江東区にある永代出世稲荷神社の参拝レポートです。
読み方は「えいたいしゅっせいなりじんじゃ」です。住宅街の中にある小さな稲荷神社です。門前仲町駅から徒歩5分ほど、越中島駅から徒歩10分ほどです。
序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。
門前仲町の「永代出世稲荷神社」へ
この日は朝から嫁と二人で江東区の神社巡りをしまして、この永代出世稲荷神社が四ヶ所目に訪れた神社になります。
同じく門前仲町にある富岡八幡宮に東京十社巡りの一環で訪れ、その足で周辺の神社を回ってみると言う流れです。
まずは朝いちで富岡八幡宮に参拝し、次に神社ではありませんが、近くにあった深川不動堂へ。この二ヶ所が見どころが満載で、どちらもついつい長居をしてしまい、気が付けば既に夕方に近い時刻に。
そこから急ぎ足で、地図で見つけた黒船稲荷神社に参拝。
その次に向かったのが、この永代出世稲荷神社です。地図を頼りに向かいます。
僕も嫁もけっこう方向音痴ですので、初めての場所に行く時は、もう完全にGPS頼みですね。もはやGPS無しではどこにも辿り着けない体になっているかもしれません。
いや、そんなことはないですけど、それに近いものはあるかもしれないですね。
地図はあっても、自分がどこにいて、どっちに進んでるのかわからないことが多い
ので。
そんな時でもGPS様がいれば、何とかなってしまうんです。GPS様のおかげです。
でも人間は、便利になればなる程、ほんとに退化して行きますね。GPSに頼るが故に、方向感覚やら地図だけで目的地に辿り着く能力が完全に退化しています。
すみません、話が逸れました。
地図を頼りに永代出世稲荷神社に向かっていた僕たちですが、途中に偶然「於芳稲荷神社」と言う小さな小さな稲荷を見つけ、そちらにも参拝。
そしてそこからすぐ近く、路地の中にある永代出世稲荷神社を見つけました。
GPSのおかげです。
無事到着です。
ご由緒
ご祭神は、社名からの推定になりますが、穀物や食物の神様である宇迦之御魂命
(うかのみたまのみこと)です。倉稲魂命とも表記され、稲荷神と同一です。
創建の年代や経緯などは、残念ながらわかりませんでした。
何かわかり次第、追記させて頂こうと思います。
境内案内
GPSを頼りに住宅街の細い路地を歩いていますと、出世稲荷の赤い鳥居が目に入ります。
こちらが永代出世稲荷神社の正面です。家と家の間に挟まれるように建っています。
一礼して鳥居をくぐります。鳥居の扁額には「出世稲荷大明神」。
鳥居と社殿の間には神狐さん。こちらが左の神狐さんです。
こちらが右の神狐さん。
社殿の扉には稲荷の紋章です。
出世を願い、参拝します。
参拝を終え社殿の右奥を見ますと、黒猫ちゃんがいました。しばし黒猫と見つめ合いました。
黒猫にそっぽを向かれ、相手にされず、永代出世稲荷神社を後にしました。
参拝を終えて
この辺りは稲荷がとても多いです。
この直前に訪れた於芳稲荷神社も、感じとしては、出世稲荷神社と似た感じでした。住宅街の細い路地の中、家と家の間に建てられています。そしてこの二つはとても近い場所にあります。
どちらも小さな小さな神社ではありますが、綺麗に維持されていて、大事にされている印象がある稲荷です。
境内にはしっかり緑も茂っていて、鳥居の赤と緑の対比も綺麗でした。
創建の年代や経緯などが一切わからなかったのですが、出世稲荷と言う社名がついていますので、何かしら出世に纏わる逸話があるんだと思います。
僕は以前にも日本橋にある出世稲荷神社に訪れたことがあるのですが、そちらは、江戸時代の歌舞伎役者である初代市川團十郎が日参して祈願し名を上げたことから、出世稲荷と呼ばれるようになったそうです。
この永代出世稲荷も、きっと誰かしらが日参し、出世したことに由来しているんだろうな~と。
その辺り、是非知りたいですけどね。残念ながら一切わからずです。
名前から勝手に判断し、僕自身も出世を願い参拝してしましましたが。
僕は出世とは縁のない人生を歩んでいますので、何かしらあやかりたいものです。そんなふうに私利私欲丸出しで参拝しても、きっとダメなんでしょうけどね…。
それはともかく、こうして永代出世稲荷神社に参拝できたことは、これも何かしら縁があってのことだと思います。
社殿の脇でくつろいでいた黒猫にも会えましたし。
黒猫はしばらく見つめ合っていたんですけど、その後そっぽを向かれてしまい、相手にしてもらえませんでした。
永代出世稲荷神社。
小さな神社ではありましたが、参拝できて良かったです。
これで僕も出世街道まっしぐらです。
出世街道まっしぐらって…今あまり使わない言葉ですよね、久々に言った気がします。
この後僕たちは、地図で見つけた紀文稲荷神社へと向かいます。
御朱印
永代出世稲荷神社では御朱印は扱っていません。
(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)
アクセス
住所は東京都江東区永代2-26-7です。
永代出世稲荷神社の公式サイトはありません。
電車
①東西線 / 大江戸線 「門前仲町駅」から徒歩4~5分。4番出口からが近いです。
②JR京葉線 「越中島駅」から徒歩10分。1番出口からです。
路地の中にありますので、地図を見ながら向かうことをお勧めします。
駐車場
参拝者用の駐車場はありません。短時間でしたら、ご迷惑にならない範囲で、神社近くの道路に路駐しても問題ないかとは思います。近くにはコインパーキングもあります。
周辺のパワースポット
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