経六稲荷神社
腰越のパワースポット「経六稲荷神社」
鎌倉市の腰越にあるパワースポット、経六稲荷神社に行って参りました。読み方は「きょうろくいなりじんじゃ」です。最寄駅は湘南モノレールの西鎌倉駅で、道路を一本挟んだお隣には、江島神社とは夫婦神社にあたる、龍口明神社があります。
5月の下旬、僕と嫁、そして嫁の妹という三人の組み合わせで、久しぶりに出掛けてきました。この組み合わせでは、高尾山に登ったり、青梅の武蔵御嶽神社に行ったり、たま~にお出掛けしているんです。
で、今回の行き先は江ノ島です。
僕たち夫婦はこれまで何度か江ノ島には遊びに行っておりまして、神社巡りもがっつりしています。江ノ島の神社巡りについては、こちらの記事で詳しくまとめてあります。
今回、再び江ノ島を訪れるきっかけとなったのは、御朱印です。どうやら最近、江島神社の御朱印が大幅に増えたらしいので、それらを頂きに行ってみようと。
また、季節的にもまだ梅雨前で、散策にはちょうどいい季節ですし、たまには江ノ島の生しらすでも食べながら、一杯引っ掛けたいな~と。
そんなこんなで、朝イチで江ノ島に行くことを決定し、当日を迎えます。
天気は晴れ。絶好の江ノ島日和です。
電車を乗り継ぎ江ノ島駅に到着。
江ノ島に上陸する前に、一ヶ所立ち寄りたい神社がありましたので、まずはそちらに向かうことに。
その神社は、以前から嫁が行きたがっていた、龍口明神社という神社です。江島神社とは夫婦の関係にあるといわれていて、江島神社と併せてお参りすると良い、ともいわれている神社です。
ですのでまず、龍口明神社に参拝し、その後に江ノ島を散策し、生しらすで一杯引っ掛けて帰って来る、というコースにしました。最終目的がじょじょに生しらすに移行していきます。笑
龍口明神社は、江ノ島から「湘南モノレール」というのに乗って3駅、西鎌倉駅が最寄駅です。
僕は江ノ島にモノレールが走っているということを、このたび初めて知りました。何度か江ノ島には来ているにも関わらず、これまで全く知りませんでした…。
湘南モノレールは、江ノ電の江ノ島駅からすぐ近くです。
無事初めてのモノレールに乗車し、西鎌倉駅で下車。そして地図を頼りに龍口明神社へと歩いて行きますと、その到着の直前、左手にお稲荷さんがあるのを発見。
そのお稲荷さんが、こちらの記事で紹介する、経六稲荷神社です。
ご由緒
ご祭神は、社名からの推定になりますが、五穀豊穣の神様である宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)です。倉稲魂命とも表記され、稲荷神と同一です。
創建の年代や経緯は不明です。社名の由来などもわかりませんでした。
道路を一本挟んで隣接する、龍口明神社の境内社になります。
境内案内
駅を出て右手に進み、こちらの「新鎌倉山入口」交差点を左折します。この交差点には、龍口明神社の看板も出ています。
交差点を曲がったら、あとは坂を真っ直ぐ上って行きます。
駅から歩くこと6~7分でしょうか。左手に駐車場があり、その奥に鳥居が見えました。
駐車場に入り、鳥居へと向かってみます。この駐車場は神社の参拝者用ではなく、月極の駐車場のようですね。
鳥居の前へ。こちらが経六稲荷の入口です。奥には赤い社殿が見えます。
一礼して鳥居をくぐり境内へ。参道の途中にはお狐さんの姿も。
左手には、ねじねじした木が何本か茂っています。
右手には、様々な形の庚申塔が六基並んでいました。手を合わせます。
参道を進みます。鳥居と社殿の中間辺りに、お狐さんがいらっしゃいます。
こちらは左のお狐さん。
こちらのお狐さんの前掛けは、脇が袋になっていて、中には木札が入っていました。
こちらが右のお狐さん。同じく袋はありましたが、中に入ってるものは見えません。どちらのお狐さんも近年に造られたものではないかと思われます。耳が特徴的で可愛いです。
お狐さんの先には、参道に石が並んでいて、社殿へと続いています。
社殿の前へと進みます。
静かな空気の中、参拝させて頂きます。
社殿の脇には小さな黒い祠があり、中には小さなお狐さんもいらっしゃいました。
こちらは社殿を左斜め前から。緑と赤の組み合わせは綺麗です。
社殿の奥はこんな感じです。
こちらは社殿を右斜め前から。
境内はとても静かでした。しばしその時間を楽しみ、経六稲荷神社を後にしました。
参拝を終えて
経六稲荷は、龍口明神社の境内社とのことですので、龍口明神社の記事内で紹介しようかと思ったのですが…。素敵なお稲荷さんでしたし、それだけで独立して成り立っていた感じがしましたので、別途記事にさせて頂きました。
小さなお稲荷さんではありましたが、緑が綺麗で、境内はとても心地良かったです。
とりわけて興味を惹くものがあったとか、そういうわけではないのですが、ずっとその場にいられるような、そんな心地良さがありました。
経六稲荷の入口は、駐車場の奥です。龍口明神社の駐車場ではなく、月極の駐車場ですね。その一角だけ緑が生い茂っていて、手前に石鳥居が建っています。
そして、周囲を緑に囲まれた中に、赤い社殿が鎮座しています。
緑の中の赤というのは、とても映えるんですよね。綺麗です。
鳥居の先には、左右に可愛らしいお顔のお狐さんがいらっしゃいました。サイズは小ぶりで、つい飼いたくなってしまうようなお狐さんです。笑
この記事を書くにあたり、他の方がブログなので紹介している経六稲荷の写真を見ましたところ、お狐さんがいない写真がけっこう出てました。つまり左右のお狐さんは、近年置かれるようになったものではないかと。
確かにお狐さんは、見た目にも、まだかなり新しいものに見えました。
前掛けに袋があり木札が入れられているのも、珍しい形ではないかと思います。僕はおそらくこちらで初めて見ました。
鳥居をくぐってすぐ右手には庚申塔が並んでいまして、それらは元は別の場所にあったそうですが、保存のために当地に移されたそうです。全て形の違う塔が6基。しっかりと手を合わせさせて頂きました。
周囲の緑と赤い社殿、可愛らしいお狐さん、庚申塔。
初夏の境内にて、ゆっくりと過ごさせて頂きました。
実際にはそこまで「森の中」ではないのですが、まるで森の中にいるような気分になる場所でして、気持ちよかったです。
社名の由来や創建の経緯など、わからないことだらけでしたので、もし何かわかりましたら、その際には追記させて頂きます。
たまたま見つけた経六稲荷神社、参拝できてよかったです。
続いては、道路を一本挟んだすぐ先、龍口明神社へと向かいます。
御朱印
こちらが経六稲荷神社の御朱印です。
御朱印の受付時間
経六稲荷神社のご朱印は、お隣の龍口明神社にて頂くことができます。受付時間は9時から17時までです。
(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)
アクセス
住所は神奈川県鎌倉市腰越1548-4です。
電車
湘南モノレール 「西鎌倉駅」から徒歩6~7分。
駅を出たら、前の道を駅を背にして右手に進みます。道なりに歩き、「新鎌倉山入口」の交差点を左折。そのまま坂を上って行くと、左手の駐車場の奥に鳥居と社殿が見えます。
駐車場
隣接する龍口明神社に、参拝者用の駐車場があります。西鎌倉駅側から向かった場合は、左手に龍口明神社の鳥居を過ぎた先を左折すると、駐車場があります。
経六稲荷神社の公式HPはありません。龍口明神社の公式サイト内に、境内社としての掲載があります。
http://gozuryu.com/goyuisho.php
周辺のパワースポット
鎌倉市の神社一覧
僕が参拝した鎌倉市の神社一覧です。