹介

日光西町五社の一つ「磐裂神社」へ

日光のパワースポット、磐裂神社に行って参りました。読み方は「いわさくじんじゃ」です。日光西町五社と称される神社の一つで、社殿が大谷石の石蔵で造られている、大変珍しい神社です。日光には同名の神社がいくつかありますが、二社一寺へと続く西参道の近く、匠町にある磐裂神社になります。

この日は嫁と二人でやって来た、秋の日光旅行の二日目。

二社一寺を中心に世界遺産をじっくり歩き回り、少々時間が余りましたので、「日光西町五社」と称されている神社をいくつか回ってみようと。

この日も日光に宿泊予定でしたので、チェックインまでの時間を、神社巡りに費やす形です。

で、地図を確認しつつ、まずは五社の一つ、青龍神社に参拝。

しかしです。

なんと青龍神社の境内にて、クマを目撃してしまうという、予想外の事態が発生。

参拝のため石段を上ろうとしたところ、社殿の脇にクマが歩いているのを見つけてしまい、焦りました。幸いにも距離がありましたので、静かにその場を後にして、事なきを得ました。

一歩間違えていれば危険な目に遭っていたかもしれない事態に、多少おかしなテンションになります。

クマが近づいてこないかと、警戒心もマックスですし。

そして、おかしなテンションのまま、とりあえず次に向かう予定だった磐裂神社へと、地図を見ながら歩き出すことに。青龍神社と磐裂神社はけっこう近くなんです。

で、クマを目撃してしまった場合、警察に通報した方がいいのか、一体どうしたらいいのかと、嫁と話しながら歩いていましたところ、絶妙のタイミングでパトカーの姿を発見しましたので、呼び止めて報告します。

お巡りさんには、クマの様子(こっちに向かってきたのか、とか)など聞かれましたが、特に無線で連絡するとかは無く。もしかしたら、その程度の目撃というのは、珍しくないのかもしれません。

そんなこんなで、頭の中はもうクマのことだらけではありましたが、気が付けば目的の磐裂神社に、いつの間にか到着していました。

おそらく青龍神社からは、普通に歩けば5分くらいではないかと思います。

国道120号から入った住宅街の路地の先、大谷川の手前です。

 

ご由緒

ご祭神は、日本神話の神様である磐裂神(いわさくのかみ)根裂神(ねさくのかみ)です。

どちらも伊邪那岐命が、火の神である火之迦具土神の首を切り落とした際に産まれた神様で、刀剣を神格化した神様です。雷神であるという説もあります。

創建の年代は不明です。

かつては、「広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩」を表す、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)が祀られていて、「星の宮」と称されていたそうです。

明治の神仏分離令にて、現在の磐裂神社へと改称されました。

本殿である鞘堂は、栃木で採掘される大谷石(おおやいし)の石蔵で、大変珍しい社殿です。

二荒山神社が兼務している、西町五社と称される五つの神社のうちの一社になります。

 

境内案内

国道から歩いて行きますと、左手に磐裂神社が姿を現します。境内へと石橋が架かっていましたが、鳥居が見えませんでしたので、ぐるっと回ってみることに。

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坂を下り回り込みますと、正面の入口がありました。社号碑と石段の先に鳥居も見えます。

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石段を上がり、石鳥居の前へ。ここでようやく境内の全貌がわかります。

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左手、先ほど歩いてきた側には、木々の間に石碑が並んでいます。

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一礼して石鳥居をくぐります。参道の先に石蔵の社殿、その左には小さな境内社の姿も。境内が全体的に苔に覆われていて、素敵です。

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左手に手水舎です。水がありませんでしたので、手をはたいてお清めをします。

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手水舎の後ろにも、大小の石碑。その先には石灯籠です。

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反対側、右手はこんな感じです。

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参道を進みます。社殿に近づきますと、その造りが石蔵であるのが、よりはっきりとわかります。

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社殿の右手前にご由緒書き。目を通します。

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社殿の前へと進み、参拝させて頂きます。

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境内を散策してみます。こちらは社殿を右斜め前から。こうして見ますと、蔵ですね。

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社殿の後方に石仏と石祠が見えましたので、行ってみます。

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後ろには何体もの石仏と庚申塔です。

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石蔵の社殿を間近に眺めつつ、石仏に手を合わせつつ、ぐるっと一周回ってみます。

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社殿の左奥にも、石祠や石碑がありました。

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こちらが社殿の左手にあった、境内社のお稲荷さんです。参拝させて頂きます。

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ぐるっと回って再び社殿の前へ。こちらは社殿を振り返った景色です。

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参拝を終え、磐裂神社を後にします。鳥居を出た石段の先、この向こうには大谷川が流れています。

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参拝を終えて

磐裂神社は、石蔵の社殿、左右の背の高い木々、石碑や石仏など、とっても素敵な境内の神社でした。

しかしながらやはり、青龍神社でのクマとの遭遇に引っ張られておりまして、社殿の裏からクマが出てくるのではないかとか、必要以上にビビってしまっていたようで、じゃっかん落ち着かない参拝になってしまった気はします。

できれば頭の中にクマのイメージがない状態で、参拝したかったです。

とはいえ、それなりにゆっくりと境内にて過ごさせて頂きました。

やっぱり石蔵の社殿というのがとっても珍しいので、それが一番印象に残っています。大谷石という、栃木で採掘される石材で造られた石蔵とのことです。石蔵の社殿というのは、僕はこちらで初めて見ました。

元々は神仏習合の神社だったとのことで、その名残からなのか、境内には石仏も多かったです。庚申塔と思われるものも多かったですし、境内の左手には大小の石碑も並んでいました。

そして、境内全体がうっすらとコケに覆われていて、その景色がまた素敵でした。

社殿を振り返りますと、鳥居の向こうには紅葉で色づいた山も見えます。目視はできませんでしたが、下には大谷川が流れています。

静かな境内にて、いい参拝をさせて頂きました。

当初はこの後、同じく西町五社の一社である八幡神社にも足を延ばしてみる予定でした。しかしながら、八幡神社はクマがいた青龍神社の側(国道の北側)なんです。ですので、即決で諦めることに。笑

クマさえ目撃していなければ、間違いなく向かったんですけどね。

身の安全を第一に考え、西町五社巡りは、結局二か所で終わりにすることに。また次に日光旅行に訪れた際に、全て回ってみようと思います。

参拝できた二社(青龍神社と磐裂神社)の御朱印は、二荒山神社の授与所にて頂けますので、そちらに向かった後、神社巡りは一区切りにして、この日の宿に向かうことにしました。

授与所ではクマの件もご報告させて頂きまして、対応してくださった巫女さんも驚いていました。ご無事でよかったです、と。ほんと無事でよかった。

この日は朝から二荒山神社、日光東照宮と回らせて頂き、昼食の後に訪れた青龍神社でクマに遭遇。もうなんだか盛りだくさんの一日でした。

楽しかったですけどね。

二荒山神社を後にした僕たちは、東部日光駅までバスで戻り、そこからこの日の宿へ。

ちょいと贅沢をさせて頂き、露天風呂付きのお部屋でのんびり疲れを取りました。美味しい食事と美味しいお酒も頂きました。

丸二日掛けて日光の社寺を回りましたが、とってもいい二日間を過ごせたのではないかと。

世界遺産を大満喫できました。

翌日は、鬼怒川方面へと足を延ばしてみる予定です。

 

御朱印

こちらが磐裂神社の御朱印です。

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御朱印の受付時間

磐裂神社の御朱印は、二荒山神社の授与所にて頂くことができます。書置きのみのご対応となります。

御朱印と御守りを頂ける時間は、季節によって異なりますが、9時から16時まででしたら、どの季節でも頂けるかと思います。詳しいお時間は、二荒山神社の公式サイトにてご確認ください。

(※神社のご都合によりお時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は栃木県日光市匠町1358です。

電車&バス

西参道」バス停より徒歩7~8分。

バス停の前の通り(国道120号線)を、東照宮や二荒山神社とは反対の、西方向に進みます。少し歩くと右手に「日光カステラ」、左手に郵便局とローソンの入る建物がありますので、その手前を左折します。そのまま直進し、坂を下った先の左手です。

バスは東武日光駅の「世界遺産めぐり(2B)」、「湯本温泉行き(2A)」、「中禅寺温泉・奥細尾行き(2C)」のどれに乗っても、「西参道」には止まります。日中でしたら本数も出ていますし、PASMOなど利用できます。

JR「日光駅」からも東照宮までバスで行くことが可能ですが、そちらは本数が少ないので、すぐ近くの東武日光駅まで歩いて移動し、そこからバスの方が確実です。

駅から徒歩でも行けない距離ではありませんが、神橋まで35~40分ほど掛かるかと思われますので、青龍神社までは50分~1時間ほど掛かるかと思われます。

駐車場

参拝者用の駐車場はありませんが、神社脇の道路に、通行の妨げにならぬよう、路駐が可能かと思われます。また、神橋の公式サイトに、近隣も含めた駐車場案内がありますので、参考にしてみてください。

磐裂神社の公式HPはありません。

 

周辺のパワースポット

 

日光世界遺産巡り

日光の二社一寺を中心とした、世界遺産の全ての社寺については、こちらの記事でまとめてあります。

 

日光市の神社一覧

僕が参拝した日光市の神社一覧です。