神社と御朱印、ときどき寺院

美しき日本の神社をご案内。

青山熊野神社(渋谷区)の御朱印と見どころ



青山熊野神社

青山熊野神社の紹介

神宮前・北青山の総鎮守「青山熊野神社」へ

渋谷区神宮前にあるパワースポット、青山熊野神社に行って参りました。読み方は「あおやまくまのじんじゃ」です。神宮前・北青山の総鎮守で、植林や樹林の神様としても信仰されている神社です。銀座線の外苑前駅が最寄り駅になります。

この日は嫁と二人、千駄ヶ谷まで足を運びました。都内の神社に出掛けるのは久しぶりです。

僕たち夫婦は11月に日光に旅行に出掛けまして、二社一寺を中心に、世界遺産をがっつりと回りました。とてもいい旅行ができたのですが、立ち寄った場所が多かったので、ブログ的にはとても大変になりまして…笑。

そういった事情もあり、神社巡りはいったん控えていたんです。気持ち的には色々と
出掛けたかったんですけどね。

そんな中、嫁の所要により千駄ヶ谷に出掛けることになりましたので、その足でまだ行ったことのない神社にも、ちょこっとだけお参りして行こうと。

で、ピックアップした一か所が、こちらの記事で紹介する、青山熊野神社です。

青山熊野神社は、以前から僕はその存在を認識していまして、行こう行こうとは思っていた神社ではあります。その周辺の神社にはだいぶ足を運んでいるのですが、青山熊野は少々行きづらい場所と言いますか、絶妙に周辺の神社と距離があったりするんです。最寄り駅は銀座線の外苑前駅なのですが、なかなか訪れる機会もない場所ですし、銀座線も滅多に使いませんし。

この度も目的地だった千駄ヶ谷からはじゃっかん距離がありそうだったので、一瞬迷いはしたのですが、この機会を逃すともうしばらくは行けなそうな気がしましたので、おもいきって足を運んでみることにしました。

そして改めて地図を確認してみましたところ、神宮球場のすぐ西に位置しているということを知ります。僕は野球観戦に、ちょいちょい神宮球場には遊びに行ったりしているので、その目と鼻の先だったとは。球場に行くときはいつも野球とビールで頭がいっぱいなので、神社にまで目を向けることができませんでした。

他にもその辺りには、ラグビー場があったり、北には新しくできた国立競技場があったり、南には青山霊園があったり、少し範囲を広げて散策すると、色々なものに出会えそうな場所です。

この日は千駄ヶ谷駅より、まずは以前も参拝した鳩森八幡神社に立ち寄り、そこから南へと進み、お万榎稲荷神社へ。

そして三ヶ所目、目指す熊野神社は、お万榎稲荷より歩くこと10分ちょっとだったかと思います。

玉垣に囲まれた、緑の茂る一角を発見しました。

無事、到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、五十猛ノ命(いだけるのみこと)大屋津姫ノ命(おおやつひめのみこと)抓津姫ノ命(つまつひめのみこと)伊弉冊ノ命(いざなみのみこと)の四柱です。

五十猛ノ命、大屋津姫ノ命、抓津姫ノ命は須佐之男命(すさのおのみこと)の御子で、五十猛ノ命が兄、大屋津姫ノ命と抓津姫ノ命がその妹になります。樹木を司る神々で、林業や建築業の神様でもあります。伊弉冊ノ命は、伊弉諾命(いざなぎのみこと)とともに、国生み・神生みをした女神です。いずれも日本神話の神様です。

創建の年代は、江戸時代前期の元和の時代です。紀州徳川家の初代である徳川頼宣の邸内に勧請されたのが始まりです。

以来、紀州徳川家の鎮守として鎮座していましたが、後の正保の時代になり、地元町民の請願により現在の地に遷座され、青山の総鎮守となりました。

盛大な祭礼でも知られ、『江戸名所図会』には江戸の名所として描かれています。

社号は熊野大権現でしたが、明治の神仏分離により、現在の青山熊野神社へと改称されています。

樹木の神様をお祀りしていることから、建築関係者などからも、信仰の厚い神社です。

 

境内案内

こちらが青山熊野神社の入口です。左手前に社号碑、左右には立派な銀杏です。

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鳥居の前へと進みます。12月でしたので、鳥居の先には大祓の茅の輪が見えます。

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境内の左前方は、こんな感じで広くなってます。参拝者用の駐車場にもなっているようです。

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一礼して石鳥居をくぐり、境内へ。

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茅の輪をくぐり、心身を清めます。

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茅の輪の先には狛犬さん、その先に緑に少し隠れるように、拝殿です。

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狛犬さんの手前には、左右に少し細身の石灯籠。こちらは左手です。奥に停まっている車では、包丁研ぎをしているようです。

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こちらが右の石灯籠。その後ろが手水舎です。

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手水舎へ。後方のビルの1階が、社務所と授与所になっているようです。

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お清めをします。手水石には三葉葵の神紋です。

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参道に戻ります。拝殿の右手前に曲がって伸びている木が、とっても目を惹きます。

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狛犬さんの脇を通過。こちらが左の狛犬さん。

青山熊野神社の狛犬

 

こちらが右の狛犬さん。どちらもかっこいい狛犬さんです。

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拝殿へと進みます。社殿は赤と白を基調とした建物です。

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目を惹いた右手前の木は、スダジイの木でした。

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拝殿の左前方には、これまた見事な桜の木。その奥には境内社の姿も。

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拝殿へと進みます。緑と赤が綺麗です。

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ここまで近づいてようやく、スダジイに隠れていない拝殿を、全て見ることができます。

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参拝させて頂きます。

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拝殿を振り返りますと、こんな景色になっています。

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境内を散策してみます。こちらは社殿を左斜め前から。奥には神輿庫も見えます。

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左奥、立派な桜と境内社の方に行ってみます。

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境内社には、秋葉神社、伏見稲荷神社、御嶽神社の三社の扁額が掛けられていました。参拝させて頂きます。

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境内社の左脇には、伏見稲荷の社号碑と、後ろには赤房稲荷神と刻まれた碑がありました。赤房稲荷も脇の境内社に祀られているのではないかと思われます。

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境内社の前辺りより、振り返って境内を見ますと、こんな感じです。

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おじさんが包丁研ぎをしています。

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一通り境内を散策し、右手にある社務所へ。この入口に向かって右が授与所です。

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授与所にて、御朱印を頂きます。

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こちらは社務所前から見た社殿です。御朱印を頂き、境内を後にします。

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参拝を終えて

青山熊野神社は、緑の綺麗な素敵な神社でした。

一番印象に残ったのは、社殿の右手前にあったスダジイの木です。その伸び方がとっても不思議でして、拝殿にかかるように伸びていました。ですので参道から拝殿を見た際には、スダジイが覆いかぶさるようになっていて、絵になるんです。

スダジイだけではなく、拝殿の周りには緑が多いので、赤と白の社殿との調和が綺麗でした。

この日は天気のいい一日でしたので、12月の陽射しがいい感じでして、より境内が心地よい空気になっていた気がします。

境内社の手前にあった桜の木も目を惹くものでしたので、満開の時期の景色も見てみたいものです。

狛犬さんも少し変わった容姿でして、かっこよかったです。

熊野神社といえば、八咫烏の神紋で知られているかと思いますが、こちらの熊野神社は三葉葵なんです。僕も手水石に三葉葵が刻まれているのを見て、一瞬「あれ?」と思ってしまったんですけどね。これは、こちらの神社が元は紀州徳川家の邸内(現在の赤坂御用地)に、熊野権現として鎮座していたことに由来しています。

神社のご由緒や地域の歴史を知るのって、やっぱ面白いですね。

境内で包丁研ぎをやっているのも、初めて出くわしました。僕はこれだけ神社巡りをしていますが、まだまだ初めてのことがたくさんあります。どうやら青山熊野神社では、毎週木曜日限定で出張刃物研ぎが行われているようです。僕も包丁を持ち合わせていたら、お願いしたんですけどね。残念ながら持ち歩いてはおりませんので…。

包丁研ぎはできませんでしたが、とってものんびりとした、気持ちいい時間を過ごさせて頂きました。

ひと月前、日光を歩き回っていた際には、山の中の社寺っていいな~と、つくづく思ってはいたのですが、東京の神社巡りは東京の神社巡りで、また違った良さがたくさんあるものですね。

改めて、もっともっと色んな神社を回ってみたくなりました。

また、最近僕の中では、熊野神社の本社である熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三つの神社の総称)への憧れが大きくなっておりますので、そちらもどこかで計画して、参拝を果たそうと思っています。考えただけでワクワクします。

行きたい神社がたくさんあって、困ったものではありますが、それが大きな楽しみでもありますからね。

この日の神社巡りは、こちらの青山熊野神社で終了し、帰路に就きました。

いい休日が過ごせました。

また近々、都内の神社巡りに出掛けようと思います。

 

御朱印

こちらが青山熊野神社の御朱印です。

青山熊野神社の御朱印

御朱印の受付時間

御朱印と御守りを頂ける時間は、9時くらい~17時くらいまでです。ご不在のこともあるようですので、確実に頂きたい方は、事前の電話確認をお勧めします。電話番号は「03-3408-0065」です。

(※神社のご都合によりお時間等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都渋谷区神宮前2-2-22です。

電車

銀座線「外苑前駅」から徒歩5分。

3番出口を出て、目の前のスタジアム通りを右へ。最初の左に入る路地を左折。少し歩いた右手です。

その他、千駄ヶ谷駅、信濃町駅、原宿駅などからも、徒歩15分ほどです。

駐車場

境内に参拝者用の駐車場があります。特別な日でなければ、問題なく駐車できるかと思います。近くにはコインパーキングもあります。

青山熊野神社の公式HPはありません。

 

周辺のパワースポット

 

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