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大田区の初詣ならココ。おすすめの神社を一覧で紹介。

大田区の初詣のご案内です。区内の各地域ごとに、初詣にお勧めの神社を一覧で紹介しています。

初詣は大きな神社に出掛けるという方も多いとは思いますが、ご自分の住んでいる地域を守ってくださっている神社(氏神さま、産土さま)に参拝することも大切です。

氏神さまに、前年を無事に過ごすことができた感謝をお伝えし、新年のご挨拶と平安の祈願をしましょう。

大田区の神社マップ

それでははじめに、大田区にある神社を地図で一覧にしていますので、参考にして頂ければと思います。

大田区内の比較的大きめな神社のみ掲載しています。

上記が大田区にある全ての神社ではありません。小さな神社や祠など、実際にはさらに多くが存在しています。

また、こちらの記事では神社のみの紹介で、寺院は掲載しておりませんので、ご了承ください。

次項より、大田区内の神社を、それぞれのエリアごとに、ざっくりな説明と併せて紹介していきます。

 

大森・平和島の初詣

磐井神社

飛鳥時代以前の創建と考えられている古社です。「武蔵国八幡総社」ともいわれています。鈴のような音色が聞こえるという神宝の「鈴石」の言い伝えもある神社で、江戸時代には「鈴ヶ森八幡」とも呼ばれていました。東海七福神の弁財天も祀られています。最寄駅は大森海岸駅です。(大田区大森北2-20-8)

 

大森山王日枝神社

元々はこの地域の名主の庭内社でしたが、江戸時代になり、円能寺のお寺の管理する神社となりました。円能寺は現在も残っている成田山新勝寺の末寺です。明治の神仏分離にて、現在の山王日枝神社となりました。大森駅から徒歩ですぐの場所にあります。(大田区山王1-6-2)

 

神明山天祖神社(八景天祖神社)

この辺りが八景坂と呼ばれていたことから、八景天祖神社とも称されています。江戸時代の中期に創建された神社です。境内には、源義家が休憩のために馬を繋いだとされる、松の切り株があります。大森駅西口を出てすぐです。(大田区山王2-8-1)

 

春日神社

奈良にある春日大社より御分霊を勧請し、鎌倉時代に創建された神社です。かつて新井宿と呼ばれた地域に創建されたため、新井宿春日神社とも称されています。大森駅から南に徒歩15分ほどです。(大田区中央1-14-1)

 

山王熊野神社

荒藺ヶ崎熊野神社とも呼ばれていて、善慶寺というお寺の山門の奥にある神社です。平将門の乱鎮圧に関わった、熊野五郎武通という武将が戦勝祈願をしたとも伝えられています。社殿は日光東照宮の余り木を使い造営されています。大森駅から徒歩10分ほどです。(大田区山王3-43-11)

 

大森浅間神社

富士山を崇敬する富士信仰の神社です。この地域が大森村澤田と呼ばれていた頃からの鎮守です。安産や子育てのご利益でも知られています。また、第二次大戦の空襲を免れたことから、火防せの神様としても信仰されています。最寄駅は平和島駅になります。(大田区大森西2-2-7)

 

大森神社

黄金色に輝く像が岸辺に流れつき、それを祀ったことから、寄来神社と呼ばれるようになった神社です。現在も「寄来さま」とも呼ばれ親しまれています。安土桃山時代の創建と考えられています。最寄駅は大森駅になります。(大田区大森北6-32-12)

 

大森八幡神社

武神である八幡神と同一とされる応神天皇を祀る神社です。南北朝時代の創建といわれ、江戸時代には北大森村と西大森村の鎮守でした。最寄駅は梅屋敷駅になります。(大田区大森中3-3-8)

 

大森諏訪神社

江戸時代には、大森村山谷と呼ばれていたこの地域の鎮守だった神社です。風水害や流行病を防ぎ、農業の神、漁業の神としても古くから信仰されてきました。平和島駅と大森町駅の中間辺りに位置しています。(大田区大森西2-23-6)

 

貴舩神社

「きふねじんじゃ」と読みます。水を司る神様としても信仰されています。鎌倉時代の中期に創建された熊野神社が元になっています。大森町駅の東に位置しています。(大田区大森東3-9-19)

 

大六天根岸神社

人体の完備を神格化した、面足命(おもだるのみこと)と惶根命(かしこねのみこと)を祀る神社です。この二神は第六天と呼ばれています。最寄駅は大森駅です。(大田区大森北4-24-4)

 

貴菅神社

元は貴船社と呼ばれ、この辺りの鎮守だった神社です。明治になり向かいに祀られていた菅原神社を合祀し、社名も貴菅神社と呼ばれるようになりました。大森町駅と梅屋敷駅の中間辺りに位置しています。(大田区大森西5-27-7)

 

谷戸三輪神社

大黒天とも習合した大国主命(おおくにぬしのみこと)を勧請し、創建された神社です。江戸時代の小さな祠が元になっているといわれ、西大森の鎮守だった神社です。最寄駅は大森町駅です。(大田区大森西5-18-5)

 

堀之内三輪神社

室町時代の後期に創建された神社で、かつては第六天社と呼ばれていました。江戸時代には、北大森村、西大森村の鎮守だった神社です。梅屋敷駅が最寄駅になります。(大田区大森中3-17-3)

 

三輪厳島神社

源義経が、平泉から鎌倉に向かう船旅で漂流した際に、この社に守られたと言い伝えがある神社です。元々は三輪神社が鎮座していて、明治に厳島神社を合祀しました。大森町駅、梅屋敷駅が最寄になります。(大田区大森東4-35-3)

 

浦守稲荷神社

江戸時代の中期に、この辺りの鎮守として創建された神社です。この地域の開拓に尽力した伊藤権兵衛という人物により、社地が整備されました。昭和島駅と梅屋敷駅の中間辺りに位置しています。(大田区大森南3-27-8)

 

大森鷲神社

境内で行われる酉の市は、毎年多くの人で賑わう神社です。江戸時代中期に創建され、鷲宮と呼ばれ親しまれています。大森駅から徒歩ですぐの場所に鎮座しています。(大田区大森北1-15-12)

 

津島神社

美原児童公園の近くに鎮座している、須佐之男命(すさのおのみこと)を祀っている神社です。尾張国津島神社から分霊を勧請し創建されました。平和島駅が最寄駅になります。(大田区大森東1-8-15)

 

甘酒稲荷神社

咳の病気にご利益があるとされ、治った後に甘酒が奉納されていたことから、甘酒稲荷と呼ばれるようになった神社です。現在も咳の神様として崇敬されています。平和島駅から徒歩すぐです。(大田区大森北6-15-3)

 

王森稲荷神社

元々は貝塚に鎮座していたお稲荷様で、江戸時代の後期には、不作時に祈願をしたところ、五穀豊穣となったと言い伝えられている神社です。平和島駅から徒歩すぐです。(大田区大森東1-1-11)

 

蒲田の初詣

蒲田八幡神社

境内には小円墳があった跡があり、古来より聖地として信仰されていたと考えられる場所に鎮座している神社です。最寄駅は蒲田駅ですが、梅屋敷駅や糀谷駅からも徒歩圏内です。(大田区蒲田4-18-18)

 

稗田神社

ひえだ(ひえた)神社と読みます。飛鳥時代の創建とされる、大変古い歴史を持つ神社です。さらにはそれ以前にも、この地は霊地として崇められていたとも考えられています。蒲田駅と梅屋敷駅の中間にあります。(大田区蒲田3-2-10)

 

御園神社

かつて境内がしゃもじの形に似ていたことから、「おしゃもじさま」とも呼ばれている神社です。多摩川の洪水で流れ着いたとされる猿田彦命を祀っています。蓮沼駅、蒲田駅が最寄です。(大田区西蒲田7-40-8)

 

女塚神社

南北朝時代の武士で、新田義貞の次男、新田義興の侍女である少将局を祀った神社です。少将局は自分の身を犠牲にして、義興を守ろうとした言い伝えがあります。蓮沼駅、蒲田駅が最寄駅です。(大田区西蒲田6-22-1)

 

道塚神社

かつては日月宮と呼ばれていて、隣接する大楽寺というお寺が管理していた神社です。大正時代に周辺の神社を合祀し、この辺りが道塚と呼ばれていたことから、道塚神社と改称されました。蒲田駅と矢口渡駅の間にあります。(大田区新蒲田3-4-10)

 

多摩川諏訪神社

平安時代前期の創建と考えられている古社です。長野の諏訪大社を勧請した神社で、もともとこの辺りに二社あった諏訪神社を、明治になり一つにした形です。矢口渡駅が最寄駅です。(大田区多摩川2-10-22)

 

北野神社(南蒲田)

大田区内には他にも北野神社があるため、区別するために南蒲田北野神社とも呼ばれます。矢口村というところの鎮守だった天神社の御神体が、洪水により度々漂着したため、祀られるようになったといわれています。梅屋敷駅と糀谷駅の中間にあります。(大田区南蒲田1-6-5)

 

蓮沼熊野神社

平安時代中期の創建と考えられています。隣接する蓮華寺が元々は管理していた神社で、村の鎮守でした。最寄駅は蓮沼駅になります。(大田区西蒲田6-13-13)

 

子安八幡神社(北糀谷)

大田区内には北糀谷と池上に子安八幡神社があります。いずれも鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請して創建された神社で、どちらも呑川沿い(北糀谷は現在は新呑川沿い)に鎮座していました。糀谷駅、大鳥居駅、大森町駅、梅屋敷駅の中間に位置しています。(大田区北糀谷1-22-10)

 

糀谷神社

創建の年代などは不明ですが、この地域の村民により創建され、以来厚く信仰されてきた神社です。現在は羽田神社の兼務社となっています。最寄駅は糀谷駅です。(大田区西糀谷4-7-18)

 

羽田の初詣

穴守稲荷神社

新田開発の際、荒波により堤防に穴が開き被害が出たため、堤防の上にお稲荷様を祀ったのが、社名の由来となっています。元は現在の羽田空港内にあった神社で、移転に伴ういわくつきの大鳥居などでも知られている神社です。羽田七福いなりめぐりの一社でもあります。最寄駅は穴守稲荷駅になります。(大田区羽田5-2-7)

 

羽田神社

羽田空港を含む羽田の総鎮守です。羽田空港近くにあることから、旅行など航空安全祈願に訪れる人が多く、航空関係者からの崇敬も厚い神社です。境内には富士山を模した羽田富士もあります。最寄駅は大鳥居駅になります。(大田区本羽田3-9-12)

 

萩中神社

身体安全のご利益があると言われている神社です。江戸時代には神明社と呼ばれていました。羽田七福いなりめぐりの一つです。最寄駅は糀谷駅です。(大田区萩中1-5-18)

 

浜竹神社(浜竹天祖神社)

浜竹天祖神社とも呼ばれています。この地域の村民により創建された神社で、当時の浜竹という地名より社名が付けられました。羽田神社の兼務社です。最寄駅は大鳥居駅になります。(大田区西糀谷3-19-18)

 

三徳稲荷神社

江戸時代の中期に創建された神社で、この辺りが浜竹村と呼ばれていた頃の鎮守でした。三つの徳が授かるという言い伝えから、三徳稲荷と呼ばれるようになったそうです。現在は羽田神社の兼務社となっています。最寄駅は大鳥居駅です。(大田区西糀谷3-29-2)

 

妙法稲荷神社

上田妙法神社、上田稲荷神社とも称されています。江戸時代に起きた大洪水の被害から立ち直るため、京都の伏見稲荷より分霊を賜り創建された神社です。羽田七福いなりめぐりの一社になります。糀谷駅と雑色駅の中間辺りに位置しています。(大田区本羽田1-12-9)

 

重幸稲荷神社

江戸時代後期に創建された神社です。度重なる洪水に悩まされた村人たちにより、田畑の守護と五穀豊穣を祈って建立されました。かつては樹令400年の大きな楠でも知られていました。楠は第二次大戦の空襲で焼失しています。羽田七福いなりめぐりの一社になります。糀谷駅が最寄駅です。(大田区本羽田1-7-14)

 

中村天祖神社

旧羽田村、中村地区の鎮守です。社名もかつての地名に由来しています。境内にある高山稲荷神社は、羽田七福いなりめぐりの一社です。高山稲荷はかつての社殿が飛騨高山の大工の手によるものだったため、そう称されるようになったお稲荷様です。最寄駅は大鳥居駅になります。(大田区本羽田3-12-12)

 

鴎稲荷神社

かもめいなり神社と読みます。その昔、漁師たちが祈願をすると、鴎が飛来し大漁になったことから、鴎は大漁の兆しと考えられていました。そのためいつしか、鴎稲荷と称されるようになったそうです。羽田七福いなりめぐりの一社です。穴守稲荷駅が最寄駅です。(大田区羽田6-20-10

 

水神社(玉川弁財天)

水神社と玉川弁財天の二つが、同じ境内に鎮座しています。玉川弁財天は元々は現在の羽田空港がある地に祀られていましたが、終戦後のGHQによる強制接収で、水神社の境内に遷された形です。玉川弁財天は羽田七福いなりめぐりの一社です。最寄駅は天空橋駅です。(大田区羽田6-13-8)

 

白魚稲荷神社

かつて多摩川の河口では、白魚などが名物として獲られていて、漁師たちが初水揚げした白魚を当社に奉納していたことから、白魚稲荷神社と称されるようになりました。火伏せの神様としても信仰されています。羽田七福いなりめぐりの一社です。天空橋駅が最寄駅になります。(大田区羽田5-27-8)

 

雑色の初詣

六郷神社

平安時代の中期、源頼義、義家の父子が戦勝祈願をし、奥州平定後に創建した神社だと伝えられています。京都の石清水八幡より勧請した神社で、かつては六郷八幡宮と呼ばれていました。雑色駅が最寄駅です。(大田区東六郷3-10-18)

 

白山神社

江戸時代の前期に創建されたと考えられていて、隣接する薬王寺というお寺が管理していた神社です。最寄駅は雑色になります。(大田区西六郷2-23-14)

 

北野神社(止め天神)

徳川8代将軍吉宗の乗る馬が暴走した際に、この場所が落馬を止めたことから、「止め天神」「落馬止め天神」と呼ばれるようになった神社です。「落ちない」ことから受験生の参拝者も多い神社です。雑色駅と川崎駅の中間にあります。(大田区仲六郷4-29-8)

 

熊野神社(仲六郷)

区内にいくつかある熊野神社の一つで、区別するため仲六郷熊野神社とも呼ばれています。雑色駅の近くにある小さな神社で、六郷神社の兼務社です。(大田区仲六郷2-44-7)

 

矢口渡・武蔵新田・下丸子の初詣

新田神社

南北朝時代の武将で、新田義貞の次男である新田義興を祀る神社です。義興の死後、祟りを鎮めるために創建されたそうです。破魔矢発祥の地ともいわれています。境内には御神木の大きなケヤキもあります。武蔵新田駅が最寄駅です。(大田区矢口1-21-23)

 

安方神社

やすかた神社と読みます。社名は、この地域が安方村という村名だったことに由来しています。旧安方村の鎮守で、元は八幡社と呼ばれていました。最寄駅は矢口渡駅になります。(大田区多摩川1-5-11)

 

鵜ノ木八幡神社

うのきはちまん神社と読みます。戦国時代に創建された神社です。鍛冶師を祖とする天明家の子孫により創建されたといわれています。鵜の木駅、久が原駅が最寄駅になります。(大田区南久が原2-24-1)

 

十寄神社

じっき神社、とよせ神社と呼ばれている神社で、十騎神社と表記されることもあります。南北朝時代、討死した新田義興の従者10名を祀っている神社です。12名という説もあります。武蔵新田駅と矢口渡駅の中間辺りに位置しています。(大田区矢口2-17-28)

 

今泉神社

この辺りが今泉村と呼ばれていた頃の鎮守です。花光院というお寺の境内に祀られていた八幡宮が元になっているともいわれています。武蔵新田駅と矢口渡駅の中間辺りに位置しています。(大田区矢口2-2-21)

 

東八幡神社

鎌倉時代の中期に、鶴岡八幡宮を勧請して創建された神社です。かつては湯坂八幡と呼ばれていました。明治には同じ村内にあった西八幡宮を合祀し、現在の形になりました。最寄駅は矢口渡駅です。(大田区矢口3-17-3)

 

矢口氷川神社

矢口地区の氏神で、大田区内では唯一の氷川神社です。新田神社と今泉神社のちょうど間、二社の境内に挟まれるような場所に位置しています。武蔵新田が最寄駅になります。(大田区矢口1-27-7)

 

下丸子六所神社

多摩川の下流に祀られた六柱の神が元になり、創建されている神社です。江戸時代は旧下丸子村の鎮守でした。最寄駅は下丸子駅です。近くには、下丸子諏訪神社、下丸子天祖神社もあります。(大田区下丸子4-16-5)

 

久が原・御嶽山の初詣

御嶽神社

長野県の木曽にある御嶽山で修業を積んだ修験者が、御嶽山の分霊を勧請して創建したといわれている神社です。関東各地より、御嶽山信仰の参拝者が訪れていました。御嶽山駅から徒歩ですぐの場所に鎮座しています。(大田区北嶺町37-20)

 

久が原東部八幡神社

奈良時代の創建と考えられている、大変歴史の古い神社です。江戸時代に久が原が、馬込領と六郷領の二つに別れた際に、馬込領の鎮守の鎮守となったのが、こちらの東部八幡神社です。最寄駅は久が原駅です。(大田区久が原2-18-4)

 

久が原西部八幡神社

奈良時代の創建と考えられている、大変歴史の古い神社です。江戸時代に久が原が、馬込領と六郷領の二つに別れた際に、六郷領の鎮守の鎮守となったのが、こちらの西部八幡神社です。最寄駅は久が原駅です。(大田区久が原4-2-7)

 

道々橋八幡神社

かつてこの地域が道々橋村と呼ばれていた頃の鎮守です。江戸時代の前期に創建された神社です。御嶽山駅と西馬込駅のちょうど中間辺りに位置しています。(大田区久が原1-7-9)

 

嶺白山神社

SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)の結成のきっかけになった場所として、ファンの間では知られている神社です。江戸時代前期に創建され、当初は女体権現社と呼ばれていました。久が原駅が最寄駅です。(大田区東嶺町31-7)

 

田園調布・雪が谷大塚の初詣

多摩川浅間神社

社殿の上に別の社殿が載る、浅間造りという珍しい建築様式で建てられている神社です。北条政子が逗留し、身につけていた正観世音像を祀って創建されたといわれています。境内には、富士山と多摩川を見ることができる展望台もあります。最寄駅は多摩川駅です。(大田区田園調布1-55-12)

 

雪ヶ谷八幡神社

太田道灌の曾孫である太田新六郎康資が、この地で法華経曼荼羅の古碑が発掘されたことにより、八幡大菩薩を創建したのが元になっているといわれている神社です。石川台駅から徒歩すぐです。(大田区東雪谷2-25-1)

 

田園調布八幡神社

鎌倉時代の創建ともいわれている神社です。小田原の北条氏の子孫が社殿を造営したとも伝えられています。最寄駅は田園調布駅で、多摩川寄りになります。(大田区田園調布5-30-16)

 

馬込・池上の初詣

徳持神社

鎌倉時代中期の創建と考えられていて、旧徳持村の鎮守です。池上競馬場(1910年に閉場)の造営に伴い、現在の地に遷座しています。最寄駅は池上駅です。(大田区池上3-38-17)

 

子安八幡神社(仲池上)

大田区内には池上と北糀谷に子安八幡神社があります。いずれも鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請して創建された神社で、どちらも呑川沿い(北糀谷は現在は新呑川沿い)に鎮座していました。御嶽山駅と西馬込駅の中間にある神社です。(大田区仲池上1-14-22)

 

馬込八幡神社

鎌倉時代の前期に創建された古い神社です。京都の岩清水八幡宮の御分霊を勧請して創建されています。旧馬込村の総鎮守です。馬込駅と西馬込駅の中間辺りに位置しています。(大田区南馬込5-2-11)

 

太田神社

都内で唯一、那須与一にゆかりのある神社です。御神体である八幡大菩薩は、那須与一の守本尊といわれています。この辺りが市野倉村と呼ばれていた頃の鎮守です。池上駅と西馬込駅の中間にあります。(大田区中央6-3-24)

 

本町稲荷神社

池上本門寺の一角にある稲荷神社です。本門寺の仁王門の隣には、長栄堂というお堂があり、そちらの稲荷大威徳天を神と仏に分離した後の、稲荷神社になります。最寄駅は池上駅になります。(大田区池上1-34-12)

 

馬込浅間神社

馬込八幡神社の境外摂社といわれています。富士信仰に基づき創建された神社で、安産や子育て、火防せの神様として信仰されてきました。最寄駅は馬込駅です。(大田区中馬込2-1-21)

 

堤方神社

江戸時代の初期に若宮八幡社として創建されたのが元になっている神社と伝えられています。明治に近隣の神社を合祀し、現在の形になりました。池上駅と西馬込駅の中間辺りに位置していて、池上本門寺の南東にあります。(大田区池上1-15-2)

 

湯殿神社

山形県の出羽三山(月山、羽黒山、湯殿山)の山岳信仰の神社で、羽黒権現と呼ばれていました。旧馬込村の根古屋谷地域の鎮守です。最寄駅は西馬込駅です。(大田区南馬込5-18-7)

 

東谷北野神社

京都にある北野天満宮の御分霊を勧請して創建された神社です。戦国時代後期の創建と伝えられています。馬込駅、西馬込駅、大森駅のちょうど間辺りに位置しています。(大田区南馬込2-26-14)

 

黒鶴稲荷神社

この地域が桐ヶ谷村と呼ばれていた頃の鎮守です。神社の境内にて捕まえた黒鶴を徳川将軍家に献じたところ、大いにそれを賞されたことから、黒鶴稲荷と呼ばれるようになったそうです。西馬込駅が最寄駅です。(大田区中央5-4-2)

 

千束の初詣

千束八幡神社

洗足池八幡宮とも呼ばれている神社で、創建は平安時代の前期です。源頼朝と、名馬である「池月」の伝説発祥の地でもあり、境内には池月の像もあります。最寄駅は洗足池駅で、洗足池の北西にあります。大岡山駅や北千束駅からも徒歩圏内です。(大田区南千束2-23-10)

 

洗足池弁財天

古来より洗足池の守り神として祀られていた神社です。一度は池の中に没してしまいましたが、昭和9年に厳島神社として再建されました。最寄駅は洗足池駅ですが、大岡山駅や北千束駅からも徒歩圏内です。池の北側にあります。(大田区南千束2-13-1)

 

隣接地域の神社

お住まいの地域によっては、大田区と隣接する・江東区・品川区・目黒区・世田谷区・川崎市の神社の方が行きやすい場合もあるかと思います。

周辺地域の初詣にお勧めの神社についても、下記にそれぞれリンク記事を貼っておきましたので、是非チェックしてみてください。

・川崎市川崎区(未作成)
・川崎市幸区(未作成)
・川崎市中原区(未作成)