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吉原神社(台東区)の御朱印と見どころ

吉原神社の紹介

台東区千束にある吉原神社の参拝レポートです。

読み方は「よしわらじんじゃ」です。遊郭である吉原を守ってきた五つの稲荷神社と、遊郭に隣接していた吉原弁財天を合祀した神社です。遊女達からの信仰も厚く、遊郭の歴史と共に歩んできました。三ノ輪駅、入谷駅、浅草駅の中間辺りに位置しています。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

浅草の「吉原神社」へ

僕はこの日、「台東区神社マップ」なるものを片手に、嫁と二人で朝から神社巡りをしておりまして、こちらの吉原神社が7か所目の神社です。

元々こんなに何か所もの神社に立ち寄る予定はなかったのですが、マップを手にしてその流れでつい、歩き回ってしまいました。

こちらが台東区神社マップです。

6か所目に訪れたのは鷲神社でして、上のマップですと⑫ですね。で、参拝後に地図を確認してみると、吉原神社がすぐ近くにあったので、向かうことにしました。地図の⑪です。

吉原といえば遊郭があった地として、僕も知っています。『吉原炎上』も観ましたし。そこに嫁と二人で神社巡りで行くことになるとは。吉原にある吉原神社、どんな神社なのかと期待も膨らみます。

しかしです。時刻は既に15時。この日は朝から歩き通しで、しかも昼飯を食べるタイミングを逃してしまい、僕も嫁もだいぶやられています。

最初に訪れた⑮の下谷神社は上野なので、そこから大回りで浅草まで徒歩で移動していることになります。そりゃ疲れますよね。

疲労と空腹を伴いながら、ヨレヨレになって歩く中年夫婦。

そろそろ限界を感じ、次の吉原神社を参拝したら、神社巡りはそこまでにして、帰宅することに決めました。最後の気力を振り絞って吉原神社へと向かいます。

そんなヨレヨレの夫婦の前に、最後の試練が待っていました。

地図で見ると、鷲神社と吉原神社はすぐ近くだったのですが、おもいきり道に迷ってしまったんです…。

で、全く土地勘がない場所をウロウロと徘徊する羽目に。地図通りに歩いているはずが、目的の吉原神社にはいっこうに辿り着きません。疲労も空腹もピークに達し、もうダメか、もう帰ろうか、と言い始めたその時。

ついに吉原神社の鳥居が出現。

ようやく到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)です。

倉稲魂命は食物や穀物を司る神様で、宇迦之御魂命とも表記され、稲荷神と同一です。

市杵島姫命は、宗像三女神の一神で、水や芸能などの神様としても信仰されています。仏教の弁財天とも習合しています。

創建は明治5年です。吉原遊郭の守護神として祀られていた五社の稲荷神社(玄徳稲荷社、榎本稲荷社、明石稲荷社、開運稲荷社、九朗助稲荷社)を、明治になり一社に合祀し、創建されました。

当初は旧玄徳(よしとく)稲荷社の地に鎮座していましたが、大正12年の関東大震災で焼失してしまい、昭和9年に現在の地に遷座します。

昭和10年には、近隣にあった吉原弁財天が合祀され、境外摂社となります。吉原弁財天は、浅草名所七福神の弁財天にもなっています。

吉原の遊女からも信仰され、遊郭の歴史とともに歩んできた神社でもあります。

 

境内案内

こちらは吉原神社の入口です。鳥居の奥には拝殿がすぐ近くにあり、境内は広くはなさそうです。

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左右には狛犬さんです。こちらが左の狛犬さん。顔が葉っぱで隠れていますが。

吉原神社の狛犬

 

こちらが右の狛犬さん。特徴的なお顔で、凛々しいです。

 

一礼して鳥居をくぐりますと、右手に手水舎です。

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お清めをして拝殿へ。提灯には、かつての稲荷五社と、弁財天、吉原神社のお名前が。

 

参拝させて頂きます。

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拝殿の右奥に「お穴様」と呼ばれる地中の神様が祀られていましたので、こちらも参拝。心を込めてお参りすると必ず福が得られると書かれています。

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お穴様の近くには、二体の鬼。

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授与所にて御朱印を頂きました。こちらでは吉原神社の御朱印と、吉原弁財天の御朱印、二つ頂くことができます。

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吉原神社を後にして、すぐ近くにある吉原弁財天へ。徒歩1分です。観音様が見えます。

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緑も多くとても静かな場所です。奥には吉原弁財天の鳥居。

吉原弁財天

 

正面から見た吉原観音です。関東大震災の殉難者を慰霊する観音像です。

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鳥居をくぐり弁財天へ。

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弁財天の外壁は、なんだかサイケデリックな感じでした。

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参拝させて頂きます。

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静かな空気の中、のんびり散策し、吉原弁財天を後にしました。

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参拝を終えて

吉原神社はとても小さな神社でした。境内も広くはなく、あっと言う間に参拝してしまった感じです。

しかしながら、入口の狛犬さんのお顔も特徴がありましたし、お穴様の近くには二人の鬼がいて、けっこうインパクトがありました。

僕は境内で鬼を見るのは、歌舞伎町の稲荷鬼王神社に続き、こちらがおそらく二か所目ではないかと。夜にこの鬼たちを見たら、だいぶ怖いと思います。

また、拝殿に提げられた提灯に、吉原神社の元となったかつての五社の稲荷神社の名前が書かれているのも、何気に印象に残りました。

そして、境外摂社の吉原弁財天が、これまた素敵なところでして、ちょっとしたお庭を散策しているような、そんな気にもなってしまいました。

吉原神社からは徒歩で1分掛からないほどの場所です。

大きな観音様が中央に立ち、その周りも散策できるようになっています。僕が訪れた際には、他には人もいなくて、とても静かでした。

お堂もまたサイケデリックな雰囲気でして、仏教色は強いです。鳥居の扁額もカラフルでした。

吉原神社を訪れた際には、ぜひ近くの弁財天にも立ち寄ってみてください。

弁財天の御朱印も、吉原神社にて頂くことができます。

吉原神社、参拝できてよかったです。

この日は結局、全部で7か所の神社に参拝させて頂きました。

元々は上野方面にある下谷神社を訪れるだけのはずだったんですけどね。「台東区神社マップ」を手にしてしまい、気が付けばその周辺の神社を、次から次へと回ってしまうことに。

それゆえに、もう僕も嫁もへとへとでしたので、帰路に就きます。

この日は7か所のみでしたが、神社マップにはまだまだたくさんの神社が掲載されていますので、全て制覇してみたくなるものです。

次回、今度はもっと計画的に、台東区の神社巡りをしてみたいと思います。

 

御朱印

吉原神社では、二つの御朱印を頂くことができます。

こちらが吉原神社の御朱印です。

吉原神社の御朱印

 

こちらが吉原弁財天の御朱印です。

吉原弁財天の紹介

 

御朱印の受付時間

御朱印と御守りを頂ける時間は、9時から16時までです。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都台東区千束3-20-2です。

吉原神社の公式サイトはこちらです。
http://yoshiwarajinja.tokyo-jinjacho.or.jp/

 

電車

日比谷線「三ノ輪駅」から徒歩10分。

1b出口、1a出口から南です。

日比谷線 「入谷駅」から徒歩10分。

3番出口から東です。

つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩10分。

A出口から北です。

その他、つくばエクスプレス以外の「浅草駅」、「田原町駅」「鶯谷駅」などから徒歩約20分です。
また「めぐりんバス」という台東区のバスですと「千束三丁目」バス停で降り徒歩2分です。都バスですと「千束」もしくは「吉原大門」バス停から徒歩5分です。

 

駐車場

参拝者用の専用駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがいくつかあります。

 

周辺のパワースポット

 

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