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大京神社(新宿区)の御朱印と見どころ

大京神社の紹介

新宿区にある大京神社の参拝レポートです。

読み方は「だいきょうじんじゃ」です。大京町の鎮守社で、住宅街の中にある小さな神社です。最寄り駅は丸ノ内線の四谷三丁目駅です。駅からは南側、少し新宿御苑寄りに位置しています。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

新宿の「大京神社」へ

この日は新宿に用意がありまして、嫁と二人で出掛けて参りまして、その足でちょこっとだけ神社巡りをして帰ることにしました。

今回訪れることにしたのは、四谷三丁目の南側エリアです。

住所は新宿区になりまして、その辺りには『君の名は』でも有名になった須賀神社や、四谷怪談のお岩さんに縁のある、於岩稲荷田宮神社などがあります。

須賀神社のみ、僕は以前に一度だけ参拝していますが、あとは未開拓。

僕は密かに新宿区の神社を年内に制覇したいと目論んでおりまして、今回は四谷エリアに足跡を残せる絶好のチャンスです。

これだけ都内の神社巡りをしていても、いまだに全部の神社を制覇できた市区町村はありません。どこかターゲットを絞って回ればいいのでしょうが、ついついあっちもこっちもと色々なところに足を向けてしまうので、結果的にまだ、どこも制覇できていないんです。

それだけ神社の数が多いってことだとも思いますけれど。

新宿区の神社は、何年か掛けてそこそこ回っているはずなのですが、まだまだ訪れていないところがけっこうあるんです。

中でもほぼ未開拓だったのが、四谷と落合、その二か所のエリアでしたので、ようやくそのうちの四谷に、少しだけ足を踏み入れることができそうです。

事前にざっくりと回るルートを決め、当日もそれに沿って参拝し、四か所目に訪れたのが、こちらの記事で紹介する大京神社です。

大京神社は、新宿区の大京町というところにありまして、そんな住所があることも、僕は初めて知りました。かつてあった「大番町」と「右京町」が合併して、「大京町」になったそうです。

三ヶ所目に訪れた雨宝稲荷より、地図を確認しつつ歩くこと10分ほど。

変わった色の鳥居が姿を現しました。

大京神社に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、火の神様である火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)です。

創建は江戸時代前期の、寛永・正保年間になります。江戸幕府の旗本であった大久保右京亮教隆・教勝の屋敷が当地にあり、その邸内社として創建されました。

秋葉神社として創建され、その後昭和11年に、右京町という町名にちなみ、右京神社へと改称されました。

昭和18年には右京町が隣町の大番町と合併し、大京町が誕生し、それに伴い昭和42年に、現在の大京神社へと改称されました。

社殿は第二次大戦時の空襲により焼失してしまいますが、その後再建され、現在に至ります。

大京町の鎮守社として、地域の人々に厚く崇敬されている神社です。

 

境内案内

こちらが大京神社です。路地に面して鳥居が建ち、そのすぐ奥が社殿です。小さな神社です。

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鳥居の色がクリーム色(もしくはベージュ)で少し変わっています。鳥居は平成16年に再建されたものでした。一礼してくぐります。

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鳥居のすぐ後ろに狛犬さんです。こちらが左の狛犬さん。

大京神社の狛犬

 

こちらが右の狛犬さん。どちらも少し変わった容姿で、笑っているようにも見えます。

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すぐ前の前に社殿です。鳥居から社殿まで簾(すだれ)が掛かっているのも、大変珍しいですね。

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小さな神社ではありますが、境内はちょっとした庭のようになっていて、手入れも行き届いています。

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社殿の右手前に手水舎です。

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水が出ませんでしたので、手をはたいてお清めをします。

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社殿の前へ。社殿は木の茶色を基調とした、シンプルな建物です。

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参拝させて頂きます。扁額の色が、鮮やかな青と緑でした。珍しいです。

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社殿を振り返りますと、もう目の前はすぐ道路です。

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社殿の左奥が社務所になっているようです。

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一礼して境外に出て、最後に斜め前からも社殿を撮影し、大京神社を後にしました。

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参拝を終えて

大京神社は小さな神社でしたが、印象に残るものがいくつかありました。

まず、入口のクリーム色の鳥居というのが、珍しいです。クリーム色というか、ベージュかもしれませんけれど。これまでにも僕は何か所かの神社で目にしてはいますが、圧倒的にその数は少ないです。

同じ新宿区内ですと、神楽坂方面、矢来町にある秋葉神社の鳥居が、同じようなクリーム色の鳥居でした。

こちらの大京神社も元は秋葉神社ですので、もしかしたらその辺り、何か関係しているのかもしれません。たまたまなだけかもしれないですけど。

そして、その鳥居から社殿まで、距離でいえば2~3メートルだと思うのですが、屋根のような感じで簾(すだれ)が掛けられているんです。これはおそらく日除け、或いは雨除けのためかと思われますが、いずれにしても参拝者に対する優しさ簾であることは、間違いないと思います。

鳥居からこんなふうに簾が掛けられている神社は、僕はこちらが初めてです。

そして社殿の扁額も、青、緑、金という色が使われているものでして、めっちゃ鮮やかなんです。参拝時に鈴を見上げて初めて目に留まったのですが、びっくりしました。笑

たま~に扁額が鮮やかな色使いという神社はあるかと思いますけれど、この色はもしかしたら、簾と同じく僕は初めて目にしたかもしれません。

色々と貴重なものが見れました。

鳥居の後ろにいた左右の狛犬さんも、どちらも笑っているような感じでして、見ているとそれだけで幸せな気持ちになれました。嫁はサザエさんのアナゴさんとか、マスオさんの笑い顔を連想したみたいです。この狛犬さん、近くにある須賀神社の社務所前にいた狛犬さんと似ていると、そう後から嫁に指摘され確認したところ、確かに同じような容姿でした。ですのでもしかしたら同じ方が造られたものかもしれません。

そんな狛犬さんが守る境内は、手入れも行き届いていて、大事にされている感じがしました。

大京神社という社名の由来を知るとともに、大京町という町名に至った経緯など知ることもできました。

参拝できてよかったです。

続いては、そこから少し西、新宿御苑のお隣にある「多武峯内藤神社」へと向かいます。

 

御朱印

大京神社では御朱印は扱っていません。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都新宿区大京町6-4です。

大京神社の公式サイトはありません。

 

電車

丸ノ内線 「四谷三丁目駅」から徒歩6分。

1番出口から地上に出たら、目の前の大通りを右方向(南)に進みます。最初の路地を左折し、突き当りを左折。しばらく進んで右側5つめの路地を入ったところです。

JR信濃町 「信濃町駅」から徒歩10分。

改札から外に出て、目の前の大きな通りを右に進みます。そのまましばらく直進し、左手に聖教新聞のある先を左折。最初の交差点を右折して少し進み、左側3つめの路地を入ったところです。

その他、JR総武線の「千駄ヶ谷駅」、都営大江戸線の「国立競技場駅」からもそれぞれ徒歩15分ほどです。

 

駐車場

参拝者用の駐車場はありません。ごく短時間でしたら、神社前の道路に、他の車の迷惑にならぬよう、駐車することは可能かと思われます。近くにはコインパーキングもいくつかあります。

 

周辺のパワースポット

 

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