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諏訪神社(鎌倉市/御成町)の御朱印と見どころ

鎌倉諏訪神社の紹介

鎌倉市御成町にある諏訪神社の参拝レポートです。

読み方は「すわじんじゃ」です。鎌倉駅の西に鎮座している小さな神社です。かつてこの辺りには、信濃国諏訪地方の領主である諏訪氏のお屋敷があり、その邸内社として創建された神社になります。鎌倉駅からは徒歩5分ほどです。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

鎌倉の「諏訪神社」へ

鎌倉旅行に行って参りました。

一泊二日ですので、のんびり優雅な旅行とまでは行きませんが、紅葉に染まり始めた秋の鎌倉を、神社巡りを中心に満喫してきました。

そして今回鎌倉に行って改めて思ったのですが…

一日や二日ではとても足りないですね。行きたい場所が多すぎて、とても回り切れないです。せめて一週間くらい掛けてのんびり鎌倉巡りをしてみたいです。いつの日にか。

僕と嫁は、年に数回旅行に出掛けています。ちゃんと決めているわけではないのですが、春夏秋冬と、それぞれの季節に一回ずつくらい、毎年旅行に行けたらいいな~といった感じで。

そして今年の秋は、嫁の希望により鎌倉~江ノ島に行くことになりました。

僕たち夫婦は4年程前にも鎌倉~江ノ島に行っていますので、それ以来の鎌倉&江ノ島です。

鎌倉には佐助稲荷神社とい神社がありまして、そちらの手ぬぐいがとても素敵なので、嫁が欲しいと言い出したのがきかっけです。ですので「佐助稲荷神社の手ぬぐいを買う」というのが、今回の旅行の最優先事項なわけです。

事前に佐助稲荷の場所確認しますと、けっこう山の中なんですよね。最寄駅は鎌倉駅で、徒歩でも行けるようですが、そこそこ歩かなければいかんようです。

で、地図を見ていましたところ、鎌倉駅と佐助稲荷神社の間に、諏訪神社があるのを発見してしまいました。それがこちらの記事で紹介します諏訪神社です。

通り道のようですし、見つけてしまったからには素通りはできません。鎌倉駅から歩き、まずは諏訪神社に寄り、佐助稲荷に向かうというルートに。

久しぶりの旅行に浮き足立つ僕と嫁。

幸いに天気も絶好の行楽日和です。

東京から電車を乗り継ぎ、久しぶりの鎌倉駅に到着しました。

重たい荷物は駅のコインロッカーに預けてしまいましたので、身軽になってさっそく歩き始めます。

鎌倉駅の西口を出て、ウキウキと歩くこと5分ほど。右手に鳥居が見えました。

この日最初の参拝となる諏訪神社に、無事到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、建御名方神(たけみなかたのかみ)です。健御名方神とも表記されます。大国主神の第二の息子で、武神です。

創建の年代は不明ですが、鎌倉時代と考えられています。

この辺りには信濃国諏訪地方の領主である諏訪氏のお屋敷があり、諏訪盛重(すわ もりしげ)が、屋敷内の守護神として、屋敷内にあった諏訪池の東に諏訪大社のご祭神を勧請し、お祀りしたのが始まりとされています。

元は、現在の鎌倉市役所のお隣にある御成小学校の辺り(当社と道路を挟んだ向かい側)が諏訪氏の御屋敷で、当社もそちらに鎮座していましたが、昭和44年に市役所の新築工事に伴い、現在の地に遷座しています。諏訪氏の屋敷跡に残されていた諏訪池は、その際に埋め立てられてしまったそうです。

 

境内案内

鎌倉駅の西口からまっすぐ西に歩くこと5分ほど。左手に鎌倉市役所が見え、その向かい側に諏訪神社の鳥居が現れました。こちらが入口です。

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一礼して石鳥居をくぐり境内へ。参道の先には小さな社殿が見えます。

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参道を進みます。左右には石灯籠と、その手前に狛犬さん。

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こちらは左の狛犬さんです。頭が大きく二頭身に近いです。迫力のある顔立ちなのですが、二頭身ぽいので可愛く見えてしまいます。

鎌倉諏訪神社の紹介の左の狛犬

 

こちらが右の狛犬さん。顔を近くで見るとかなり迫力があるのですが…やっぱり可愛いですね。

鎌倉諏訪神社の右の狛犬

 

五段ほどの短い石段を上り、社殿へと進みます。

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下からですとわからなかったのですが、石段の上が少しだけ広くなっていました。左の奥には、さらに小さな石祠も。

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静かな秋の空気の中、参拝させて頂きます。

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境内の左奥は森です。森と言うか山ですね。紅葉が少し始まっていて綺麗です。

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社殿から参道を見るとこんな景色です。道路の向こう側に見えるのは鎌倉市役所。

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遠目に引きの絵で境内を見るとこんな感じです。広くはありませんが、落ち着く境内です。静かな時間をしばし楽しみ、諏訪神社を後にしました。

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参拝を終えて

今回の鎌倉旅行で最初に立ち寄った場所であり、この日の神社巡りで最初の参拝となった諏訪神社。

小さい神社ではありましたが、なんだか落ち着く空気が流れていて、居心地のいい神社でした。

社殿の後方は山になっていて、紅葉に染まり始めているのも見えて、それもまた良かったです。

社殿を護っていた狛犬さんも特徴的で、印象に残りました。どちらの狛犬さんも、顔はとても迫力があって怖いくらいなんですよ。試しに自分の顔をおもいきり近づけてみると、食われるんじゃないかと思うくらい迫力があります。でも少し離れて見てみると、二頭身ぽくて、たまらなく可愛いんですよ。愛おしくなりました。

神社巡りをしていますと、色んな狛犬さんにも出会います。それぞれの神社で全然容姿が違うので、それもまた面白いです。中にはとんてもない姿の狛犬さんもいらっしゃいますからね。

こちらの諏訪神社の狛犬さんは、僕がこれまで見た中でも、かなり可愛い狛犬さんではないかと。ついつい写真を撮りまくってしまいました。

この日は平日だったのですが、さすが人気の鎌倉だけあり、駅にも大勢の人がいました。そして諏訪神社の前の道も、徒歩で移動する人がひっきりなしに歩いています。

しかしながら、諏訪神社に立ち寄る人は誰もおらず。始終、僕と嫁の二人だけという、贅沢な時間と空間を拝借することに。

静かな空気を存分に楽しませて頂きました。ありがとうございます。

諏訪神社、参拝できてよかったです。

続いては、今回の旅行の一番の目的地である、佐助稲荷神社へと向かいます。

この先に苦難が待ち受けているとも知らずに…。

 

御朱印

諏訪神社では御朱印は扱っていません。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は神奈川県鎌倉市御成町17-29です。

諏訪神社の公式サイトはありません。

 

電車

JR / 江ノ島電鉄 「鎌倉駅」から徒歩5分。

西口からまっすぐ西に歩くと、5分ほどで右手に見えます。鎌倉市役所の向かい側で、わかりやすい場所かと思います。

 

境内に駐車できるスペースがあります。

 

周辺のパワースポット

 

鎌倉市の神社一覧

僕が参拝した鎌倉市の神社一覧です。