神社と御朱印、ときどき寺院

美しき日本の神社をご案内。

伊勢神宮と周辺の神社巡り。御朱印・順路・所要時間などを全解説
箱根の神社巡り。三社参りと御朱印のご案内。
高千穂の神社巡りと御朱印の解説をどこよりも詳しく。
戸隠五社巡りの御朱印と順路。見どころや所要時間も解説

天祖神社(中野区/新中野)の御朱印と見どころ

新中野天祖神社の紹介

中野区にある天祖神社の参拝レポートです。

読み方は「てんそじんじゃ」です。他の天祖神社と区別するため、中野天祖神社(なかのてんそじんじゃ)と称されることもあります。最寄駅は新中野駅ですが、中野坂上駅や中野駅からも徒歩圏内です。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

中野の「天祖神社」へ

この日はお昼過ぎから中野の神社巡りを始め、この天祖神社が四ヶ所目に訪れる神社です。

季節は三月。少し暖かい春の陽射しはあるものの、まだまだ肌寒い時期です。

歩いていても日向は暖かいけれど日蔭は寒い、と言った感じですね。

早朝から中野で用事があった嫁とお昼に待ち合わせ、そこからまずは東中野駅に降り立ちました。

最初に訪れたのが、東中野駅から近い中野氷川神社です。そこから山手通りを真っ直ぐ歩き、二社目の白山稲荷神社へ。

そしてその時点で疲れを見せ始めていた嫁を説き伏せ、半ば強引に三ヶ所目の明徳稲荷神社へ。

この日の僕の目標は、あと一ヶ所、それが中野天祖神社です。

天祖神社への参拝を終えたら、JRの中野駅まで行き、そこから自宅のある三鷹に帰る寸法です。

三社目に訪れた明徳稲荷神社から天祖神社までは、地図で見ますと少々距離があるようにも見えましたが…またもや嫁を言いくるめ、歩き始めます。

完全な住宅街の中を縫うように歩きますので、スマホのGPSが頼りです。これがなかったら間違いなく僕は迷ってます。方向音痴なので。

神社巡りをするようになって、知らない土地を歩く機会がいっきに増えたわけですが、GPSにはいつも助けられております。ほんとに便利になったな~とつくづく思うんですよね。一昔前でしたら、本になった地図を見ながら歩いていたんでしょうからね、きっと。スマホのGPSだなんて考えられなかったですもの。

そんなことを考えながら、てくてくと住宅街を歩きます。

明徳稲荷から歩き始めて10分ほどだったでしょうか。

少し開けた空間が現れ、天祖神社に無事到着しました。

GPSありがとう。

 

ご由緒

ご祭神は、日本神話の神であり、日本国民の総氏神である天照皇大神(あまてらすおおみかみ)です。

創建の年代やご由緒は不明です。

境内の手水鉢が明治~大正に奉納されたもののようですので、明治以前から鎮座していることは間違いないと思います。

この地の人々からは「お伊勢の宮」として親しまれている神社です。

 

境内案内

こちらが中野天祖神社の入口です。子供が自転車で境内を走り回っていました。

f:id:inudenchi:20170309184751j:plain

 

入口にあった石碑の裏に「氷川神社氏子」の文字がありましたので、もしかしたら中野氷川神社と関わりがあるのかもしれないですね。

f:id:inudenchi:20170309184807j:plain

 

一礼して鳥居をくぐります。

f:id:inudenchi:20170309184820j:plain

 

参道を進みます。とてもシンプルな造りの境内です。

f:id:inudenchi:20170309184835j:plain

 

こちらは左の狛犬さん。昭和に奉納されたもののようです。

新中野天祖神社の左の狛犬

 

こちらが右の狛犬さんです。どちらも小ぶりで、どこか可愛さもある狛犬さんでした。

新中野天祖神社の右の狛犬

 

社殿へと進みます。境内には大きな木が何本も伸びていて、どれも立派です。

f:id:inudenchi:20170309184931j:plain

 

こちらは社殿の左手前に延びていた木です。ひときわ存在感が大きかった木です。

f:id:inudenchi:20170309184952j:plain

 

時間を掛けて参拝。

f:id:inudenchi:20170309185003j:plain

 

参拝を終え、境内をのんびり歩き回ってみます。こちらは社殿を背にして見た参道です。

f:id:inudenchi:20170309185032j:plain

 

社殿を右斜め前からのアングルで。

f:id:inudenchi:20170309185042j:plain

 

社殿の後ろには神輿庫が並んでいました。

f:id:inudenchi:20170309185102j:plain

 

こちらは鳥居をくぐってすぐ左にあった銀杏です。見事な木が多くて、見ているだけで気持ち良かったです。しばらく境内でのんびり過ごした後、天祖神社を後にしました。

f:id:inudenchi:20170309185114j:plain

 

参拝を終えて

この日最後に訪れた天祖神社。

大きな神社ではありませんでしたが、のんびりとした時間を過ごすことができました。

兄妹と思われる子供が自転車で境内を走り回っていて、のどかな感じもありました。

完全な住宅街の中にある神社なのですが、この一角だけとても開けているような印象があります。社殿、灯篭、狛犬、鳥居と、最低限のものしかないシンプルな境内です。

他には大きな木が何本か茂っているだけ。

ですので、何もない空間が多いんです。

それが余計に開けた印象になっているかと思います。面積的にはそんなに広くないんですけどね。

僕が「天祖神社」と言う社名の神社を訪れるのは、これが二ヶ所目になります。昨年、高田馬場の早稲田にある天祖神社に参拝していますので、それ以来です。高田馬場の天祖神社も、とてもシンプルな造りだった覚えがあります。

こちらの神社は、創建のご由緒が全くわかりませんでしたので、わからないと余計に知りたくなってしまいますね。いつどのようにして建てられた神社なんだろうな~って。

もし何かわかりましたら、その際には追記させて頂きます。

大きな木が連なっていて、それが何より印象に残った神社でした。

参拝できて良かったです。

この後は、JRの中野駅に向かい、住宅街をてくてく歩き帰路に就くことに。

天祖神社から中野駅は、10分ちょっと掛かったかと思います。

この日は、東中野の中野氷川神社から始まり、中野坂上の白玉稲荷神社から明徳稲荷神社へ。そして最後は新中野にある、こちらの天祖神社。

全部で四社の神社を巡ることができました。

結局、JRの東中野駅から丸ノ内線の方までぐる~っと周り、再びJRの中野駅まで歩くと言う、またしてもそこそこの距離を歩いてしまいました…。

しかしながら、どの神社も素敵で、良い神社巡りができました。

歩いた甲斐がありました。

 

御朱印

中野天祖神社では御朱印は扱っていません。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都中野区中央4-13-10です。

中野天祖神社の公式サイトはありません。

 

電車

丸ノ内線 「新中野駅」から徒歩5分。

JR中央・総武線 / 東西線 「中野駅」から徒歩12~15分。

丸ノ内線 / 大江戸線 「中野坂上駅」から徒歩14~17分。

一番近いのは新中野駅です。5分掛からないくらいかと思います。

 

駐車場

参拝者用の駐車場はありません。神社前の道路も道幅が狭いので、路駐も厳しいです。近くにコインパーキングがありますので、そちらに停めて徒歩でというのがベターです。

 

周辺のパワースポット

 

中野区の神社一覧