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熱田神宮(名古屋市)の御朱印と見どころ

熱田神宮の紹介

名古屋市にある熱田神宮の参拝レポートです。

読み方は「あつたじんぐう」です。三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)が祀られている神社で、全国に十六社しかない勅祭社の一社でもあります。伊勢神宮に次ぐ権威ある神社ともいわれ、毎年初詣には毎年200万人以上が訪れる大きな神社です。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

名古屋の「熱田神宮」へ

季節は4月の前半。嫁と二人で名古屋旅行に行ってきました。東京から一泊二日の小旅行です。

旅行の目的地を名古屋に選んだ理由は、熱田神宮とナゴヤドームです。

初日にまず熱田神宮に参拝し、夜はナゴヤドームでカープvsドラゴンズの野球観戦というコースです。僕は子供の頃からカープファンなんですよ。

熱田神宮もナゴヤドームも一度も行ったことがなかったので、どちらも初めて行く場所です。

二日目には、名古屋城を観光し、その足で名古屋城周辺の神社巡りをして、帰路に就く予定です。

名古屋を観光目的で訪れるのも今回が初めてでしたので、もう楽しみで仕方ありません。名古屋グルメも含めて。

名古屋での楽しみは色々あったのですが、まずは大きな目的の一つである熱田神宮です。いつか行ってみたいな~とずっと思っていた神社です。

三種の神器の一つである、草薙剣(くさなぎのつるぎ)が祀られているという、すごい神社なんですよ、熱田神宮は。

三種の神器とは、日本神話で天孫降臨の際に、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天照大神(あまてらすおおかみ)より授けられたと言う、鏡・玉・剣の三つです。日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物です。

鏡である八咫鏡(やたのかがみ)は伊勢神宮に。玉である八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は皇居にある宮中三殿に。そして剣である草薙剣(くさなぎのつるぎ)が、この熱田神宮に祀られているんです。

草薙剣は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)がヤマタノオロチを退治した際に、その尾の中から発見したと伝えられる剣です。素盞嗚尊はそれを天照大神献上し、天孫降臨の際に迩迩芸命に授けました。日本武尊(やまとたけるのみこと)は、この剣を持って東国の征伐を行ったそうです。

まさに伝説の剣ですね。

もちろん熱田神宮に参拝したからといって、その剣を見れるわけではありません。しかし、日本神話に登場した剣が、御神体として祀られているんですよ?そう考えただけでも、僕は興奮してしまいます。

そんな神社ですから、名古屋に行くのでしたら、ぜひとも参拝したいです。

ナゴヤドームでの野球も楽しみではありましたが、まずは何よりも熱田神宮最優先です。

熱田神宮への期待を胸に、早起きをして新幹線で東京から名古屋へ。

事前に調べたところ。熱田神宮は名古屋駅からもすぐなんですよね。とても行きやすい場所にあるんです。

名古屋駅から名鉄名古屋線に乗り、たったの2駅。時間にして5分ちょっとです。

神宮前駅に降り立ちます。

天気にも恵まれ、気温もちょうどいい感じ。

心地よい春の風が吹く中、神宮前駅より徒歩で熱田神宮に向かいます。

 

ご由緒

ご祭神は、熱田大神(あつたのおおかみ)です。三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を御神体とする天照大神(あまてらすおおかみ)を指すといわれています。日本武尊(やまとたけるのみこと)とも非常に関わりの深い神社であることから、天照大神ではなく日本武尊を指すと言ういもあります。

相殿には、天照大神(あまてらすおおかみ)素盞嗚尊(すさのおのみこと)日本武尊(やまとたけるのみこと)宮簀媛命(みやすひめのみこと)建稲種命(たけいなだねのみこと)と、いずれも草薙剣とゆかりの深い神様が祀られ、「五神(ごしん)さま」と称されています。

創建は、第12代天皇である景行天皇43年(113年)です。日本武尊が、東国を平定した帰路、尾張の地に滞在しました。その際に、尾張国を支配していた国造の娘、宮簀媛命(みやすひめのみこと)と結婚し、草薙剣を妃の手元に留め置いたそうです。その後日本武尊が伊勢国で亡くなり、宮簀媛命が熱田の地に剣を祀ったのが始まりとされています。

戦国時代には、織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願し、勝利を収めたことでも知られています。

社名は熱田神社でしたが、江戸時代最後の慶応の時代に、現在の熱田神宮に改称されます。

第二次大戦では空襲により社殿が焼失しています。敗戦後にはアメリカ軍に御神体が奪われることを怖れ、一時的に御神体が飛騨一宮水無神社に遷されました。その後すぐに熱田神宮に戻されています。

現在の社殿は昭和30年に再建されたものとなります。

古来より崇敬を集め、伊勢神宮に次ぐ権威ある神社として、多くの人が参拝する神社です。

全国に十六社しかない、天皇により勅使が遣わされる勅祭社の一社でもあります。

 

境内案内

まず、こちらが田神宮の境内案内図になります。境内はかなり広そうです。

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神宮前駅から熱田神宮を目指しますと、最初に見えてくるのが東門です。熱田神宮は、正門である南門と、この東門、そして西門の三ヶ所から入ることができます。

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こちらが東門の鳥居です。大きな鳥居の先には深い緑が広がっています。

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東門から入ろうかと思ったのですが、やはり正門である南門へ。5分ちょっと歩くと南門が見えてきます。

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こちらが正門(南門)の鳥居です。大きくて立派な鳥居です。

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鳥居の手前では大きな楠がお出迎え。

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鳥居の手前に境内の案内図がありましたので確認。左手にはもう一つ鳥居があり、別宮八剣宮と上知我麻神社が見えましたが、後ほど参拝することに。まずは熱田神宮を目指し、一礼して鳥居をくぐります。

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鳥居の先は広い参道です。両脇を深い緑に囲まれ、歩くのが気持ち良い参道です。

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参道を進むと、右手には日本三大燈籠の一つと言われる佐久間燈籠があります。

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さらに参道を進むと、二つ目の鳥居です。

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鳥居の先、左手には手水舎です。

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大きな手水舎です。こちらでお清めをします。

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手水舎の先に奉納された酒樽があり、その脇には大楠です。樹齢千年以上と言われ、弘法大師が植えたとも伝えられているそうです。見事な大楠で、その迫力に圧倒されます。

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大楠を見上げてみます。凄いです。いつまででも見ていられそうです。

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大楠をずっと見ていたい誘惑を振り払い、再び参道を進みます。参道の右手には、熱田神宮の歴史が展示されていました。

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参道を進みますと、三つ目の鳥居です。その先には熱田神宮の社殿である本宮の姿も。

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一礼して三つ目の鳥居をくぐります。本宮が近付いてきます。

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右手には大きな授与所がありました。後ほどこちらで御朱印を頂くことに。

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拝殿の前にも大きな楠が何本も茂っています。

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こちらが熱田神宮の拝殿正面になります。

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念願の熱田神宮です。時間を掛けて参拝します。奥には本殿も見えました。伝説の草薙剣が祀られているかと思うと、不思議な気持ちになります。

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拝殿を左斜め前からも撮影してみました。大きくて立派な拝殿です。

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さらに引きの絵で見ますとこんな感じです。素敵です。

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拝殿の前はとても開けていて、広いです。

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境内を散策してみることに。本宮の左手に「こころの小径(こみち)」と書かれた小径がありましたので、行ってみます。どうやら本宮をぐるっと一周できるみたいです。「こころの小径」のエリアは、熱田神宮で最も神聖な場所ゆえ、撮影禁止との案内も出ています。

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いたるところに大きな楠が茂っている小径を進むと、熱田大神の荒魂を祀った一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)があります。その先の本殿の裏手にも鳥居がありました。

 

撮影禁止の「こころの小径」を抜けると、その先にはまたしても大きな楠です。こちらも見事な大楠でした。

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大楠の手前には、水をつかさどる神様である罔象女神(みずはのめのかみ)を祀った清水社です。こちらにも参拝。

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清水社の後には石段があり、降りてみると、綺麗な湧水がありました。「お清水さま」と呼ばれている場所です。水の影響からなのか、この場所は神秘的な空気が漂っていました。

お清水さま

 

小径を進むと、いくつかの境内社がありました。五穀豊穰の守護神である大年神(おおとしのかみ)を祀った御田神社、もとは草薙神剣を奉安していたと言う土用殿、吉備武彦命(きびたけひこのみこと)と大伴武日命(おおともたけひのみこと)を祀った龍神社。それぞれ参拝し、先に進みます。

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本宮を一周するように小径を抜けた先、右手は神楽殿の脇になります。まるで五平餅のような、棒の付いたアイスのような、不思議な石が並んでいました。

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ようやく小径を抜けますと、開けた景色が広がります。本宮に向かって右手にあたる場所です。

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小径を背にして左手には斎館・勅使館です。桜が綺麗に咲いていました。

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振り返ると大きな神楽殿です。

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近くには、花は咲いても実はつかないと言う「ならずの梅」がありました。

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その先には「信長塀」です。織田信長が桶狭間の戦いで勝利した御礼として奉納した土塀です。

信長塀

 

信長弊から少し進むと末社がありましたので参拝します。宇迦之御魂神を祀った大幸田神社、医薬の神様を祀った内天神社、日本武尊に所縁のある神様を祀った六末社です。写真は六末社です。

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その後もいくつか末社にお参りしながら、西門の方に行ってみます。

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こちらは西門の脇に祀られていた菅原社です。

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境内案内図を見ますと、西門をいったん出なければ行けない場所に、下知我麻神社(しもちかまじんじゃ)があるようでしたので、いったん西門を出ます。こちらは境外から見た西門です。

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西門から少し歩いたところに、下知我麻神社がありましたので、参拝します。こちらには、日本武尊のお妃である宮簀媛命の母親、真敷刀俾命(ましきとべのみこと)が祀られています。

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下知我麻神社の、道路を挟んだ反対側には、金刀比羅神社がありました。せっかくなのでそちらにも参拝することに。金刀比羅神社については、こちらの記事で紹介しています。

 

金刀比羅神社の参拝を終え、再び西門から熱田神宮の境内に戻ります。西門から入り、右の少し奥には食堂や土産物屋さんがある休憩所がありました。

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休憩所の後ろには南神池です。しばし池を眺めながら僕たちも休憩。

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池の近くには「二十五丁橋」と書かれた石橋です。板石が二十五枚並んでいることから、そう呼ばれているとのこと。

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こちらは正門からの参道脇にあった、天照大神の和魂を祀る徹社(とおすのやしろ)です。熱田神宮にはたくさんの境内社があります。

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徹社の反対側には、「眼鏡之碑」と書かれた不思議な像。嫁が眼鏡を掛けているので、横に並ばせ写真を撮りました。

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こちらは正門からの参道の途中にあった鳥居です。中へと進んでみます。

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鳥居の先には、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉册尊(いざなみのみこと)を祀った楠御前社(くすのみまえしゃ)です。参拝します。

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楠御前社の近くには、開かずの門と言われ、堅く閉ざされた清雪門(せいせつもん)。新羅の僧が神剣を盗み出しこの 門を通ったと言われ、以来不吉の門として忌まれているそうです。

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正門のすぐ近くには、素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀った南新宮社(みなみしんぐうしゃ)です。こちらにも参拝します。

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さらには正門の近くにあった、天火明命(あまのほあかりのみこと)を祀る孫若御子神社(ひこわかみこじんじゃ)と、天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)を祀る日割御子神社(ひさきみこじんじゃ)にも参拝し、正門の鳥居からいったん外に出ます。写真は境内から見た正門の鳥居です。

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境外から正門の鳥居を向いて左手。そちらにはもう一つ鳥居があり、その先には「別宮八剣宮(べつぐうはっけんぐう)」と「上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)」があります。

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鳥居をくぐり境内へ。正面に見えるのが上知我麻神社です。日本武尊のお妃である宮簀媛命の父親、乎止與命(おとよのみこと)を祀った神社です。手前の左手に見える木は、銘木と言われる太郎庵椿(たろうあんつばき)です。

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右手に手水舎がありましたので、こちらでお清めをします。晴天に恵まれ散策していたのですが、ここにきて雨が降り出しました。

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こちらが境内の右手にある、別宮八剣宮(べつぐうはっけんぐう)です。こちらにも神剣が祀られています。雨の音を聞きながら、時間を掛けて参拝します。

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別宮八剣宮を背にして見た境内は、こんな景色です。急な雨のため、人がほとんどいなくなりました。

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こちらが上知我麻神社です。両側には大国主命と事代主命も祀られています。

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上知我麻神社に参拝します。雨が激しくなり、境内には僕たち夫婦しかいなくなりました。

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上知我麻神社に向かい左手に授与所です。こちらで別宮八剣宮と上知我麻神社、二つの御朱印を頂きました。

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雨の中の境内が素敵でしたので、もう一枚。

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一通り境内の散策を終え、最後にこちらの宝物館に寄ってみます。

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宝物館で刀などをじっくり眺め、しばし休憩。そして熱田神宮を後にしました。

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参拝を終えて

初めて訪れた熱田神宮。

境内はとても広く、見どころも盛りだくさんでした。

もう見どころがありすぎて、気が付けば200枚近くも写真を撮ってしまっていました。写真の整理だけで一苦労です。

この日は10時前から境内に入り、なんと13時過ぎまで中にいてしまいました。3時間以上滞在したことになります。ゆっくりのんびり散策させて頂きました。

最初は空も晴れていて、とても気持ち良い天気の中で散策していたのですが、午後になると突然の雨。しかも途中からけっこう激しく降り出しました。ちょうど僕たちが別宮八剣宮と上知我麻神社の境内にいる頃です。

うわー、雨だよ、と一瞬残念な気持ちになったのですが、すぐにそんな気分も吹き飛びました。

たくさんいた参拝者の姿も一切見えなくなり、境内には僕と嫁の二人だけ。雨の中の神社がとても綺麗で、雨の音も心地良く聞こえました。

誰も人がいない中での別宮八剣宮と上知我麻神社の参拝。特別な時間を与えてもらったのだと、そう勝手に解釈させて頂きました。

この雨の印象が強く残ってはいるのですが、もちろん、晴れた中での熱田神宮もとても素敵でした。

本宮へと続く参道は、両側を深い緑が覆っていて、気持ち良いです。

大きな楠がいたる所にあり、特に手水舎の脇にあった大楠と、清水社の近くにあった大楠は素晴らしかったです。

緑の覆う参道を抜けた先には、開けた空間が広がり、本宮の拝殿があります。奥には本殿も見え、その中に草薙剣が収められているのかと思うと、なんとも言えない不思議な気持ちになりました。

本宮をぐるっと一周する、「こころの小径」も素敵な小径でした。

特に、湧水があったお清水さまは、神秘的な空気が流れていて、とても印象に残っています。ずっとその場にいたいような気持ちになってしまいました。

他にも本当にたくさん見どころがあって、書ききれないくらいです。

織田信長が奉納したと言う土塀も、じっくりと見させて頂きました。桶狭間の戦いに勝った信長が、この塀を奉納したんだな~と思い、その塀が目の前にあると思うと、これまた不思議な気持ちになります。

境内社もめちゃめちゃ多くて、全部はここで紹介し切れませんでした。

お賽銭のための五円玉をかなり多めに持って行ったのですが、ぎりぎりでした。全ての境内社に回りたい方は、お賽銭はかなり多めに用意して行くことをお勧めします。

門から入り、真っ直ぐに本宮へ向かい参拝するだけでしたら、おそらく20分ほどしか掛からないかとは思うのですが、僕たちのようにじっくり境内を見て回る場合には、3時間くらいは掛かると思った方が良いかと思います。

この日は平日だったのですが、大きな神社だけあって、参拝者の方も大勢いました。外国人も多かったですね。土日はさらに多くの人が訪れるかと思います。

ただ、本宮の裏手を回る小径の方は人が少なかったです。そちらも素敵な場所でしたので、熱田神宮を訪れた際には、是非一周してみてください。

また、刀などを見るのが好きでしたら、宝物館も良いかと思います。大人300円、子供150円(参拝時)で入れます。

僕たちは宝物館で、思わずこちらの本(漫画)を買ってしまいました。

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まだ読んでいませんので、ゆっくり時間がある時に読みたいと思います。

草薙剣がお祀りされている熱田神宮。

念願の参拝ができて大満足です。

この後僕たちは、正門の目の前にある、ひつまぶしの有名店「蓬莱軒 神宮店」で、美味しいひつまぶしを頂きました。

そちらのレビューも、僕が別でやっているこちらのブログで書いていますので、良かったら見てやってください。

また、名古屋観光に便利なホテルなども、こちらの記事で紹介しています。

熱田神宮への旅行など考えている方の、何かしらの参考になりましたら嬉しいです。

 

御朱印

熱田神宮では、三つの御朱印を頂くことができます。

こちらが熱田神宮の御朱印です。

熱田神宮の御朱印

 

こちらが別宮の八剣宮の御朱印です。

別宮八剣宮の御朱印

 

こちらが上知我麻神社の御朱印です。

上知我麻神社の御朱印

 

御朱印の受付時間

御朱印と御守りを頂ける時間は、7時から日没までです。熱田神宮の授与所、別宮八剣宮と上知我麻神社の授与所、どちらも同じ時間です。参拝は24時間可能です。

 (※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1です。

熱田神宮の公式サイトはこちらです。
https://www.atsutajingu.or.jp/

 

電車

名鉄名古屋線・名鉄常滑線 「神宮前駅」西口 から徒歩3分。

地下鉄名城線 「伝馬町駅」1番出口から徒歩3分。

神宮前駅からですと東門、伝馬町駅からですと正門(南門)がすぐです。名古屋駅からでしたら、名鉄名古屋線で神宮前駅が2駅です。近いです。

 

駐車場

参拝者用の駐車場があります。正門、東門、西門の近くにそれぞれ大きな駐車場があります。東門の駐車場が一番大きいです。合計で400台の駐車が可能ですので、問題なく停められるかと思います。夜間は西門の駐車場のみ利用できます。

 

周辺のパワースポット

 

名古屋市の神社一覧

僕が参拝した名古屋市の神社一覧です。