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田無神社(西東京市)の御朱印と見どころ

田無神社の紹介

西東京市にある田無神社の参拝レポートです。

読み方は「たなしじんじゃ」です。境内には神社を守る金龍、赤龍、白龍、青龍、黒龍の5頭の龍神様がいらっしゃり、それぞれの龍が姿を変えたといわれる5本の御神木が聳えています。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

西東京市にある「田無神社」へ

田無神社は、僕がこのブログにて紹介する二つ目の神社です。まだどんなふうに紹介したらいいのか探り探りではありますが、とりあえず書いてみます。

僕は先日、同じ西東京市にある東伏見稲荷と言う神社に行ったばかりなのですが、田無神社はそこから近いところにある神社です。

僕は若い頃、ほんの少しの時期だけ田無駅の近くで働いていたことがあるのですが、その当時は神社には特に深い興味もなかったためか、田無神社の存在すら知りませんでした。もしかしたら前も通っているかもしれませんが、記憶にもなく…。

当時はまだ西東京市ではなく、田無市でした。田無市と保谷市がいつの間にか西東京市になっちゃいましたからね。今調べてみたところ、西東京押しが誕生したのは、2001年(平成13年)とのこと。もう随分経つんですね。

それはさておき、このたび東伏見稲荷の参拝後に、西東京には他にどんな神社があるんだろう?と気になって検索してみると、この田無神社が出てきたわけです。どんな神社なのか全くわかりませんでしたが、ネットで画像など見ると、けっこう大きい神社みたいで、とても気になりました。

それにどうやら田無神社は、龍神信仰の神社でもあるようでして、僕も嫁も辰年ということもあるのですが、龍には惹かれるものがありますので、ぜひとも行ってみたい。

僕は三鷹市在住なので、西東京市はバスで行けばすぐの場所。しかし今までバスの乗り方がよくわからないと言う理由で、なかなか足が向かなかった地域です。しかし東伏見稲荷に無事バスに乗って参拝することができたため、気を良くして再びバスで田無にも行ってみることに。

三鷹駅からバスですと一本で行ける場所にありましたので、迷わず三鷹駅からバスに乗車。

嫁と二人で散歩がてら田無神社を散策して来ました。

 

ご由緒

ご祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)須佐之男命(すさのおのみこと)猿田彦命(さるたひこのみこと)八街比古命(やちまたひこのみこと)八街比売命(やちまたひめのみこと)日本武尊命(やまとたけるのみこと)大鳥大神(おおとりのおおかみ)応神天皇(おうじんてんのう)です。

創建は鎌倉時代です。かつては龍神様として姿を現したとされる、尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)をご祭神としていました。

明治5年に、熊野神社と八幡神社を合祀し、現在の田無神社に改称されています。

境内には、金龍、赤龍、白龍、青龍、黒龍の5頭の龍神様がいらっしゃり、東西南北と中心をそれぞれ守ってます。

同じ西東京市の東伏見稲荷神社と並ぶ、西東京市の大きな神社として、厚く信仰されてきた神社です。

 

境内案内

僕が田無神社を訪れたのは、4月の中旬です。境内はとても静かで、夏に向けて色付き始めた木々の緑がとても綺麗でした。桜も葉桜で少し残っていました、秋にはきっと紅葉も素敵だと思います。

僕が参拝した際の境内を紹介します。

 

田無神社の入り口です。僕が訪れた時には、境内に鯉のぼりが上がっていて、それに合わせて旗がたくさん立っていました。

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入口の鳥居です。こちらは南側の入り口になります。田無神社は、東西南北の4箇所から入ることができます。

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鳥居をくぐり階段を上ると、綺麗な緑が見えてきました。

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階段を上がった右側に、赤龍様が祀られています。

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こちらが赤龍様。南を守る龍神様です。

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木々の緑が心地よい参道。

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参道を進むと左側に白龍様。

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こちらが白龍様。西を守る龍神様です。

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その先に、右手に手水舎。

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手水舎にも白い龍神様がいました。白龍の水と書かれています。

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手水舎の先、右手に社務所。

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奥に拝殿が見えます。

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鯉のぼりが上がっていました。この日は天気も良かったので、鯉も気持ちよさそうに揺れていました。

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そして拝殿へ。

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参拝。中には中心を守る金龍様がいらっしゃいます。

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拝殿の左手には大きなイチョウの御神木。

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そして拝殿の裏へ進みます。土俵とお稲荷様が見えます。

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お稲荷様に行く途中に、青龍様。東を守る龍神様です。

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その脇には手水石がありまして、こちらにも龍の姿。僕は最初、こちらが青龍様かと思ってしまいました。

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お稲荷様にも参拝。

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お稲荷様の隣には、大黒様と恵比寿様。こちらも参拝。

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中央に戻り北側を目指します。

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北側には黒龍様が。

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こちらが黒龍様。北を守る龍神様です。

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そして境内中央に戻ります。中央には大きな4本のイチョウが聳えています。拝殿脇の御神木と、この4本を合わせた計5本のイチョウが、それぞれの方位を守る龍神様が姿を変えた木々だといわれています。

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参拝を終え、最後に社務所で御朱印を頂きました。お守りもたくさんありました。

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参拝を終えて

田無神社は、境内も広く、静かにのんびり散策できる場所でした。

訪れたのが4月でして、緑が色付き始めていて、綺麗でした。天気にも恵まれましたので、より緑が映えていました。

境内には、東西南北と中心をそれぞれ守る5頭の龍神様がいらっしゃるのですが、その5頭を見つけ出すのがけっこう楽しかったりします。

龍神様の数え方が「頭」と呼んでしまって良いのかどうかわかりませんが…5匹、5体、5人、どれが正しいのかわかりませんが、頭が一番しっくりくる気はします。

私事ではありますが、僕も嫁も干支が辰年なんです。なので龍とか龍神様には、勝手に何かしらの縁を感じているので、これだけ龍がたくさんいる田無神社がとても親しみのある場所になりました。

5頭の龍だけではなく、5本のイチョウが、龍神様が姿を変えた木々といわれているそうでして、境内全体が龍に守られているような感じでもあります。イチョウはまだ葉がついていませんでしたが、これが夏の緑、秋の黄色と変わっていく景色も、見て見たくなるものですね。

龍やイチョウだけではなく、池があったり土俵があったり、境内社も多かったりと、境内には見どころがたくさんありました。

僕の写真が下手くそで、境内の様子を上手くお伝えできていないかとは思うのですが…こんな言い方が正しいかわかりませんが、楽しい境内でした。

境内にいるだけで、とっても気持ちよく、癒された感じもします。

是非また龍のパワーを頂きに行きたいです。

田無神社、参拝できてよかったです。

 

追記

令和2年(2020年)の12月に、二度目の参拝をさせて頂きました。

最初の参拝が2016年ですので、約4年振りの参拝です。

田無神社は僕がこのブログを書き始めてから2か所目に訪れた神社でして、今改めて自分の4年前の記事を見ますと、写真下手くそだな~とか、文章短いな~とか、色々恥ずかしいことだらけです。

このたび4年振りに訪れまして、御朱印も以前は通常のもの一種だったのが、限定のものなどかなり増えていました。

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和紙で頂ける御朱印には、龍が描かれているものがいくつかあり、どれもめっちゃかっこいいんですよね。で、辰年の僕も嫁も龍に目がないので、ついつい頂けるものは全て頂くことに。

このたび頂きました御朱印は、以前頂いた通常版と併せて、次項にてご紹介させて頂きます。

 

御朱印

こちらが田無神社の御朱印です。通常のものになります。

田無神社の御朱印

 

こちらが、御遷座350年の特別御朱印です。限定のものになります。

田無神社の御遷座350年限定御朱印

 

こちらが、冬限定(12・1・2月)の御朱印です。

田無神社の冬限定の御朱印

 

こちらが、春夏秋冬の御朱印です。こちらは通年で頂くことができます。

 

こちらが、五龍神の御朱印です。こちらも通年で頂くことができます。

田無神社の五龍神の御朱印

この他、季節や例祭限定の御朱印などもあります。田無神社の公式サイト内に御朱印の案内がありますので、そちらでご確認ください。

 

御朱印の受付時間

御朱印と御守りを頂ける時間は、9時半から17時までです。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都西東京市田無町3-7-4です。

田無神社の公式サイトはこちらです。
http://tanashijinja.or.jp/

 

電車

西武新宿線 「田無駅
北口から徒歩5分です。

JR中央線 「武蔵境駅
北口バス乗り場より「ひばりヶ丘駅」行きに乗り「田無駅」で下車。10分ほどで田無駅に着きます。そこから徒歩5分ほどです。

西武池袋線 「ひばりヶ丘駅
バス乗り場より「武蔵境駅」行き、または「田無駅」行きに乗り「田無駅」で下車。10分ほどで田無駅に着きます。そこから徒歩5分ほどです。

JR中央線 「吉祥寺駅
北口バス乗り場より「花小金井」行きに乗り「田無3丁目」で下車。20分ほどで着きます。田無神社は降りてすぐです。

JR中央線 「三鷹駅
北口バス乗り場より「北裏,田無橋場」行きに乗り「田無3丁目」で下車。15分ほどで着きます。田無神社は降りてすぐです。

僕は三鷹駅からバスに乗りました。15分ほどで「田無3丁目」バス停に着きます。バス停の直前で右側に田無神社の鳥居が見えましたので、迷わずに行くことができました。バス停からすぐでした。

 

駐車場

境内の北側に参拝者用の駐車場があります。

 

トイレ

あります。

 

周辺のパワースポット

 

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