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さくら稲荷神社(調布市)の御朱印と見どころ

さくら稲荷神社の紹介

調子市布田にあるさくら稲荷神社の参拝レポートです。

読み方は「さくらいなりじんじゃ」です。調布駅の東口を出てすぐ、ビルの立ち並ぶ一角に鎮座する、小さなお稲荷さんです。境内には立派な桜の木があります。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

調布の「さくら稲荷神社」へ

この日は、調布駅周辺の神社をいくつか巡り、その最後に訪れたのが、こちらの「さくら稲荷神社」です。

僕の嫁さんが最近マンホールの蓋にハマっておりまして、調布は漫画家の水木しげるさんゆかりの地ということで、ゲゲゲの鬼太郎マンホールというのがあるんです。で、嫁がその撮影をしたいと。

そんな流れで、調布の神社巡りも同時に決行することになったわけです。

この日はここまで、上布田稲荷神社、布多天神社、若松稲荷神社と三つの神社を訪れました。若松稲荷神社からは、天神通り商店街という、鬼太郎のモニュメントのある通りを歩き、四つ目に訪れる神社として、駅の近くにあるさくら稲荷を目指します。

鬼太郎のモニュメントやマンホールに関しては、僕が別で書いているこちらのブログで紹介しています。

僕は久しぶりに調布という街を訪れたのですが、いつの間にか駅が地下化され、すっかり景色が変わっていました。

数年前に訪れたときは、駅は既に地下にありましたが、周辺は工事中の建物が多かった覚えがあります。それがみんな出来上がって、きっと今の景色になっているんだと思います。

調布駅が地下化されたのは2012年とのことですので、もう6年ほど前です。それまでは京王線と京王相模原線が、平面交差(二つの路線が同一平面上で交わる)という状態だったそうです。どうやらそれを解消するために、駅の地下化が進められたみたいですね。

駅が地下化するというのは、何かと都合がいい点も多いかとは思いますが、ホームから改札までが遠くなるなど、ちょっとしたデメリットもあるかと思います。

そして「地図が見づらくなる」というのも、そんなデメリットの一つかと。

地図を頼りに向かったさくら稲荷は、調布駅のすぐ近くに位置しています。「駅を背にして~」という見方などすると、おそらくすぐに見つけられる場所なのですが、駅や線路が地下に潜っていますと、意外とわかりづらくなるんです。

まぁ、地下鉄と同じと言えば同じなんですけどね。

駅自体を目印にしなければいいのですが、どうしても地図上で駅が形として表示されてると、ついついそっちに引っ張られてしまい、現在地もよくわからなくなったりするんです。

目印など考えず、ただただGPSに従えばいいんですけどね…。

そんな少々現在地を見失うという過程もありつつ、最後は調布には僕より来たことがあるという嫁の力もあり、無事に目的のさくら稲荷を見つけることができました。

到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、推定ですが、五穀豊穣の神様である宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)です。倉稲魂命とも表記され、稲荷神とも同一です。

創建の年代や経緯などは、残念ながら一切わかりませんでした。

境内には桜の木がありますので、社名はそれに由来しているのかもしれません。

調布駅の北側、駅からすぐのビルの立ち並ぶ一角に鎮座しています。

 

境内案内

こちらがさくら稲荷の入口です。入口に桜の木がありますので、社名はこの桜に由来しているのかもしれません。

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さくら稲荷は、とっても小さな神社です。一礼して鳥居をくぐり境内へ。

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社殿の前には、狛犬さんとお狐さんが一対ずつ並んでいます。どちらも小ぶりで可愛い。こちらが左の狛犬さんとお狐さんです。

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こちらが右側の狛犬さんとお狐さん。

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とっても可愛いので、それぞれをアップで撮影。こちらが左の狛犬さん。よく見ると子供がいます。でもまるで子供を踏んづけているようにも見えます。

さくら稲荷神社の左の狛犬

 

こちらが右の狛犬さんです。どちらも可愛くて持って帰りたくなります。

さくら稲荷神社の右の狛犬

 

こちらが左のお狐さん。小さいですけどスマートですね。

さくら稲荷神社の左の狐

 

こちらが右のお狐さん。持って帰りたい。

さくら稲荷神社の右の狐

 

社殿の前へと進みます。

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時間を掛けて参拝します。

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社殿を振り返るとこんな感じです。可愛い狛犬さんやお狐さんをもう一度眺め、さくら稲荷神社を後にしました。

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参拝を終えて

さくら稲荷はとても小さな神社でした。

周囲をビルに囲まれた中、ひっそりと佇んでいます。入口に桜の木がありましたので、春には綺麗な景色が楽しめると思います。社名もその桜に由来しているのではないかとも思われます。

そして、このような小さな神社にも関わらず、狛犬さんのインパクトがかなり強烈でした。

さくら稲荷では、お狐さんだけではなく、狛犬さんも社殿を守っています。社殿の前に一対のお狐さん。さらにその前に一対の狛犬さんがいる形です。警備が厳重です。

そしてその狛犬さんもお狐さんも、小ぶりでとっても可愛いんです。

特に目が釘付けになったのは、狛犬さんの方ですね。とっても特徴のある容姿をしているんです。

全体的なサイズは大きくないのですが、まず顔のサイズがでかい。

二頭身~三頭身くらいですね。

しかも、その顔がなんとも言えない顔なんです。可愛らしくもあり、悪魔のようでもあり、驚いているようでもあり。迫力は満点です。

目も口も鼻も、それぞれのパーツが大きくて、特に牙の大きさなどは目立ちます。

そんな迫力のあるお顔にも関わらず、体に比べて明らかに顔が大きいので、またそれが可愛い感じになっちゃってるんです。

後ろにいるお狐さんは、小さいですけれどスマートで、かっこいい顔をしていました。

しかしそんなお狐さんのかっこいい顔を全てかき消してしまうくらい、狛犬さんの可愛さはインパクトがありました。

いい出会いができました。

小さなお稲荷さんではありましたが、訪れることができて良かったです。

この日の神社巡りは、このさくら稲荷を締めにして終了です。

全部で四ヶ所の神社を回ったのですが、どこも素敵なところで、いい参拝ができました。

鬼太郎のあれこれも見ることができましたし、大満足です。

この後僕たちは、駅前のサイゼリヤにてランチがてら一杯引っ掛け、ほろ酔いで帰路に就きました。

調布にはまだまだ行ったことのない神社が他にもたくさんありますので、いつか全部制覇できたらと思っています。

 

御朱印

さくら稲荷神社では御朱印は扱っていません。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都調布市布田1-45-2です。

さくら稲荷神社の公式サイトはありません。

 

電車

京王線 「調布駅」から徒歩1分。

東口から北側に出て、細い路地に入っていくとすぐ右手にあります。

 

駐車場

参拝者用の駐車場はありません。近くにコインパーキングがいくつかあります。ほんの一瞬でしたら、神社前の道路に迷惑にならないよう、路駐も可能かと思います。

 

周辺のパワースポット

 

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