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高木神社(墨田区/押上)の御朱印と見どころ

高木神社の紹介

墨田区押上にある高木神社の参拝レポートです。

読み方は「たかぎじんじゃ」です。かつては境内に臥龍の松と呼ばれる大きな松があり、曳舟川の往来の目印になっていたそうです。むすびの神様としても崇敬されている神社で、結びのご利益でも知られています。押上駅と曳舟駅の中間辺りに位置しています。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

押上の「高木神社」へ

押上と言いますと、何があるかと言われれば、まず思い浮かぶのはスカイツリーかと思います。と言いますか、僕はスカイツリーしか浮かびません。

とは言え僕は東京在住ではありますが、押上や曳舟には一度も行ったことがありません。つまり、スカイツリー未経験者なんです。

これまでにも浅草とか亀戸などで神社巡りをした際に、けっこうな近距離でスカイツリーを見上げることはありましたが、まだその足元には行ったことがないんです。

スカイツリーっていつできたんだっけ?と思って調べてみたところ、開業は2012年5月とのこと。現在は2018年7月ですので、約6年前に開業していることになります。漠然とではありますが、そろそろ一度くらい行っておくべきでは?とか思っちゃったりするんですよね。

東京の新しい観光名所ですし、せっかく東京に住んでるのに行かないなんてもったいないのでは?とかも思ってしまうわけです。

そんな中、ついに僕たち夫婦がスカイツリーに訪れるきっかけが到来します。

親戚の結婚祝いのお返しにカタログギフトを頂きまして、その中に「スカイツリーのレストランでのペアお食事」というのがあったんです。

お食事系は他にもけっこうありまして、どこもかしこも美味しそうで迷いはしたのですが、嫁と協議を重ねた末、スカイツリーのレストランに決めました。おそらくスカイツリーという場所も後押ししていたかとは思います。

事前に予約をするというシステムでして、嫁と休日を合わせ、7月上旬の平日ランチを予約。

と、前置きが長くなってしましましたけれど、その足で押上周辺の神社巡りもしよう!ということになり、こちらで紹介する高木神社に繋がるわけです。

押上などなかなか行く機会がない場所なので、これは神社巡りもせねば勿体ない!と。

事前に調べましたところ、その周辺にはけっこう神社があるんですよね。事前に6~7ヶ所ピックアップして当日を迎えます。

全部回ってみたいところではありますが、7月の上旬で気温は30度超えの熱中症に要注意な日でしたので、無理をしない範囲でと決めて回り始めることに。

さらに僕たちは押上に降り立つ前に、途中の住吉にて寄り道をしていくつか神社巡りもしていますので、時間的にもそこまで余裕はありません。

住吉には「猿江神社」にて御朱印帳を手に入れるために降り立ち、その周りの神社も参拝した形です。

そこから次に向かったのが、高木神社です。

住吉からですと押上まで地下鉄で2駅。しかし地図で慎重に確認したところ、高木神社はどうやらもう一つ先の曳舟駅からの方が行きやすそうでしたので、曳舟駅まで行ってしまうことにしました。

初めての曳舟駅に降り立ち、高木神社を目指します。

30度を超える蒸し暑さの中、西口を出て大きな通りを押上方面にてくてくと歩き出しますと、スカイツリーが間近に見えてテンションが上がります。

そして地図を見ながら大通りから路地を入り進んで行くと、石鳥居が現れました。

無事、高木神社に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、日本神話の神様である高皇産霊神(たかみむすびのかみ)です。天孫降臨の際には高木神(たかぎのかみ)という名で登場し、「創造」を神格化した神様です。

創建は室町時代中期の応仁2年です。具体的な創建の経緯などは不明ですが、旧寺島村新田の鎮守として信仰され、古くは第六天魔王をお祀りしていたため、第六天社と呼ばれていました。

現存はしていませんが、境内には臥龍の松と呼ばれる大きな松があり、曳舟川を上下する舟など、地域の人々の往来の目印となっていたそうです。

明治の神仏分離により、社名が現在の高木神社に変更されました。ご祭神の高皇産霊神が、別名で高木神であることに由来しています。

現在の社殿は昭和42年に再建されたコンクリート造りのものになります。

近年では、ご祭神の高皇産霊神(たかみむすびのかみ)をお祀りしていることから、むすびの神様としても崇敬され、「おむすび」の神社としても知られるようになりました。縁結びのご利益があるとして多くの参拝者が訪れます。

また、『からかい上手の高木さん』という漫画とのコラボレーションも行われ、境内には関連グッズなども置かれています。

古くからこの地に鎮座し、人々に親しまれている神社です。

 

境内案内

高木神社には、曳舟駅から徒歩で5分ほどで到着です。

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鳥居の正面に立ちます。今年は御鎮座550周年なんですね。

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鳥居の左手には神楽殿。

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一礼して鳥居をくぐり境内へ。すぐ右手にご由緒が書かれていたのですが、鏡のようものに文字が書かれているという、珍しいものでした。

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真っ直ぐの突き当たりには神輿庫が見えます。拝殿へは参道を右です。

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こちらが右前方に見える社殿です。その手前には大きなクスノキも。

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拝殿に向かうため参道を右に折れます。

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少し奥まったところに手水舎です。

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手水鉢には龍です。「龍の口」と書かれていました。お清めをします。

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手水舎を振り返ると拝殿があるという位置関係になります。社殿は淡い紫色を基調としたもので、社殿ではかなり珍しい色なのではないかと思います。僕は初めて見ました。綺麗です。

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そして、拝殿の手前には顔出しパネル。ついつい嫁と交互に顔出しをしてしまいました。

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顔出しパネルの後ろには、左の狛犬さんです。口の中に水色の石があるのが見えます。

高木神社の左の狛犬

 

こちらが右の狛犬さん。高木神社の狛犬さんは、阿吽の対ではなくどちらも口を少し開けた阿の状態ですね。そして、右の狛犬さんの口にも水色の石。

高木神社の右の狛犬

 

拝殿の前へと進み出ます。紫という色に視線が自然と惹き付けられてしまいます。

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時間を掛けて参拝します。

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拝殿を振り返るとこんな景色です。拝殿に向かい右後方にもう一つ鳥居があり、そちらからでも境内には出入りできるようになっています。

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御神木の大楠を拝殿側から。手前に掛けられている絵馬は、皆おむすびの形をしています。

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顔出しパネルの後ろ辺りから、入口の鳥居を見るとこんな感じです。

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拝殿に向かって境内の右手にも建物が一つ。七曜の紋が書かれています。

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その右手には山玉向島講社の碑です。山玉向島講社は、富士山を信仰する富士講とのこと。脇には説明書きと写真も載せられていました。

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拝殿を右斜め前から激写。山玉向島講社の碑の前辺りからです。

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こちらが境外へと通じるもう一つの鳥居です。

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そちらの小さな鳥居から一度境外へ出てみます。撮影は境外から。

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再び拝殿前に戻ります。御神木の前に輪投げがありましたので、こちらも嫁と一回ずつチャレンジ。

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輪投げを終え、御神木に近付いてみます。幹の太い立派な大楠です。隣りにはおむすびの形をした結び石。

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しばらく大楠を見上げ、自分の小ささを実感します。

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社殿の左手に授与所です。こちらで御朱印を頂きました。

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高木神社は『からかい上手の高木さん』という漫画とコラボしているようで、そちらの御朱印や御朱印帳もありました。

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境内の左奥突き当たりにも、『からかい上手の高木さん』。サイン入りのパネルも置かれていました。

高木神社にあるからかい上手の高木さん

 

こちらは境内の左手から社殿を撮影。奥には本殿も見えます。

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縁結びの神社ということで、境内には所々にハートがありました。

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そして境内からは、スカイツリーがよ~く見えます。かなり近いです。

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境内をじっくりと散策させて頂き、高木神社を後にしました。

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参拝を終えて

高木神社は何かと見どころがありまして、暑い中ではありましたが、ついつい境内でけっこうな時間を過ごしてしまいました。

僕が一番印象に残ったのは、社殿の色です。紫なんです。

濃い紫ではなく薄い紫なのですが、紫色の社殿というものを見たのは僕はこちらが初めてです。

淡い紫色の社殿はとても素敵でした。高貴でありながら柔らかい感じの印象を受けました。

高木神社は昔から社殿が紫色なのかと思っていたのですが、帰宅してから画像検索などをしていますと、どうやら紫になったのはけっこう最近のことのようなんです。2017年の末くらいっぽいですね。

過去の画像など見ますと、それまでは赤だったみたいです。現在は紫と白ですが、以前は赤と白ですね。

鎮座してちょうど550年の節目の年ということで、それを記念して塗り替えが行われたようです。

以前の写真は神社庁のサイトから転載させて頂きます。

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(画像出典:www.tokyo-jinjacho.or.jp)

社殿が紫色になったことで、かなり個性的な感じになったのではないかと思います。「高木神社=紫の社殿」というイメージが僕の中にも刷り込まれました。

そして社殿前にいた狛犬さんも、これまた特徴的でした。容姿自体が特別変わっているわけではなく、別の部分で目を惹くものが。

まず、こちらの狛犬さんは阿吽の対ではなく、どちらも口を開けているという点。どちらも阿ってことですね。たま~に他の神社でもその形の対は見ることはありますが、やっぱり珍しい形ではあると思います。

そして、さらに注目すべきは狛犬さんの口の中です。

左右どちらの狛犬さんも、口の中に綺麗な水色の石が入っているんですよ。これには思わず視線が吸い寄せられます。

飴を舐めてるみたいにも見えてしまいましたけれど。

他の方のブログなどでは、口の中に石ではなくおにぎりがある写真なども載っていましたので、もしかしたら定期的に口の中のものが変わってるのかもしれません。要注意です。

他にも、境内から見えるスカイツリーの近さにびっくりしたり、御神木のクスノキが立派だったり、手水舎の龍がかっこよかったり。

おむすびの顔出しパネルもありまして、ついつい僕たち夫婦も交互に顔を出して写真撮影をしてしまいました。

さらには顔出しパネルの脇に輪投げゾーンがありまして、輪投げでも遊ばせて頂きました。

輪投げは左から、恋愛運、学業運、健康運、金運、仕事運と輪を入れるところがありまして、全部で5投できます。金運と仕事運を狙って投げたはずの僕は、何故か学業運と健康運のみ入るという結果に。

僕より先に挑戦した嫁は、見事に一つも入りませんでした。

輪投げのある神社も、僕はこちらが初めてです。

顔出しパネルにしろ輪投げにしろ、中年夫婦が境内にてはしゃいでしまいました。すみません。

一通り境内を散策した後、授与所にて御朱印を頂き、鎮座550年の記念御朱印というのも頂きました。

もう一つ、『からかい上手の高木さん』という漫画とコラボした御朱印もあったのですが、失礼ながら僕はその漫画を知らなかったので、そちらの御朱印は頂きませんでした。コラボのオリジナル御朱印帳なんかもありました。

『からかい上手の高木さん』、どんな漫画なのか少々気になってきたので、機会があれば読んでみようと思います。

また、御朱印を頂いた際に、小さなむすび石も頂きました。

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ちっこいおにぎりです。ありがとうございます。

高木神社、参拝できて良かったです。

続いては、高木神社から徒歩ですぐの場所にある、飛木稲荷神社へと向かいます。

 

御朱印

こちらが高木神社の御朱印です。

高木神社の御朱印

 

こちらは、御鎮座550年を記念した御朱印です。平成30年1月1日~12月31日まで頂くことができます。社殿の色と同じく紫で書かれています。

高木神社の御鎮座550年記念の御朱印

 

高木神社では上記の他にも、季節ごと限定の御朱印や、漫画『からかい上手の高木さん』とのコラボ御朱印があります。詳しくは公式サイトの御朱印案内をご覧ください。

 

御朱印の受付時間

御朱印と御守りを頂ける時間は、9時から17時までです。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都墨田区押上2-37-9です。

高木神社の公式サイトはこちらです。
http://takagi-jinjya.com/

 

電車

スカイツリーライン 「曳舟駅」から徒歩5分。

西口から大通りに出たら、スカイツリーの見える押上方面に進み、押上二丁目の信号を左折するとすぐです。

半蔵門線 / 都営浅草線 「押上駅」から徒歩7分。

A3出口から出て、スカイツリーを背にして真っ直ぐ歩き、右手に高架下の踏み切りがある交差点を左折です。

 

駐車場

参拝者用の駐車場はありませんが、2~3台でしたら境内に駐車可能とのことです。近くにはコインパーキングもいくつかあります。

 

周辺のパワースポット

 

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