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鷲神社(台東区/浅草)の御朱印と見どころ



鷲神社

鷲神社の紹介

浅草のパワースポット「鷲神社」

台東区の浅草にあるパワースポット、鷲神社に行って参りました。

読み方は「おおとりじんじゃ」です。鷲(わし)と書いて「おおとり」と読むんですね。僕は読めませんでした、わしじんじゃかと思ってました…苦。

浅草駅入谷駅の中間くらいにある神社です。

僕はこの日、「台東区神社マップ」と言うものを見ながら嫁と二人で神社巡りをしていて、この鷲神社が6か所目の神社です。

同じ台東区の三島神社に参拝した後、マップで近くにありそうな鷲神社を確認し、向かうことに。

こちらが台東区神社マップです。

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午前中から色々な神社を巡り、既に時刻は14時に差し掛かる頃でした。僕も嫁も昼飯を食べるタイミングを逃し、昼飯抜きの状態でひたすら台東区を歩き続けると言う状態。

最初に訪れたのは、上野の近くにある下谷神社でしたので、既にここまでで相当な歩行距離になっています。上野から浅草まで大回りをして歩いていることになりますので…笑。

どこかで一休みしたいと思いながらも、なかなか適当なお店も見つからないまま歩き続ける中年夫婦。

疲労と空腹でくじけそうになりながらも、なんとか鷲神社に辿り着きました。

 

ご由緒

東京の下町、浅草で古くから「お酉様(おとりさま)」と呼ばれ親しまれている神社です。酉の市(とりのいち)発祥の地でもあります。

「おおとり」を社名とする神社は各地にあり、大鳥神社大鷲神社鷲神社と漢字は違いますが、全て「おおとりじんじゃ」と読みます。総本社は大阪の大鳥大社とされています。

ご祭神は天日鷲命(あめのひわしのみこと)と、日本武尊(やまとたけるのみこと)です。

天日鷲命とは、人々に幸運を運ぶ吉祥を表す鳥さんです。それが鷲なんです。豊漁、商工業繁栄、開運、開拓、殖産の神様で、お酉様と呼ばれる神様です。そのお酉様を祀ったのが鷲神社の起源です。

日本武尊は古代日本の皇族で、武勇に優れた日本古代史上の伝説的英雄です。

日本武尊が戦に出る時に、このお酉様に戦勝祈願をしました。そして無事戦に勝ち、武具である熊手をかけて勝ち戦を祝い、お酉様にお礼参りをしました。熊手が売られる酉の市のお祭りは、これが起源となっています。

僕は過去に何度か酉の市と言うものに行ったことはあるのですが、そんな由来があるのは初めて知りました。

新宿にある花園神社でも酉の市が開かれていますが、それは花園神社に大鳥神社が本殿合祀されているからなんですね。

神社とお祭りの関係、起源や由来。そう言ったものを知るのって、とても面白いです。

 

境内案内

歩き疲れ僕も嫁も口数少ないまま大通りを歩いていると…左側にとても賑やかな門が現れました。

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門の隣には、巨大で立派な熊手が飾られています。

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門をくぐるとすぐに朱い鳥居です。青空に映える朱がとても綺麗です。

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その先にはもう一つ鳥居が。

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拝殿の前にも、もう一つ小さな門があります。とても開けた感じの境内ですね。

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小さな門の手前、左側の奥に手水舎があります。手水舎には龍がいました。

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手水舎でお清めをし拝殿に近づくと、中央に大きなおかめの顔が見えました。

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こちらが拝殿の中央にある「なでおかめ」です。このおかめをなでると、様々な御利益があると言われています。拝殿のお賽銭箱の上におかめさんが乗っかってる形です。こう言う形はなかなか珍しいのではないでしょうか。僕は初めて見ました。

鷲神社のなでおかめ

 

参拝を終え、左上を見上げると立派な建物が。「瑞鷲渡殿」とあります。こちらでは舞いなどが行われるとのこと。

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拝殿に向かって左にある社務所で、御朱印を頂きました。

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拝殿側から見た入り口の門と鳥居です。とても開放感がある境内です。

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少し境内を散策し、トイレにも行き(笑)、鷲神社を後にしました。

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参拝を終えて

鷲神社は、まず入口の門と熊手がものすごく派手な印象で、なかなか他の神社では見られない賑やかな雰囲気がありました。

僕と嫁は朝から歩き続けて、若干ぐったりしていましたので、この賑やかな雰囲気で少し元気になりました。笑

境内も広く開放感があり、全体的に賑やかな感じです。

そして、拝殿の参拝する場所には大きなおかめさんの顔。僕はこのタイプの神社を見たのは初めてです。賽銭箱にでっかいおかめさんが乗っかってるんですよ、お賽銭を遮るかのように。笑

こんな形の神社もあるんですね~。面白いです。

ここは酉の市発祥の地と言うことなので、ここで開かれる酉の市も興味があります。きっと大勢の人で賑わうんでしょうね。

かなりの長距離を歩いての参拝でしたので、この賑やかな雰囲気とおかめさんにパワーをもらいました。

面白いと、言う言い方をして良いのかどうかわかりませんが、鷲神社は僕にとっては、とても面白い神社でした。笑

参拝できて良かったです。たくさん歩いた甲斐がありました。

 

御朱印

こちらが鷲神社の御朱印です。

鷲神社の御朱印

 

御朱印の受付時間

御朱印と御守りを頂ける時間は、9時から17時までです。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都台東区千束3-18-7です。

電車

日比谷線 「入谷駅」から徒歩7分。

つくばエクスプレス 「浅草駅」から徒歩8分

各線 「浅草駅」から徒歩15分

入谷駅と浅草駅のちょうど中間くらいになります。どちらの駅からも歩くと7~8分程度かと思います。僕は同じ台東区の三島神社から徒歩で鷲神社まで行きました。のんびり歩いて15分程で着きました。大きな通り沿いにありますので、わかりやすいかと思います。

また「めぐりんバス」と言う台東区のバスですと「台東病院」バス停で降り徒歩3分です。都バスですと「千束」バス停から徒歩2分です。

駐車場

参拝者用の専用駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがいくつかあります。

鷲神社の公式HPはこちらです。
https://www.otorisama.or.jp/

 

周辺のパワースポット

 

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