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井口八幡神社(三鷹市)の御朱印と見どころ

井口八幡神社の紹介

三鷹市にある井口八幡神社の参拝レポートです。

読み方は「いぐちはちまんじんじゃ」です。正式名称は八幡神社のみになります。井口の新田開発に際して創建された神社です。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

三鷹市井口の「八幡神社」へ

この日は同じ三鷹市内の上連雀神明社と井口大鷲神社を回り三か所目の神社です。

神明社の方は元々行く予定だったのですが、大鷲神社はたまたま見つけました。

僕は三鷹に住んでいるのですが、三鷹市内で行ったことがない神社を検索すると意外とたくさんあったんです。そこで嫁と二人で、徒歩で行けそうな範囲を散歩がてら訪れてみることに。

いつか東京都内の神社を全て制覇してみたい、なんてぼんやりと目標にはしているのですが、神社の量を考えると、それが実現できるのは遙か先になりそうです。いや、実現できない可能性の方がむしろ高いかもしれません。自分が在住している三鷹市内ですら、まだまだ参拝したことがない神社があちこちにありますからね。

一つ一つ参拝した先に、気が付けば東京中の神社を回った、みたいになったらいいですね。いつかそんな夢が叶うことを願いつつ、まずは近所の神社へ。

この日は台風10号が関東に接近していて、天気予報では夕方から雨とのことでしたので、早めに家を出たつもりだったのですが…。のんびり色々と寄り道をしてしまい、夕方が迫ってきています。空もだいぶ暗くなり、いつ雨が降り出してもおかしくない天気に。

わざわざこんな日に出掛けずとも良かったのですが、もう出てきちゃったので仕方ない。

雨が降り出す前にと、早足モードに切り替えての散歩です。競歩です。

しかし、そんな時に限って、なかなか目的の井口八幡神社をすんなり見つけらないんですよね。地図は頭に入っていたはずなのですが、思っていた場所に神社は現れず。

人生とはそんなものです。

そして少々迷った末に、なんとか雨が降る前に、神社の境内を見つけました、

井口八幡神社に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、第15代天皇である應神天皇(おうじんてんのう)です。応神天皇とも表記されます。誉田別命(ほんだわけのみこと)とも称され、武神である八幡神と同一とされています。

創建は江戸時代中期の元文元年です。この地域の新田開発に際して創建され、村の鎮守となります。

上連雀にある井口院が別当を勤めていました。

八幡社と称されていましたが、明治33年に現在の八幡神社へと改称されています。

現在の拝殿は昭和51年に再建されたものになります。

 

境内案内

こちらが井口八幡神社の入口です。境内には色んな種類の木々が見えます。

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一礼して鳥居をくぐり境内へ入りますと、すぐに狛犬さんがお出迎え。こちらは左の狛犬さん。狛犬さんの足元には花です。花がある狛犬さんは僕は初めて見ました。

井口八幡神社の左の狛犬

 

こちらは右の狛犬さん。こちらの狛犬さんの足元は毬です。

井口八幡神社の右の狛犬

 

その先、左手に手水舎です。

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お清めをして、拝殿へと進みます。右手のねじれて伸びている木も気になります。

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参拝させて頂きます。

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境内を散策してみます。こちらは右斜め前から見た社殿です。

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拝殿に向かって右手に、境内社がありました。赤い鳥居ですのでお稲荷さんでしょうか。こちらにも参拝させて頂きます。

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奥へと進んでみますと、本殿もばっちり見えました。

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その先にもう一つ鳥居があり、こちらからも境内に入ることができます。裏参道の入口ですね。

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境内は静かです。聞こえるのは風に揺れる木々の音だけ。

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こちらは拝殿側から見た入口の鳥居です。散策を終え、井口八幡神社を後にしました。

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参拝を終えて

今にも雨が降りそうな中訪れた井口八幡神社。

境内には始終僕と嫁の二人しかおらず、少し現実から隔離された感覚にも陥りました。別世界に来てしまったかのような。

神社で他の参拝者の方がいないと、たまにそんなふうに感じてしまうんですよね。

井口八幡神社は、境内に色んな種類の木がたくさん聳えていました。僕はまだどれが何の木かという知識まで得るに至っていませんが、社殿の右手にねじれるように伸びている木がありまして、ひときわ目を惹きました。

都内でこれだけ色んな木が見られるのは、神社か公園くらいな気がします。

そしてもう一つ、狛犬さんもとっても印象に残りました。

参道の狛犬さんはどちらもだいぶ古いもののように見え、容姿も特徴的だったのですが、なんと言っても拝殿に向かって左手の狛犬さんにびっくり。足元に毬や子供ではなく、花があったんですよね。

僕はまだそれほど多くの神社を回っているわけではないので、これがどれほど珍しいものなのかは何とも言えませんが、僕はこちらで初めて拝見しました。最初僕は全く気付かず、嫁が気付いたんですけどね。

お花は牡丹っぽかったです。

珍しいものに出会えました。

一通り境内を散策した後、社務所がありましたので、御朱印を頂けるのかどうか聞きたかったのですが、呼び鈴もなく、人の気配もなく。一応ググってみたところ、御朱印はないようなのでそのまま帰路に就くことに。

境内を出て歩き始めるとすぐ、雨が降り出しました。ギリギリでした。なんとか雨に降られる前に参拝を終えられてよかったです。雨の神社もまた素敵なので、嫌いではないんですけどね。

どちらにしても、帰り道は傘を差しながらにはなりましたが。

井口八幡神社、参拝できてよかったでsy。

この日は、上連雀神明社、井口大鷲神社、井口八幡神社と、三鷹市内の三つの神社に参拝できたことになります。

自分の暮らす三鷹市の神社、いつか全て回ってみたくなりました。

 

御朱印

井口八幡神社では御朱印は扱っていません。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都三鷹市井口1-9-3です。

井口八幡神社の公式サイトはありません。

 

電車

JR中央線・総武線 「三鷹駅」からバスで8分。

三鷹駅南口より調布方面のバスに乗り「井口八幡入口」バス停で降り徒歩2~3分です。

三鷹駅から徒歩ですと25分程掛かります。三鷹通りを真っ直ぐ南下し、連雀通りを右折。その後武蔵境通りを左折し、少し先の小路を右に入った場所にあります。

JR中央線「武蔵境駅」からバスで7分、徒歩で5分。

駅南循環経由の京王ストアー前行に乗車し、「日本製鋼住宅前」で下車。そこから徒歩5分です。駅から徒歩ですと20分近く掛かるかと思います。

 

駐車場

参拝者用の駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがあります。

 

周辺のパワースポット

 

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