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三島神社(台東区/入谷)の御朱印と見どころ

三島神社

三島神社の紹介

入谷のパワースポット「三島神社」

台東区の入谷にあるパワースポット、三島神社に行って参りました。読み方はそのまま「みしまじんじゃ」です。

最寄駅は入谷駅三ノ輪駅です。鴬谷駅からも行けます。

僕はこの日嫁と二人で「台東区神社マップ」なるものを見ながら、同じ台東区の神社をいくつか回り、この三島神社が5か所目の神社でした。

こちらが台東区神社マップです。

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近くにある小野照崎神社への参拝を終え、地図を見るとこの三島神社が近くにありましたので、向かうことに。

三島神社」と言うのは名前は聞いたことがあり、おそらく全国にあるかと思うのですが、僕達夫婦は一度も訪れたことがありません。ですので初めての三島神社参拝になります。

予備知識ゼロでの参拝ですので、どんな神社なのか全くわからないまま向かうことに。

この日は午前中から神社巡りをしていて、既に時間は13時を回っています。途中どこかでお昼ご飯を、と思いながら歩いていたのですが、この辺り全然お店がないんですよ。ですので昼飯にありつけないまま、ひたすら歩きまわっている僕と嫁。

空腹のため、お互い口数も少なくなってきます。笑

そんな中、小野照崎神社から歩くこと5分ほど。

三島神社に到着しました。

 

ご由緒

総本社は愛媛県の大三島と言う島にある大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)で、三島大明神とも呼ばれています。その分社は全国各地にあります。今回ご紹介するのは、台東区の入谷にある三島神社です。

ご祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)です。山の神、海の神です。また、日本国民の総氏神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)の兄に当たる神様です。

鎌倉時代、現在の愛媛県に河野通有(こうのみちあり)と言うの武将がいました。モンゴル帝国との戦いである元寇でも活躍した武将です。河野通有が元寇の戦勝祈願を大山祇神社に行い、見事勝利しました。その際に受けた神のお告げにより、東京の地にも分霊をお迎えすることに。そして何度か移転をした後、現在の場所に。「下谷の三島様」として古くから人々に親しまれています。

歴代の三島神社の宮司さんは、河野通有の子孫が務めているそうです。

境内には火事の難を防ぐ火除稲荷も祀られています。こちらは上野山内の火難方位除けのために創建されたと伝えられる稲荷です。

また、雷を閉じ込めたと言われている「雷井戸」も境内にあります。昔この辺りには雷が多く落ち、人々に怖れられていました。しかしある時、三島神社に雷が落ちたので、神主が雷を井戸に封じ込め、それ以来この地には雷が落ちなくなったと言われています。

明治の小説家、樋口一葉の「たけくらべ」の一節にも登場する神社です。

 

境内案内

小野照崎神社から歩いて5分ほど。大きな道路沿いをのんびり歩いていると、右手に鳥居が現れました。

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鳥居をくぐるとすぐ、左手に雷井戸があります。こちらに雷さんが閉じ込められているんですね。そう言われると開けてみたくなってしまいますが…笑。

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井戸の前には雷井戸の伝説が書かれています。

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境内には大きな木が茂っていて、静かに風に吹かれていました。

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左手に手水舎です。龍がいました。

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手水舎でお清めをして拝殿に向かいます。こちらは向かって左の狛犬さん。

三島神社の左の狛犬

 

こちらは向かって右の狛犬さん。三島神社の狛犬さんも凛々しいですね。

三島神社の右の狛犬

 

こちらが正面から見た拝殿です。大きくはありませんが、とても古くて厳かな雰囲気のある拝殿です。

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静かな風を感じながら参拝。

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続いて、境内にある火除稲荷にも参拝。

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三島神社、火除稲荷への参拝を終え、拝殿の右奥にある社務所へ。

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社務所の窓口は閉まっていたのですが、隣の玄関口が開いていて、呼び鈴で対応して頂きました。

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御朱印を頂き、三島神社を後にしました。こちらは拝殿側から見た入口の鳥居です。

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参拝を終えて

大きな神社ではありませんが、とても雰囲気のある神社でした。

僕が訪れたのはゴールデンウィーク中でしたが、他の参拝者もほとんどいませんでしたし、のんびりと境内を散策し、静かな時間を過ごすことができました。

拝殿は歴史を感じる古い建物で、厳かな雰囲気がありました。

境内にある雷井戸の伝説も面白くて、この井戸の中に雷様が閉じ込められているんだな~と思うと、色々な想像が膨らみます。

大きな木が茂っていて、5月の緑がとても綺麗な境内でした。

社務所の窓口が閉まっていたので、御朱印は無理かな?と思ったのですが、隣の玄関の呼び鈴を押すと対応して頂けました。

帰り際には、「幸」「福」「桜の花びら」が描かれた飴と、「三」と描かれた八角形のお菓子も頂いてしまいました。

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この日たまたま訪れることになった三島神社ですが、参拝できて良かったです。

いつか愛媛県にある総本社にも行ってみたいですね。

 

御朱印

こちらが三島神社の御朱印です。

三島神社の御朱印

 

三島神社では、火除稲荷の御朱印も頂くことができます。

三島神社で頂ける火除稲荷の御朱印

 

御朱印の受付時間

御朱印と御守りを頂ける時間は、10時から15時までです。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都台東区下谷3-7-5です。

電車

日比谷線 「入谷駅」から徒歩8分。

日比谷線 「三ノ輪駅」から徒歩10分。

JR 「鴬谷駅」から徒歩15分。

最寄駅は入谷駅になります。4版出口より徒歩8分です。鴬谷からだとやや距離があるので、日比谷線からの方が近いです。比較的大きな通り沿いにありますので、わかりやすい場所かとは思います。

駐車場

参拝者用の専用駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがいくつかあります。

三島神社の公式HPはこちらです。
http://www.mishimajinjya.or.jp/

 

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