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箱根元宮(箱根町/駒ヶ岳)の御朱印と見どころ

箱根神社元宮の紹介

箱根町駒ケ岳にある箱根元宮の参拝レポートです。

読み方は「はこねもとつみや」です。古来より箱根の山岳信仰にとって重要な場所として崇敬されている神社です。箱根神社の奥宮で、駒ヶ岳の山頂に鎮座しています。箱根神社、九頭龍神社とともに、箱根三社の一社にも数えられています。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

駒ケ岳山頂の「箱根元宮」へ

9月の下旬、嫁と二人で一泊二日の箱根旅行に出掛けて参りまして、この日はその初日です。

ロマンスカーにて箱根湯本に降り立ち、まずは登山鉄道で一駅の塔ノ沢にて、深沢銭洗弁財天に参拝。

続いては箱根登山バスで元箱根まで移動し、箱根神社に参拝します。

僕たちは箱根フリーパスというのを購入しておりまして、ここまでは登山鉄道も登山バスも乗り放題です。貧乏性の僕たちは、フリーパスを買うのと買わないの、どちらがお得かを事前に綿密に計算し、買った方が得だという結論に達した末に、パスを購入しています。

フリーパスはお得であるだけではなく、いちいち切符を買う手間も省けますし、面倒なバスでの支払いなどをせずに済みますので、何よりも楽なんですよね。

箱根フリーパスについては、箱根ナビというサイト詳しく紹介されていますので、よかったら参考にしてみてください。

箱根神社への参拝を終え、続いて向かったのが、こちらの記事で紹介する、箱根神社の元宮です。

僕たちは3年前にも元宮を訪れていますので、今回が二度目です。

以前訪れたのは2月でして、元宮がある駒ヶ岳の山頂は、めちゃめちゃ寒かった覚えがあるんです。凍えそうでした。

今回は9月ですので、そんな凍えそうな想いもすることなく、山頂の気持ちよい空気を満喫できそうです。

駒ヶ岳には箱根園というところからロープウェイが出ていますので、自力で登ることもなく頂上まで行くことができます。10分も掛かりません。ロープウェイ恐るべしです。

しかし一点、少々不便な点もあるんです。

それは、元箱根から箱根園への交通の便が、そんなに良くないという点です。

良くないと言いますと少々語弊がありますが、鉄道やバス、船やロープウェイなど箱根には色んな交通手段が揃っているにも関わらず、元箱根と箱根園の間に関しては、意外とわかりづらいんです。

これは小田急グループと西武グループ、観光地を巡る二つの大手企業の大人の事情が諸悪の根源みたいです。

この二社の箱根を巡る闘いは「箱根山戦争」と名づけられているようです。

現在多少はこの二社の連携も見られたりするようですが、まだまだそこまでガッツリとは程遠いみたいです。より連携してくれたら、箱根の交通はさらに便利なものになることは間違いないんですけどね。

と、話が少し逸れてしまいましたが、つまり小田急と西武という二社がそれぞれ交通網を作っているため、船なども乗り場が違いますし、バスの路線もややこしいことになっていたりするわけです。

駒ヶ岳ロープウェイのある箱根園は、完全に西武が開発した場所でして、小田急はほぼ関与していないため、箱根フリーパスを使って箱根園に行く交通の便が、すこぶる悪いということになっています。駒ヶ岳ロープウェイはフリーパスも使えません(提示すると10%の割引はあります)。

僕たちも最初はよくわからず色々と戸惑ったのですが、元箱根から箱根園に最も楽に行けるのは、おそらくタクシーですね。

で、その次が西武(伊豆箱根鉄道)の芦ノ湖遊覧船です。こちらは海賊船ではない方の遊覧船で、箱根フリーパスの使えない船です。箱根園まで片道で大人760円、1時間に1~2本運行しています。所用時間は15分ほどです。

その他にもいくつか手段がありますので、この交通網については、別の記事にて詳しく取り上げていますので、以下をご覧頂ければわかりやすいかと思います。

すみません、なんだか交通網の話にばかりなってしまいましたが…。

僕たちは遊覧船を使い、元箱根から箱根園に向かいました。船からは箱根神社の平和鳥居もばっちり見えますし、気持ちのいい時間です。

下の画像は船から見た箱根神社の平和鳥居で、その後ろの山が元宮のある駒ヶ岳です。

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遊覧船にて箱根園に到着し、すぐ近くの駒ヶ岳ロープウェイ乗り場へ。

元宮へと向かいます。

 

ご由緒

ご祭神は、箱根神社と同じく箱根大神(はこねのおおかみ)になります。箱根大神とは、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)の三神の総称です。

三神はいずれも日本神話の神様で、瓊瓊杵尊は天孫降臨で地上に降り立った神様、木花咲耶姫命は瓊瓊杵尊の妻、彦火火出見尊は瓊瓊杵尊の第二子です。

その他に、天気創造の神で造化三神と呼ばれる、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高皇産巣日之神(たかみむすびのかみ)、神皇産巣日之神(かみむすびのかみ)も祀られています。

元宮の創建は今からおよそ2400年前です。

紀元前の古来より、山岳信仰の対象として箱根山は崇められていました、中でもその最高峰である神山(神が降臨する所)はとりわけ厚く信仰されていました。

そしておよそ2400年前に、聖占上人(しょうぜんしょうにん)が、神山を遥拝できる駒ヶ岳山頂に神仙宮を開き、神山を神体山としてお祀りしたのが、元宮の始まりとなります。

その後奈良時代には里宮が創建され、そちらが現在の箱根神社となっています。

昭和39年には、西武グループの創業者である堤康次郎氏の寄進により、駒ヶ岳山頂に元宮が再建されています。山頂まではロープウェイで行けるよう整備され、箱根神社の奥宮として、多くの参拝者が訪れるようになりました。

古来より箱根の山岳信仰にとって、重要な場所として崇敬されている神社です。

 

境内案内

箱根園に到着し、まっすぐに駒ケ岳ロープウェイ乗り場へと向かいます。

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ロープウェイは1時間に3本、20分間隔で運行しています。お得なセット券というのもあるようですね。

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運賃は大人が往復で1,300円です。箱根フリーパスを提示すると10%割引になるとのことですが、僕はそれを知らず普通に購入してしまいました…。

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切符売り場にはこんな案内も出ていました。残念ながらこの日はお賽銭をあげたり、御朱印を頂いたりはできないようです。

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ロープウェイに乗り込みます。けっこう混んでました。

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ロープウェイからは、眼下に芦ノ湖が。

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10分掛からずに駒ヶ岳頂上駅に到着。駅を出ると素晴らしい景色です。じゃっかん雲は多いですけれど、気持ちいいです。遠くに元宮の社殿も見えます。

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元宮目指して歩き始めます。真っ直ぐに延びる道はなく、右回り、左回りのどちらかで行けるようになっています。僕たちは左回り(反時計回り)で。

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右手は芦ノ湖を一望できます。海賊船の姿も見えます。

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芦ノ湖を眺めつつ、ハイキング気分で進みます。

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左手の先には元宮の赤い社殿。そこそこ距離はありそうです。

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遠くには海も見えます。相模湾です。

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遊歩道は、折り返す形で続きます。正面に見えるのはロープウェイ乗り場です。山の外側寄りを左回りでぐるっと歩いて、ここから中心に向かって戻る感じです。

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ようやく元宮が近付いてきました。

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坂の入口には、元宮のご由緒です。

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元宮は坂と階段の先。あとひと息です。

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石段は緩やかで上りやすかったです。青空の下に見える赤い鳥居が綺麗です。

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鳥居に到着です。一礼してくぐります。

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鳥居のすぐ先、左手には大きな岩と石祠がありました。岩は「馬降石」と呼ばれるもので、ここに白馬に乗った神様が降りたという伝説があるそうです。

箱根神社元宮の馬降石

 

奥の石祠にも手を合わせます。小さな一対の狛犬さんと、祠の中には一匹の石のお狐さんがいました。

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反対側、右手には「駒形獄」と刻まれた石碑。

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数段の石段を上がり、社殿へと進みます。

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社殿前に到着です。社殿は赤と白を基調とした建物です。お賽銭はあげられませんでしたが、参拝させて頂きます。

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振り返るとこんな景色です。めちゃめちゃ気持ちいいです。

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社殿前からですと、遠くの相模湾がさらによく見えます。

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こちらは社殿を右斜め前から。社殿の向こう側には空と雲しかない景色。なんだか不思議な感じがします。

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右手奥にも建物が一つありました。何の建物なのかはわからずです。

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今度は左斜め前から。工事中なのか、足場が組まれていました。

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社殿の左前には、駒ヶ岳について書かれたものが。標高1356mとのこと。

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社殿に向かい左手はこんな広くなっています。ロープウェイ乗り場まではこちら側からも道が続いていますので、進んでみます。

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左手から社殿を見ますと、こんな景色です。まるで天空の社のように見えますね。

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この前方には雲がなければ富士山が見えるはずなのですが、残念ながら見えず。社殿の後方に見えるであろう神山も見えませんでした。こればかりは仕方ありません。

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少し先へ進むと、いたるところに石が積み上げられているエリアへ。どこかの遺跡のようにも見えてしまいます。

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石が積み上げられている中央辺りに、「駒ヶ岳山頂」の碑がありました。万歳のポーズで記念撮影をします。

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緩い下り坂を、ロープウェイ乗り場目指して歩きます。

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ロープウェイ乗り場の前に到着。脇に道が延びていましたので、ちょっと行ってみることに。

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先には案内の看板があり、「神山・早雲山・防ヶ沢ハイキングコース」と書かれていました。ここから神山や早雲山まで歩く道があるんですね。いつか歩いてみたいな~と思いつつ、引き返して帰りのロープウェイに乗り、元宮を後にしました。

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参拝を終えて

前回2月に訪れた際には、寒さに耐えつつ歩いた覚えがありますが、今回は9月ということもあり、気持ちのいい散策ができました。

とは言え、山の上はやっぱり気温がかなり下がるようでして、ロープウェイを降りた瞬間に、ヒンヤリとした空気にさらされました。僕は半袖のTシャツ姿だったので、少々肌寒いくらいでした。

ロープウェイを出てからは、駒ヶ岳の山頂をハイキング気分でぐるっと回って、元宮の社殿へと向かいます。この道のりがまた、気持ちいいんです。

反時計周りで歩きますと、まずは右手に芦ノ湖や相模湾が見えます。左手には元宮の社殿も。あいにく雲が出てきてしまって、遠くまで見渡せる景色ではありませんでしたが、それでも山からの景色は最高です。

空気も一段と清々しく感じます。

この日は平日だったためか、人もそこまで多くはありませんでしたので、あまり前後を気にすることもなく、自分たちのペースで歩くことができました。

山の気持ちいい空気を楽しみつつ元宮の社殿への階段を上って行きますと、左手には縄で囲まれた大きな岩があります。馬降石と呼ばれる岩で、白馬に乗った神様が降臨したと言われている岩です。岩にある蹄の跡といわれる窪みは、どんな日照りでも水が枯れたことがないそうです。僕たちも窪みを覗きこんでみたところ、確かに水が溜まっていました。不思議ですね。

馬降石の脇には小さな石の祠もありまして、その前にいた小さな狛犬さん、中にいたお狐さんも可愛らしかったです。

そして、馬降石の少し上が石段の終点でして、そこに元宮の社殿が鎮座しています。

赤と白を基調とした建物で、比較的新しめの建物に見えました。残念ながらこの日は拝殿の扉は開いておらず、お賽銭もあげられなかったのですが、しっかりと参拝はさせて頂きました。

どうやら宮司さんがいらっしゃる日が限られているようでして、そのときのみ開いているようです。御朱印の扱いもそのときだけとのことでして、この日は頂けませんでした。

土日祝日は宮司さんがいらっしゃることが多いみたいです。また、元宮の月次祭が毎月1日と24日でして、その日もいらっしゃいます。あとは箱根神社と九頭龍神社の月次祭の13日と15日もいらっしゃるようです。

御朱印の項でも改めて書かせて頂きますが、宮司さんがいらっしゃる日をまとめますと、【土日祝日】と、【毎月1日、13日、15日、24日】とのことです。

御朱印にこだわらなければ、平日の方が人も少なく、独り占めとまでは言いませんが、山の空気をそれなりに独占できるかとも思います。

晴れていれば、社殿の後ろには神山、左手には富士山が見れたはずなのですが、この日は雲が多く、見ることはできませんでした。

今度は是非、晴れ渡った日にも訪れてみたいです。

社殿からの帰り道、向かって左には、いたるところに石が積み上げられているエリアがあります。

それらの積み上げられた石は、登山用語で「ケルン」というらしく、元々は道標としての役割を持つものだそうです。また、慰霊碑として積み上げられたものも稀にですがあるみたいです。

駒ヶ岳では、明らかに道標ではないとは思いますが…。そこら中に石が積み上げられている景色は、独特の空気感がありました。もし霧など出ていたら、かなり怖い雰囲気の場所かもしれません。

箱根元宮と駒ヶ岳山頂を満喫した僕たちは、帰りのロープウェイで箱根園に戻ります。

後から知ったのですが、どうやら箱根フリーパスを提示しますと、駒ヶ岳ロープウェイが10%割引になるみたいです。僕たちは全く知らずに普通に切符を買ってしまいました。

先ほど、小田急と西武の連携を、と書いたばかりなのですが、ここでも少し連携していたのですね。

元宮の社殿は西武の創業者の堤さんが寄進したとのことですし、箱根園や駒ヶ岳ロープウェイは西武のものです。故に箱根フリーパスを発行している小田急は、箱根園にはほぼ関わっていない形なんだと思われます。

そんな箱根園にてランチをし、一杯引っ掛け、その後は芦ノ湖を船で一周しました。西武の遊覧船に乗ったり、小田急の海賊船に乗ったり。

芦ノ湖を存分に楽しみ、宿をとっている姥子温泉に向かいます。姥子温泉は芦ノ湖の北西くらいにあたるエリアの温泉です。

箱根はこれまで何度か来ているのですが、姥子温泉に泊まるのは初です。

宿では贅沢なほどの回数で温泉に入り、美味しい食事とお酒に満足し、箱根旅行の初日を終えました。

翌日は、朝イチで徒歩にて九頭龍神社へと向かいます。

 

御朱印

宮司さん不在のため、今回僕は御朱印を頂くことはできませんでした。

後から知ったのですが、どうやら授与所が閉まっている際は、箱根神社の札所にて御朱印を頂くことができるようです。その際、参拝の証として、駒ヶ岳ロープウェイのチケット提示を求められることもあるようです。

 

御朱印の受付時間

箱根元宮の御朱印は、宮司さんがいらっしゃる日のみ授与所にて頂くことができます。【土日祝日】、もしくは【毎月1日、13日、15日、24日】でしたら頂けるようです。時間は、ロープウェイが運行している9時から16時半くらいまでです。

閉まっている際には、箱根神社の札所(9時から16時まで)にて頂くことができます。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は神奈川県足柄下郡箱根町元箱根110です。

箱根元宮の公式サイトはこちらです。(箱根神社サイト内)
http://hakonejinja.or.jp/02-contents/02-main/08-keigai-jinja/03-contents/02-motomiya/02-motomiya.html

 

電車

箱根園から駒ヶ岳ロープウェイで10分ほどです。

箱根園へは元箱根、箱根町、桃源台、湖尻などから船やバスでアクセスできます。

最短ですと、箱根湯本から箱根登山バスor伊豆箱根バスで「元箱根」へ。そこからタクシーか芦ノ湖遊覧船で「箱根園」です。元箱根からバスも出ていますが本数が少ないです。

箱根ロープウェイの桃源台駅からでしたら、タクシーかバス、もしくは湖尻まで徒歩で移動して船、という手段でも行くことができます。

 

駐車場

箱根園に駐車場がありますので、そちらに車を停め、駒ヶ岳ロープウェイで10分ほどです。

 

周辺のパワースポット

 

箱根町の神社一覧

僕が参拝した箱根町の神社一覧です。

 

箱根の神社巡り

箱根三社を中心とした箱根の神社巡りについては、こちらの記事でまとめてあります。