武蔵野市の武蔵境にある杵築大社の参拝レポートです。
読み方は「きづきたいしゃ」です。武蔵境の鎮守社で、境内には、千本イチョウと呼ばれる大きなイチョウや、実際に登ることができる富士塚のある神社です。武蔵境駅から南に徒歩5分。
序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。
武蔵境にある「杵築大社」へ
僕は嫁と二人で神社巡りをしています。
つい最近こちらの神社ブログを書き始めまして、こちらが三か所目に紹介させて頂く神社となります。紹介の仕方が未だ固まらず、文章も稚拙で申し訳ありませんが、ご容赦を。
僕は自宅が東京の三鷹ですので、まずは家の近くにある神社を一通り回ってみたいと思い、ネットで調べたところ、この「杵築大社」が出てきました。
しかし、読み方が全然わからず。
そもそも「杵」の読み方すら怪しかったですからね。たぶん「きね」だと思いながらも、自信なかったですし。もしかしたら僕の人生で、一度も書いていない漢字の可能性すらありますし。
で、調べたてみたところ、読み方は「きづきたいしゃ」でした。
そして、かの有名な出雲大社は、かつて杵築大社と呼ばれていたとのこと。それだけ聞きますと、この武蔵境にある杵築大社は、東京にある出雲大社なのかな~と思ってしまうのですが…。
その辺り、ちょっと勉強不足で正確にはよくわからなかったのですが、どうやら出雲大社をこの地にも創建した、と言うことみたいです。違ってたらすみません…。
そんな神社が近所にあると知ってしまったら、もうこれは行くしかありません。
出雲大社といえば、大きな注連縄の絵がまず浮かんできます。いつか行ってみたいですけれど、まずは近所の出雲大社に。
杵築大社がある武蔵境駅は、僕の住んでいる三鷹駅からJR中央線でたったの一駅。しかも駅からすぐの場所にあったので、嫁を伴い早速出かけてきました。
ご由緒
ご祭神は大國主大神(おおくにぬしのおおかみ)と事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)の二柱です。
大國主大神は出雲大社の祭神で、国造りの神、農業神、商業神、医療神などとして信仰される神様です。杵築大神とも呼ばれます。事代主大神は大國主大神の子で、託宣の神様でもあります。
創建は江戸時代前期の慶安年間です。
杵築大社のある場所は、江戸時代には三代将軍家光公の従兄弟である松平出羽守直政公の鷹狩り場でした。そこに直政公が御用屋敷を設け、屋敷内に出雲の杵築大社と稲荷社を勧請し、創設したのが始まりです。
境内には富士塚や千本イチョウなどもあります。
開運、縁結びの神社としても親しまれている武蔵境の鎮守社です。
境内案内
僕が杵築大社を訪れたのは、6月の終わり頃です。梅雨の晴れ間に行って参りました。
JR武蔵境駅の南口を出て、歩くこと5分。
緑が茂る中に「杵築大社」と書かれたものが目に入ります。
すぐ右側に鳥居が見えたのですが、どうやら正面ではないようでしたので、そのまま直進。
こちらが杵築大社の正面になります。
鳥居をくぐり境内へ。境内は広々としています。
鳥居の先では狛犬さんがお出迎え。こちらは左の狛犬さん。足元には鞠。
こちらは右の狛犬さん。足元には子供。心無しか笑っているように見えます。
狛犬の先には二つ目の鳥居。奥に拝殿が見えます。
二つ目の鳥居をくぐると、左側に手水舎です。開放感のある手水舎ですね。
そして拝殿へ。決して派手さはありませんが、荘厳な雰囲気を感じさせる拝殿です。
無になって参拝。
拝殿に参拝を終えた後、境内を散策しました。拝殿に向かって右側に、八坂神社がありましたので、こちらにも参拝。
境内の真ん中には、とても大きな銀杏の木があります。これが「千本イチョウ」と呼ばれているものですね。立派です。本当に大きくて見事な銀杏です。
千本イチョウが素晴らしかったので、別アングルも。写真には映っていませんが、二羽のカラスが木の上で仲良く体を寄せ合っていました。
拝殿に向かって左にはお稲荷さんが見えます。こちらには豊受大神が祀られていました。
同じく拝殿に向かって左側に池があり、小高い山になっています。そこが富士塚です。ミニ富士山です。
いざ、富士山登山へ!!
険しい道のりを進みます(嘘です、すぐ登れます)。
そして登頂!!こちらが山頂からの景色です。
山頂でもお参りを。
無事に富士山を下山し、杵築大社のご由緒を読みます。ふむふむ。
もう一周境内を散策した後、社務所で御朱印を頂き、杵築大社を後に。
そして、杵築大社の道路を挟んだ向かい側に弁天様が祀られていましたので、そちらにも足を運びました。
参拝を終えて
僕が杵築大社を訪れたのは梅雨の平日でしたので、他の参拝者の方もまばらで、ゆっくりのんびり境内を散策することができました。
境内には木々が多く、緑が多い印象です。
何よりも境内の中央辺りに茂っている、千本イチョウが素晴らしかったです。とても大きな木で、存在感がもの凄くありました。この銀杏の木が、境内を全部守っている感じです。大きな木を前にしますと、目を奪われるものですね。
ビルばかりの東京で、こんなに大きな木が見られる場所は、神社か寺院が公園くらではないかと思います。
電車に乗っていたりしても、緑の多い一角が目に入り、後から地図で調べたりすると、そこには神社があったりしますからね。
木々の中にいますと、それだけで心地良くなります。
千本イチョウを見れただけでも、杵築大社に足を運んだ甲斐があったというものです。いいものが見れました。
また、富士塚にも登ることができて満足です。山の上からの景色は、登る前に思ったよりも、高い位置からの景色でして、ちょっとびっくりしました。
富士山を模して造られた富士塚がある神社は、他にいくつもあるみたいです。中にはかなり大きなものもあるようですので、プチ冨士登山をまた他に神社でも楽しみたいですね。
境内にはカラスがたくさんいました。最初は襲われるのでは?と若干ビビりながら散策していたのですが、特に何かされるわけでもなく。
カラスが神の使いになっている神社もあるかと思うので、この神社を守ってくれているのかもしれませんね。そう思うことにしました。
武蔵境駅からも徒歩ですぐに行ける神社ですので、また千本イチョウを見に行きたいな~と思っています。
杵築大社、参拝できてよかったです。
御朱印
こちらが杵築大社の御朱印です。
御朱印の受付時間
御朱印と御守りを頂ける時間は、9時半から16時半までです。ただし、お昼の12時から13時までは、お昼休憩のため社務所が開いていないとのことですのでご注意ください。僕は11時58分頃に社務所に行き、そう聞きましたのでギリギリセーフでした。
(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)
アクセス
住所は東京都武蔵野市境南町2-10-11です。
杵築大社の公式サイトはありません。
電車
JR中央線 「武蔵境駅」から徒歩5分。
武蔵境駅の南口を出て、徒歩5分です。大きな通り沿いですので、迷わず着けるかと思います。
駐車場
そこまで広くはありませんが、参拝者用の駐車場がありましたので、車でも問題ないかと思います。近くにはコインパーキングもあります。
トイレ
あります。
周辺のパワースポット
武蔵野市の神社一覧