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東伏見稲荷神社(西東京市)の御朱印と見どころ

東伏見稲荷神社の紹介

西東京市にある東伏見稲荷神社の参拝レポートです。

読み方は「ひがしふしみいなりじんじゃ」です。「東京にも京都の伏見稲荷大神のご分霊を」という願いから、伏見稲荷大社より分霊を授かり、創建された神社です。東伏見という地名の由来にもなっています。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

西東京の「東伏見稲荷神社」へ

この記事が僕のブログにて初めて紹介する神社です。きっと何年か後にこの記事を見ますと、拙くて恥ずかしくなるんだとは思うのですが…そんなことを今考えても仕方ない。とりあえず書いてみます。

僕は東京の三鷹市に住んでおりますので、東伏見と言えば、三鷹の北にあり、電車で行くのは少し不便です。でもバスを使えば近い距離にあります。しかし今まで一度も訪れたことがありませんでした。

と言うのも、僕は元来バスが苦手なんです。酔うとかそう言うことではなく、乗り方がよくわからないんです。

ですので、もう東京に住んで20年程になりますが、バスの利用は極力避けてきました。初めて東京でバスに乗った時、両替のシステムを知らずにお札をそのまま料金箱に入れ、運転手に怒られたことがあり…。無知だった自分も悪いのですが、今考えるとなかなかありえないレベルの怒鳴られ方をして、けっこう揉めた覚えがありますからね。で、それ以来できるだけバスには乗らないようにしてきたという。

しかしこの度、おもいきってバスに乗ることにしました。バスに慣れていると言う嫁が一緒だったので、安心して乗ることに。

すみません、バスの話ばかりで、何の話かわからなくなってきましたけれど。

以前から東伏見稲荷は気になっていたんです。三鷹駅には東伏見稲荷の大きな看板が出ていて、それを目にする度に、どんな神社なんだろうな~と。

そして、数年前から嫁と二人で神社巡りを始めましたので、いい機会なので家の近くにある神社も回ってみようと。そんな流れで、東伏見稲荷に行ってみることになりました。ブログで最初に書く神社として、特別な思い入れがあるとか、そういうわけではないんです。たまたまのタイミングです。

で、事前にどのバスに乗ればいいのかアクセスをしっかり調べ、東伏見稲荷へと向かいます。

三鷹駅からバスに乗り15分ほど。「東伏見稲荷神社」バス停で下車しますと、すぐ目の前が目的の東伏見稲荷でした。

到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)佐田彦大神(さだひこのおおかみ)大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)です。この三柱を東伏見稲荷大神(ひがしふしみいなりおおかみ)と総称しています。

宇迦御魂大神は、人々の生活を豊かに楽しく守り、衣食住の大祖神様であり、農業の守護神でもあります。佐田彦大神は、海陸の道路を守り、人々の行なう事を良いほうに導いてくだる神様です。大宮能売大神は、歌舞音曲方面に信仰が厚く、長寿また愛嬌の神様としても信仰されています。

創建は昭和4年です。比較的新しい神社になります。

伏見稲荷といえば京都にある伏見稲荷大社をまず思い浮かべますが、こちらの東伏見稲荷神社は、「東京にも京都の伏見稲荷大神のご分霊を」という願いから、伏見稲荷大社より分霊を授かり、この地に創建されました。

現在当社の住所は「西東京市東伏見」ですが、この東伏見と言う地名も、神社が創建されてから付けられた地名です。「東にある伏見」と言うことで、東伏見なんですね。

本殿の奥には「お塚」と呼ばれるたくさんの朱鳥居が並ぶ場所があり、神秘的な場所としても知られています。

 

境内案内

僕が東伏見稲荷神社を訪れたのは、4月の上旬です。桜が葉桜になった頃で、心地よい春の風が吹いていて、散策するのにはちょうど良い日でした。

それでは、参拝した際の東伏見稲荷を写真で紹介します。

 

まず、入口は大きな朱色の鳥居。とても開けた場所にあります。左側が工事中なのがちょっと残念ですが。

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階段の先では、神狐さんがお出迎え。

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こちらは右の神狐さん。後ろには桜も咲いています。

東伏見稲荷神社の右の狐

 

こちらは左の神狐さん。

東伏見稲荷神社の左の狐

 

神狐さんの先、朱色の立派な門をくぐります。

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門をくぐると右手に手水舎。こちらも朱色です。

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奥に拝殿が見えます。

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左手には社務所。

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右手には舞殿です。

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全体的に開放感のある広い境内です。

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そして拝殿へ。

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しっかりとお参りして来ました。

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拝殿の左奥に、お塚参拝道への入口があります。

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お塚に入ると、そこはまるで別世界。

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無数の朱い鳥居が並びます。

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たくさんのお稲荷様が祀られています。

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朱色の鳥居は奥へ奥へと続きます。

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いたるところにお稲荷様が。

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緑と朱のコントラストが素敵ですね。

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異空間でした。

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お塚を出たところに、お塚の案内図がありました。

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最後に授与所で御朱印を頂きました。

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お守りもたくさんありました。

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参拝を終えて

東伏見稲荷神社は、とても素敵な神社でした。

境内もとても広くて開放感がありましたし、鳥居や門、拝殿も立派でした。昭和4年創立とのことですので、新しめな感じはしましたね。

そしてやっぱり一番印象的だったのは、拝殿の奥にあるお塚と言う場所です。朱色の鳥居が無数に並んでいて、なかなか圧巻の景色です。僕がお塚を訪れた際には、他の参拝者が誰もいない状態でしたので、無数の朱鳥居の中に僕と嫁だけでした。ですので静まり返っていて、余計に神秘的な感じがしたのかもしれません。

そして、この記事を書くにあたり、こうして振り返ってみますと、写真下手くそだな、と我ながら思ってしまうのですが…。もっといい感じで境内の雰囲気などお伝えしたいのですが、これから腕を磨いていきます。

また、社殿の名称だったり、そういった知識もまだまだ浅いので、しっかり紹介できるよう、勉強もしていきます。知識があった方が、僕自身の楽しさも倍増するでしょうし。

東伏見という地名が、こちらの神社に由来しているということも初めて知りました。神社を知るということは、その地域の歴史を知ることにも繋がっていくんですね。そんな楽しさも垣間見た気がします。

記念すべき初ブログで紹介する初の神社として、いい神社に参拝できました。

とっても素敵な場所でしたので、西東京市や東伏見を訪れた際には、是非立ち寄って見てください。お勧めのパワースポットです。

いつか京都の伏見稲荷大社にも参拝してみたくなりました。

余談ですが、お塚にある全てのお稲荷様にお参りをしたい方は、かなりの数がありますので、お賽銭を多めにお持ちになることをお勧めします。

僕と嫁ももかなり多めにお賽銭は用意していたのですが、ギリギリでした。お塚だけで20回分くらい必要ですので。

 

御朱印

こちらが東伏見稲荷神社の御朱印です。

東伏見稲荷神社の御朱印

 

御朱印の受付時間

御朱印と御守りを頂ける時間は、8時から17時までです。開門は6時半、閉門は17時です。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都西東京市東伏見1-5-38です。

東伏見稲荷神社の公式サイトはこちらです。
http://www.higashifushimi-inari.jp/

 

電車

西武新宿線 「西武柳沢駅]or「東伏見駅
ちょうど2つの駅の中間あたりで、どちらからでも徒歩7分ほどで着くかと思います。

JR中央線 「三鷹駅]or「吉祥寺駅
どちらの駅からでも、北口よりバス2番乗り場「西武柳沢」行きに乗り「東伏見稲荷神社」で下車。青梅街道を渡ってすぐです。どちらからでも15分ほどで着きます。

僕は三鷹駅からバスに乗りました。15分ほどで「東伏見稲荷神社」バス停に着き、周囲を見渡すと、大きな道路を挟んだ反対側に赤い鳥居が見えました。道路を渡るとすぐに東伏見稲荷です。迷わずに着くことができました。

 

駐車場

参拝者用の駐車場があります。大きな駐車場ですので、問題なく停められるかと思います。

 

トイレ

境内にあります。

 

周辺のパワースポット

 

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