三鷹市の下連雀にある八幡大神社の参拝レポートです。
読み方は「はちまんだいじんじゃ」です。三鷹八幡大神社、下連雀八幡大神社とも称されています。御神木の大きなスダジイが見守る神社で、三鷹駅の南側、三鷹通りと連雀通りの交差点に面しています。
序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。
三鷹にある「八幡大神社」へ
僕は三鷹に住んでおりまして、こちらの八幡神社は、僕の自宅の近くにある神社なんです。氏神様ですね。
ゆえに毎年初詣にはこちらに参拝しております。
本来、このようなブログを書くのでしたら、まず氏神様から書かねばいけなかったのでは?とか思わなくもないですが、あまり細かいことは気にしないことにします。こちらが僕のブログで紹介する4か所目の神社です。
記事にするとなると、同じ参拝でも、またいつもとは少し違う気持ちになるものですね。
八幡大神社は自宅から歩いて10分ほどですので、嫁と二人で散歩がてらちょいちょい足を運んでいます。
また、八幡大神社の隣にある禅林寺と言うお寺には、太宰治と森鴎外のお墓もあります。僕も若い頃に太宰治や森鴎外を読んでいたこともあり、なんとなく思い入れもありましたので、お墓参りにも数回訪れました。
ピースの又吉さんもよく訪れるとのことですので、もしかしたらこの八幡大神社にも来ているかもしれませんね。
境内には御神木の大きなスダジイの木があります。僕は最近まで、この木に「すだ爺」と言う名前が付いているものだと思っていたのですが、スダジイと言う椎の木の種類なんですね…。最近知りました。恥ずかしい間違いです。神社巡りをするようになると、御神木をはじめとした大きな木に出会う機会が多くなりまして、そうすると少しずつ木の名前も覚えてきたり。スダジイは間違いなくこの八幡大神社で覚えました。
自宅のすぐ近くにあり、散歩がてらちょこちょこ寄る神社でありながら、僕がこちらで御朱印を頂いたのはごく最近なんです。
今回このブログを書くにあたり、改めて写真など撮りつつ、嫁と二人で参拝して来ました。
三鷹駅からですと、歩いて10分ちょっとの距離です。
ご由緒
ご祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)です。
第15代天皇で、誉田別命(ほむたわけのみこと)とも称されています。武神である八幡神と同一視されています。
創建は寛文4年です。江戸幕府で4代将軍徳川家綱の時代です。
この土地の名主だった松井治兵衛という人物が、神社の創建を幕府に誓願し、許可を得て創建されました。
例祭に渡御する二基の神輿のうちの一基、屋根の鳳凰の目が、日本一のダイヤモンドとして1994年版のギネスブックに掲載されました。
御神木の大きなスダジイ(市の天然記念物指定)が見守る神社で、下連雀地区の鎮守社です。
境内案内
僕は頻繁にこちらの八幡大神社を訪れていますが、この度写真を撮るために8月の夏真っ盛りの中訪れました。
暑かった…。
三鷹通りをまっすぐ南に歩くと、左側に塀で囲まれた境内が現れます。そのまま歩き、大きな交差点のところまで行くと、そこが正面の入り口となります。
鳥居をくぐり参道へ。真夏の平日と言うこともあり、他に参拝者の方はいませんでした。
参道の途中には石碑が。
2つ目の鳥居をくぐった右側に社務所があります。基本的に閉まっています。
その先には狛犬さん。こちらが左の狛犬さんです。
こちらが右の狛犬さんです。
その先、左側に手水舎です。
拝殿に向き直りますと、拝殿の前に立派な門があります。門の両側には、これまた立派なお神輿が納められています。
門の手前には、とても立派な御神木が。こちらがスダジイの木です。
スダジイを下から見上げると、ちょうど光がいい感じに。
スダジイの側には、八幡大神社のご由緒が書かれていました。ちょっと難しくてちゃんと理解できず(苦)。
一礼して門をくぐります。こちらの門は比較的新しく創られた感じの門でした。大きな提灯が両側にあります。
そして拝殿へ。
目を閉じて手を合わせると、蝉の声がよく聞こえます。真夏ですので。
拝殿から振り返り、入口の鳥居を見るとこんな感じです。
拝殿、本殿の奥までぐるっと一周歩くことができます。こちらは本殿の裏にある鳥居です。
八幡大神社を後にして、お隣にある禅林寺にも行ってきました。こちらには太宰治と森鴎外のお墓があります。また、お稲荷様も祀られています。八幡大神社を訪れた際には、こちらにも是非立ち寄ってみてください。
禅林寺については、僕が別で書いているこちらのブログでさらに詳しく紹介しています。
参拝を終えて
自宅から近いこともあり、個人的には頻繁に訪れていますので、その分親しみもある神社です。
毎年初詣にもこの神社を訪れていますが、その時はいつも大行列で、お参りするまで1時間は並びます。
初詣の時には門の両脇にあるお神輿を見ることができますので、その写真も載せておきます。
こちらは左側のお神輿と獅子頭です。
こちらは右側のお神輿と獅子頭。
左右どちらも立派なお神輿と獅子頭です。
初詣の時こそかなり並んで参拝しますが、それ以外はいつもほとんど参拝者もいません。とても静かな場所です。この日も僕ら夫婦以外には誰もいませんでした。
この日は夏の暑い中での参拝でしたので、暑がりな僕は神社に辿り着くまでに既に汗だくに。しかし神社の中って、不思議と少し涼しい気がするんですよね。風も通っている感じがします。
三鷹通りと連雀通りという、けっこう交通量の多い交差点のところにある神社なのですが、境内に入ってしまうと、不思議と車の音って聞こえなくなるものなんですよね。おそらく意識の問題だとは思うのですが。
そこだけ隔離された空間のような、そんな感じすら受けてしまうんです。
境内にあるスダジイの木はとても大きくて、その存在感に圧倒されます。見上げるととても気持ちがよくて、吸い込まれそうになるくらいです。他に参拝者もいませんでしたので、心行くまで眺めました。
暑さの厳しい中での参拝でしたが、いい時間を過ごさせて頂きました。
三鷹を訪れた際には、是非立ち寄ってみてください。
僕も散歩がてら、またちょこちょこ訪れようと思っています。
御朱印
こちらが三鷹八幡大神社の御朱印です。
御朱印の受付時間
御朱印は、毎月1日と15日のみ頂くことができます。それ以外の日は頂くことができませんのでご注意ください。
また、コメント欄にて、11月23日の新嘗祭の祝日にも頂けたという情報も頂きました。(2024年)
(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)
アクセス
住所は東京都三鷹市下連雀4-18-23です。
八幡大神社の公式サイトはありません。
電車
JR中央線・総武線 「三鷹駅」から徒歩10~15分。
三鷹通りをまっすぐ南に歩くと着きますので、わかりやすい場所ではあります。歩くのが苦ではない人は徒歩で行ける範囲です。
三鷹駅の南口からバスでも行けます。小田急バスに乗り5分ほど、「八幡前」で降りてすぐです。小田急バスの行き先ですが、基本的に三鷹の南側が行き先ですので、おそらく調布方面、深大寺方面のバスでしたら八幡前のバス停には停まるかと思います。
駐車場
参拝者用の駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがいくつかあります。
トイレ
あります。
周辺のパワースポット
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