神社と御朱印を巡る男の旅

おっさんによる神社と御朱印のブログです。

松が丘北野神社(中野区)の御朱印と見どころ



松が丘北野神社

松が丘北野神社の紹介

松が丘のパワースポット「松が丘北野神社」

中野区松が丘にあるパワースポット、松が丘北野神社に行って参りました。読み方は「まつがおかきたのじんじゃ」です。正式名称は「北野神社」のみになります。旧片山村の鎮守だったことから、片山北野神社とも称されます。哲学堂公園の西にあり、最寄駅は西武新宿線の新井薬師前駅、または沼袋駅になります。

季節は8月。長い梅雨がようやく明けたと思ったら、連日の35度を超える猛暑です。

そんな中、嫁と二人で神社巡りに出掛けて参りました。

熱中症対策に、氷を入れた麦茶を水筒で二本、さらには塩分補給できるタブレットや飴なども用意します。アスファルトの上は40度近くになるとのことで、暑さにビビりつつのお出掛けです。

朝イチで自宅を出発し、西武新宿線の沼袋駅に降り立ち、まずはそこから徒歩すぐの沼袋氷川神社に参拝します。

沼袋氷川神社は、神社の方から声を掛けて頂き、このたび参拝するに至りました。5月にご連絡を頂きながら、なかなか足を運ぶことができずにいたのですが、ようやく参拝が叶いました。いつか訪れたかった神社ですので、参拝できて嬉しいです。

そして毎度の僕たち夫婦のパターンで、せっかくなので周辺の神社にも立ち寄って帰ろうと。いつものように事前に回る神社をピックアップし、ルートも決めます。沼袋氷川神社からは、そのまま哲学堂公園の方に向かい、いくつかの神社を回って、新井薬師前駅に戻るという感じです。

しかしです。

連日の猛暑で、油断すると本気で熱中症の危険があるレベルの気温ですので、無理はしないことに。当日の暑さや体調で決めようと。

そして当日を迎え、実際に猛暑の中に身を投じてみますと、予想以上にヤバい暑さです。

これは歩き回るのは止めた方がいいのでは?と弱気にもなってきます。もう拭いても拭いても汗が流れ、持って来た麦茶もあっと言う間に一本が空に。

一ヶ所目の沼袋氷川神社の参拝を終えた時点で、嫁と「どうする?」と協議。

かなり迷いはしたのですが、まだ少しなら大丈夫そうでしたので、もう一ヶ所、次に予定していた「松が丘北野神社」にとりあえず向かってみることにしました。

地図で見る限り、すぐ近くというわけではないですけれど、そこまで遠くもなさそうです。

流れる汗を拭き拭き、地図を頼りに向かいます。

沼袋氷川神社では、帰りに冷たい飲み物を頂いたのですが、歩きながらあっと言う間に一本飲み終わってしまいました。普段あまり汗をかかない体質の嫁も、このときばかりは汗が止まらず、拭いながらの前進です。

しかもそんなときに限って、少々道に迷ったりするんですよね。笑

暑さと地図と格闘しつつ、沼袋氷川神社より歩くこと10~15分くらいでしょうか。

松が丘北野神社に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、学問の神様として親しまれている、菅原道真公(すがわらのみちざねこう)です。菅原道真は平安時代の学者で、類まれなる才能の持ち主であり、人々からの厚い信頼を得ていた人物です。後に天満天神として神格化されました。

創建の年代や経緯は不明です。戦国時代には、この辺りは太田道灌と豊島泰経の間で行われた「江古田・沼袋原の戦い」の最激戦地であり、そのときに太田道灌が当社に詣で、戦勝祈願をしたといわれています。

江戸時代には、京都の北野天満宮が造営される際に、里人が菅原道真公を奉祀したともいわれています。

長らく旧片山村の鎮守として鎮座し、「天満宮」と称され親しまれていました。現在の「北野神社」に改称されたのは明治5年です。

古来より、弓で的を射てその年の農作物の豊凶を占う「おびしゃ(御歩射・備射)」という神事が行われていましたが、現在ではその伝統も途絶えてしまい、行われていません。

現在の社殿は昭和8年に造営されたもので、拝殿にムクリ屋根の破風が乗っている、大変珍しい形態です。

正式名称は「北野神社」ですが、現在の地名が松が丘であることから「松が丘北野神社」、あるいはかつて片山村の鎮守だったことから「片山北野神社」とも称されています。

 

境内案内

哲学堂公園の西、松が丘北野神社の入口は住宅街の交差点の一角です。道路に対して、斜めに参道が延びています。

f:id:inudenchi:20190807194855j:plain

 

二つの鳥居の先には、盆踊りの櫓が建っているのも見えます。その先にある社殿の姿は、櫓で一部しか見えません。

f:id:inudenchi:20190807194919j:plain

 

一礼して石鳥居をくぐり、境内に入ります。

f:id:inudenchi:20190807194945j:plain

 

鳥居の先、すぐ右手が手水舎です。

f:id:inudenchi:20190807194957j:plain

 

手水鉢には天神様の神紋である梅鉢がしっかりと刻まれています。水がありませんでしたので、手をはたいてお清めを。

f:id:inudenchi:20190807195015j:plain

 

手水舎の反対、参道の左手には石碑が二つ並んでいます。

f:id:inudenchi:20190807195029j:plain

 

二之鳥居は木の鳥居で、脚が付いている四脚鳥居です。

f:id:inudenchi:20190807195042j:plain

 

四脚鳥居をくぐります。境内には近々開催されると思われる、盆踊りの提灯も掛けられています。

f:id:inudenchi:20190807195106j:plain

 

両脇には石燈籠があり、その先に狛犬さんです。こちらが左の狛犬さん。子供がいます。

松が丘北野神社の左の狛犬

 

こちらが右の狛犬さん。玉乗り狛犬です。どちらの狛犬さんも、比較的新しい年代のものではないかと。

松が丘北野神社の右の狛犬

 

境内には僕と嫁しかおりませんでしたので、櫓にこっそり上ってみたい衝動に駆られますが、我慢します。

f:id:inudenchi:20190807211344j:plain

 

右前方には神楽殿。

f:id:inudenchi:20190807211411j:plain

 

左前方には境内社の鳥居が見えましたので、後ほど行ってみることに。

f:id:inudenchi:20190807211429j:plain

 

櫓をぐるっと回りこみ、拝殿の前に立ちます。昭和8年に造営されたものとのことで、年月の経過を感じる建物です。お賽銭箱にも梅鉢の神紋が刻まれています。

f:id:inudenchi:20190807191519j:plain

 

拝殿には正面に龍、左右に獅子の彫刻がありました。

f:id:inudenchi:20190807211525j:plain

 

夏の緑の中、参拝させて頂きます。

f:id:inudenchi:20190807211538j:plain

 

境内を散策してみます。こちらは拝殿を左斜め前から。

f:id:inudenchi:20190807211556j:plain

 

左手にあった境内社に行ってみます。お稲荷さんのようですね。

f:id:inudenchi:20190807211620j:plain

 

鳥居をくぐりますと、すぐ左手に富士塚がありました。「惣元講」と書かれています。塚の上には不動明王と、なぜかタヌキが二匹。

f:id:inudenchi:20190807211641j:plain

 

富士塚の奥には石碑も見えます。

f:id:inudenchi:20190807211659j:plain

 

木々が茂る先に、境内社の小さな社です。

f:id:inudenchi:20190807211724j:plain

 

こちらからですと、右手に本殿の姿を見ることもできます。

f:id:inudenchi:20190807211913j:plain

 

稲荷神社に参拝させて頂きます。

f:id:inudenchi:20190807211927j:plain

 

再び拝殿前に戻ります。こちらは拝殿を右斜め前から。

f:id:inudenchi:20190807211940j:plain

 

右手の少し奥にも境内社がありますので、行ってみます。

f:id:inudenchi:20190807211955j:plain

 

社殿の周囲は木々が多く、森の中のようになっています。

f:id:inudenchi:20190807212009j:plain

 

こちらの境内社は市杵島神社でした。参拝させて頂きます。

f:id:inudenchi:20190807212030j:plain

 

厳しい暑さの中ですが、しばし夏の緑に癒されます。

f:id:inudenchi:20190807212044j:plain

 

市杵島神社を振り返り境内を見ますと、こんな景色です。一通り散策させて頂き、松が丘北野神社を後にしました。

f:id:inudenchi:20190807212102j:plain

 

参拝を終えて

この日二ヶ所目に訪れた松が丘北野神社。

とってもひっそりと建っている、そんな印象の神社でした。人の気配もなく、本当にひっそり、という感じです。

とはいえ、境内の真ん中にはドーンと盆踊りの櫓が建てられていまして、紅白で覆われたその場所だけは、ひっそりという雰囲気はなく、否応なしに存在感を発揮していました。

僕たちが訪れたのは8月1日だったのですが、どうやら毎年8月の上旬に、二日間に渡り盆踊りが開催されているとのことで、毎年1000人以上が参加するそうです。この日は静かでひっそりしていた境内ですが、きっと盆踊りのときは人が溢れ、賑やかになるんでしょうね。僕は盆踊りの雰囲気とか大好きなので、興味が湧いてしまいました。この境内がどんな賑やかな景色になるのかも、心惹かれるものがあります。

また、かつては、弓で的を射て農作物の豊凶を占う神事が行われていたとのことで、そちらもどんなものなのか心惹かれるものはあります。残念ながら現在はもう行われていないとのことですが、近隣にある葛谷御霊神社や中井御霊神社では、同様の神事が現在も行われているそうです。是非機会があれば見てみたいです。

社殿は、「拝殿にムクリ屋根の破風が乗っている珍しい形態」とのことですが、アホな僕は一体何のことなのかわからず…。「ムクリ屋根」も「破風」もどちらもわかりません。「ムクリ」といえば、ムクリと起き上がる、とかのムクリしか思い浮かばずで。

調べてみますと、ムクリの説明がありましたので、引用させて頂きます。

「むくり(起り)」とは、上方に対し凸型に湾曲している曲線/曲面を言い、この反対を「そり(反り)」または「てり(照り)」と言います。 そり屋根は寺社仏閣や城郭に多く見られ、むくり屋根は数寄屋建築や茶室に見ることができます。 どちらも視覚的な効果を主な目的にしたもののようです。
(引用元:www.mizusawa-inc.co.jp/)

これだけじゃ何のことやらわからないですけどね…笑。どうやら曲線になった屋根のようですが。

続いて、破風の方も調べてみました。

破風(はふ)は、東アジアに広く分布する屋根の妻側の造形のことである。切妻造や入母屋造の屋根の妻側には必然的にあり、妻壁や破風板(はふいた)など妻飾りを含む。
(引用元:https://ja.wikipedia.org/

こちらも何のことやら…笑。

理解できないままではありますが、おそらく屋根のこの部分ではないかと。

松が丘北野神社のムクリ屋根の破風

ここがこういう形のものは、都内でも三ヶ所しかないそうです。他の二つは、品川区の寄木神社と、港区の旧台徳院霊廟惣門とのこと。全国的にもかなり珍しいそうです。

そういった説明がなければ、僕は全く気にも留めていなかったと思います。正直まだそこまでピンとはきてないのですが、とにかく貴重なものが見れたんだと。笑

これから神社巡りをする際には、屋根にももう少し意識を向けてみようと思います。

社殿の左手には稲荷神社と小さな富士塚、右手には市杵島神社があり、どちらにも参拝させて頂きました。境内社や富士塚から境内の後方にかけては、木々が茂っていてよりひっそりとした森のようでした。

猛暑の中ではありましたが、夏の緑に癒され、良い時間を過ごさせて頂きました。

松が丘北野神社は、鷺宮にある鷺宮八幡神社が本務社とのことで、御朱印もそちらで頂けるようです。またどこかで機会を作り、鷺宮八幡神社まで御朱印を頂きに行こうと思います。

松が丘北野神社、参拝できてよかったです。

続いては、哲学堂公園の南にある、鼓稲荷神社へと向かいます。

 

御朱印

松が丘北野神社の御朱印は、同じ中野区内にある、鷺宮八幡神社にて頂くことができます。

僕はまだ鷺宮八幡神社には参拝できておりませんので、参拝後に御朱印を頂きましたら、追記でアップさせて頂きます。

 

アクセス

住所は東京都中野区松が丘2-27-1です。

電車

西武新宿線 「新井薬師前駅」から徒歩12~15分。

北口を出て線路沿いを沼袋方面に進み、中野通りにぶつかったら右折です。そのまま真っ直ぐ進み、妙正寺川の手前を左折しますと、その先です。

西武新宿線 「沼袋駅」から徒歩14~17分。

北口を出て右手、新井薬師方面です。路地を進むと近道にはなりますが、わかりやすいのは中野通りまで出て左折です。その後は妙正寺川の手前を左折です。

中野駅、江古田駅からバスで行くことも可能です。その際には「哲学堂下」バス停で降車になります。

駐車場

参拝者用の駐車場はありません。短時間でしたら、鳥居から右手奥の道路に路駐することも可能かと思われます。少し離れたところにはコインパーキングもあります。

松が丘北野神社の公式HPはありません。

 

周辺のパワースポット

 

中野区の神社一覧

僕が参拝した中野区の神社一覧です。