立川諏訪神社
立川のパワースポット「諏訪神社」
立川市の柴崎町にあるパワースポット、諏訪神社に行って参りました。読み方は「すわじんじゃ」です。立川諏訪神社とも呼ばれている神社です。
つい先日、僕は嫁と二人で立川の神社巡りをしたのですが、そのわずか三日後に再び立川に用事があって訪れることに。
前回の神社巡りでは、立川駅周辺にある「阿豆佐味天神社」「熊野神社」そしてこの「立川諏訪神社」の三ヶ所を巡る予定だったんです。まず阿豆佐味天神社に参拝し、次に熊野神社へ。
その流れで最後の諏訪神社まで行く予定だったのですが…
立川にはIKEAがあります。あの大きな家具屋さんのIKEAです。それが二ヶ所目に参拝した熊野神社の近くにあるんですよ。
僕も嫁もIKEAに一度も入ったことがなかったので、IKEAに興味津々です。結局IKEAの誘惑に負け、入ってしまったら…中はめちゃめちゃ広いですし、家具を見るのも楽しいですし、さらにはカフェなんかもあって、結局2時間ほど遊んでしまいました。
そんなことをしていましたので、すっかり外が暗くなってしまい、行く予定だった諏訪神社は諦めることに。
諏訪神社は、次回立川に来ることがあったら、その時に!と心に決めたわけです。
そして三日後。
日野税務署に行かねばいかん用事ができまして、日野税務署の場所を調べましたところ、どうやら多摩モノレール沿いの「万願寺駅」が最寄駅のようです。多摩モノレールと言えば、立川を通りますし、僕は三鷹に住んでおりますので、行くとしたら立川経由になります。
これはもう、立川諏訪神社に行きなさい、と言うことだろうな~と。笑
と言うわけで、日野税務署に行く前に、立川諏訪神社に立ち寄ることにします。
僕は出身が長野県の茅野市と言うところでして、これから向かう諏訪神社の総本社、諏訪大社のお膝元なんです。子供の頃から初詣はいつも諏訪大社でしたし、御柱祭にも参加してました。ですので、その分社である諏訪神社には、なんとなく親近感を持ってしまうんですよね。
僕がこれまで東京で諏訪神社に参拝したのは、高田馬場にある新宿諏訪神社と、浅草にある諏訪神社の二ヶ所です。ですので立川が三ヶ所目の諏訪神社と言うことになります。
嫁を伴い、三日前に訪れたばかりの立川駅に降り立ち、地図を頼りにてくてくと徒歩で向かいます。
おそらく諏訪神社に因んだ「諏訪通り」を真っ直ぐ歩き、立川駅からは10分ほどでしょうか。
諏訪神社に無事到着しました。
ご由緒
ご祭神は、健御名方神(たけみなかたのかみ)です。健御名方神は武神で、大国主神の第二の息子です。
総本社は長野県の諏訪湖近くにある諏訪大社です。
また、相殿には誉田別神(ほんだわけのかみ)をご祭神とする八幡神社、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)をご祭神とする稲荷神社が祀られています。
創建は平安時代の初期です。立川柴崎村の鎮守として諏訪大社を勧請したのが始まりとされています。現在の諏訪の森公園がある場所に創建されました。
安土桃山時代に野火により社殿が焼失してしまい、再建されたのは江戸時代の前期です。
古くより「立川のお諏訪さま」として、多くの人々の信仰を集めました。
平成6年には不審火により社殿が焼失してしまいましたが、その後再建され、現在に至ります。
境内案内
立川駅から南に諏訪通りと言う通りを歩いて行きますと、10分ほどで諏訪神社に到着します。まず右手に東参道の鳥居が現れるのですが、そこを通り過ぎて表参道へ。正面から入りたいので…笑。こちらが表参道の入口です。
少し入った先に表参道の鳥居です。こちらが諏訪神社に正面から参拝する入口になります。
鳥居の手前に狛犬さんです。こちらは左の狛犬さん。
こちらは右の狛犬さん。どちらもけっこう大きな狛犬さんでした。
一礼して鳥居をくぐります。晴天に恵まれ、気持ち良い空です。
鳥居をくぐると、すぐ右手に大きな「殉国慰霊碑」。手を合わせます。
参道を進みます。先には門が見えますね。
左手には石碑が二つ。
参道の右手は広い駐車場になっています。
参道をさらに進みますと、門の先にようやく拝殿の姿が少し見えてきます。
左手に大きな建物があり、社務所と書かれていました。大きくて立派な社務所です。
その先、左手に手水舎です。こちらでお清めをします。
お清めをして門に向かいます。「神門」と呼ばれる門のようです。両脇には弓を持った神様がいらっしゃいました。
神門の左右にも参道が延びています。右手が東参道になっています。
せっかくなので東参道の方も少し歩いてみます。こちらは東参道の鳥居です。境外から撮りました。立川駅からでしたら、こちらの入口の方が近いです。
再び神門前に戻ります。左手にも参道が続き、その先には土俵が見えました。後ほど行ってみようと思います。
神門をくぐると、開けた空間が現れます。目の前には諏訪神社の拝殿です。
右手には神楽殿と境内社が見えます。
左手も広くなっています。拝殿前はかなり広々とした空間になっていますね。
拝殿に向かいます。大きくて風格のある拝殿です。
こちらは拝殿前、左の狛犬さんです。
こちらは右の狛犬さん。どちらも逞しい容姿の狛犬さんです。
狛犬さんの後ろには、かっこいい灯篭がありました。十二支の彫刻があり、その上には大きな獅子でしょうか。こちらは左手にあった灯篭です。
こちらが右にあった灯篭です。左の灯篭とは対象の位置に獅子がいます。僕はこのタイプの灯篭は初めて見ました。
参拝します。とても静かです。
諏訪神社のすぐ左に、相殿の八幡神社があります。こちらにも参拝。
同じく諏訪神社の右に稲荷神社がありますので、こちらにも参拝します。
拝殿を背にして神門の方を見ますと、こんな景色です。
同じく拝殿を背にして左手を見ますと、こんな感じです。先ほども見えた境内社がありますので、そちらに行ってみることにします。
境内合祀されている祠が四つ並んでいました。左から疱瘡神社、日吉神社、金刀比羅神社、浅間神社です。参拝します。
祠がそれぞれ違った形をしていて、一番右の浅間神社は屋根が茅葺きでした。
四つの祠の右手には、目の神様が祀られています。こちらにも参拝。
境内を散策します。拝殿に向かい右手には、鳥居のような門。こちらは東の門のようです。
東の門を出てみます。出たところに手水舎がありました。
そこから北側にも参道が延びています。「公園参道」と呼ばれる参道で、諏訪神社にはそちらからでも入ることができます。右手にあった建物には、弓の的などが並んでいるのが見えました。立川市錬成館と言う施設のようです。
再び拝殿前に戻ります。拝殿に向かい左手に御守りなどの授与所があり、こちらで御朱印を頂きました。
拝殿を左斜め前からのアングルで。綺麗な拝殿です。かっこいいです。
拝殿に向かい左手にも鳥居のような門があります。こちらが西の門です。
西の門を出た右には結婚式場があり、その奥には「北裏参道」が延びていました。諏訪神社には四つの参道からお参りできます。左手には先ほど見えた土俵があります。
一通り境内を散策し、諏訪神社を後にしました。
参拝を終えて
数日前に立川を訪れた際に、行こうと思っていて行けなかった諏訪神社。
その三日後に行けてしまうとは。
ツイてます。
この日も晴天に恵まれまして、気持ち良い天気の中で参拝ができました。
立川諏訪神社は、思っていたよりも大きな神社で、境内も広かったです。
門の中、拝殿前の空間がとても開けていて、足を踏み入れるといっきに空が広がる感じです。
拝殿も大きく、とても立派な建物です。風格があってかっこいい建物でした。広い空間の中、拝殿前に一人で立っていますと、時間が止まったような不思議な感覚になります。
平日でしたので他の参拝者も少なく、その空間を思う存分満喫させて頂きました。
時間を掛けてゆっくり境内も散策させて頂きました。
狛犬さんの後ろには、彫刻が施された珍しい形の灯篭も左右にあり、印象に残っています。
先ほども書きましたが、僕は生まれも育ちも長野県の茅野市と言うところでして、この諏訪神社の総本社である諏訪大社には、小さい頃から馴染みがあるんです。
ですので今回、諏訪神社に参拝した際にも、なんとなく自分が故郷に帰ったような気持ちにもなり、昔から知っている神様のように思って参拝してしまいます。
とは言え、僕がこんなふうに神社を巡ったり、御朱印を頂くようになってからは、まだ一度もちゃんと諏訪大社にお参りしたことがないので…近いうちに実家に帰った際などに行きたいと思います。
初めて訪れた立川の諏訪神社。
とても素敵な神社でした。
この後は、この日の用事である日野税務署に向かうため、多摩モノレールへと向かいます。
諏訪神社からですと「立川南駅」が近いようですので、目指します。
そこから「万願寺駅」で降り、日野税務署までの途中にある「石明神社」と「八幡大神社」にも立ち寄ってみようと言う計画です。
御朱印
こちらが立川諏訪神社の御朱印です。
御朱印の受付時間
御朱印と御守りを頂ける時間は、8時半から16時半までです。また、開門と閉門の時間は季節によって異なるようですが、8時半から17時まででしたらどの季節でも入ることができます。
(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)
アクセス
住所は東京都立川市柴崎町1-5-15です。
電車
①JR各線 「立川駅」 から徒歩10分。
②多摩モノレール 「南立川駅」から徒歩10分。
③多摩モノレール 「北立川駅」から徒歩13分。
立川駅の南側、諏訪通りを南に真っ直ぐ歩くと到着します。
駐車場
参拝者用の大きな駐車場がありますので、問題なく停められると思います。
立川諏訪神社の公式HPはこちらです。
http://suwajinja.or.jp/
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