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薬祖神社(中央区/日本橋)の御朱印と見どころ

薬祖神社の紹介

中央区日本橋にある薬祖神社の参拝レポートです。

読み方は「やくそじんじゃ」です。江戸時代から薬問屋が多く、現在も製薬会社の本社が集まる「薬の町」、日本橋に創建された神社になります。福徳神社に隣接する「福徳の森」という公園の中に鎮座しています。三越前駅、新日本橋駅が最寄りです。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

福徳の森にある「薬祖神社」へ

この日は嫁と二人で日本橋の神社巡りに出掛けて来ました。

芽吹稲荷としても知られる福徳神社からスタートして、事前に調べた日本橋の神社をいくつか回ってみるルートです。

まずは日本橋駅から10分ほど歩き福徳神社に参拝。

続いて訪れたのが、この薬祖神社です。

前日にGoogleマップで日本橋にある神社を検索したところ、日本橋にはかなり多くの神社がありました。最初の目的地を福徳神社に決めていたわけですが、地図で見ますと福徳神社のすぐお隣に、この薬祖神社があるのを発見。福徳神社の境内社なのかな~と最初は思っていたのですが、どうやら別物のようです。

福徳神社を含め、その周辺は近年再開発が行われたとのことで、かなり綺麗に整備されています。三井不動産が手掛けた再開発で、蒼井優さんのCMで僕も目にしております。

福徳神社自体も社殿などが建て替えられ完成したのは2014年のようです。そして、福徳神社に隣接して「福徳の森」と言う都会的な感じの公園が2016年に完成したとのこと。

薬祖神社はそんな「福徳の森」の中にある神社なんです。

福徳の森はそんなに大きくはない公園なのですが、僕たちが訪れたのはちょうどお昼の時間帯だったこともあり、ベンチでお弁当を食べている人などもたくさんいました。構想ビルが立ち並ぶオフィス街の憩いの場、的な場所になっているようです。

そんなランチタイム、僕はちょっと憧れるんですけどね。そんなオフィス街とかで働いたことがない男ですので。すみません、どうでもいいこと書きました。

福徳の森へは福徳神社の境内からも入れるようになっているのですが、いったん福徳神社の鳥居をくぐり境外へ。

そして外側から薬祖神社へと向かいます。

 

ご由緒

ご祭神は、大己貴命(おおなむじのみこと)少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱です。どちらも日本神話の神様で、ともに医薬の祖神でもあります。大己貴命は大国主命(おおくにぬしのみこと)と同一で、出雲大社の祭神でもあり、国造りの神でもあります。少彦名命は、国造りをお手伝いし、医薬・温泉・酒造など多様な性質を持つ神様です。

創建は明治41年です。日本橋は江戸時代より薬を扱う問屋が多く、現在でも製薬会社の本社などが集まる「薬の町」でもあります。現在の東京薬事協会が、上野にある五條天神社から薬祖神の御霊を迎え大祭を執行したのが始まりです。

その後、昭和4年に東京薬事協会の事務所屋上に薬祖神社として社殿が造営されました。

昭和58年には近くの昭和薬貿ビルの屋上に移転され、平成28年に現在の福徳の森に、三代目の社殿として移転しています。

製薬業界からの崇敬はもちろん、無病健康や病気平癒に御利益があるとされ、多くの参拝者が訪れる神社です。

 

境内案内

薬祖神社は、福徳神社に隣接する福徳の森の中にあります。こちらが薬祖神社の入口です。

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鳥居の左手には、薬祖神社のご由緒書き。

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一礼して鳥居をくぐります。

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小さな神社ではありますが、とても綺麗に整備されています。さっそく参拝。

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こちらは祠を右斜め前から撮影。桜が綺麗に咲いていて、桜のピンクと緑が綺麗でした。

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境内から入口の鳥居を見ますとこんな景色です。

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参拝を終え、薬祖神社を後にしました。

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参拝を終えて

薬祖神社はとても小さな神社ですが、綺麗な神社でした。

4月のあたまでしたので、ちょうど桜がいい感じで咲いていて、全体的に素敵な色合いの景色になっていました。

2016年に移転され完成した神社とのことで、祠も新しいものでした。

周囲には高層ビルが立ち並び、完全にオフィス街の中にある神社です。しかしながら、息苦しさのようなものは全くなく、居心地の良い空間になっています。

福徳の森自体がとても都会的な公園で、その中に綺麗に調和している感じです。

小さいながらも素敵な神社でした。

僕は、日本橋が昔から薬にゆかりのある地だと言うのを今回初めて知りました。そういっった関係でこの薬祖神社があることも。

社名から薬に何かしら関係した神社なのは想像はできたのですが。そんな歴史があったんですね。

薬祖神社を囲む玉垣には、製薬会社などの名前もたくさん刻まれていました。

神社巡りをしていますと、その神社のご由緒とともに、その地の歴史というものも学ぶことができて楽しいです。知らないことを知るって楽しいことですよね。年を重ねれば重ねるほど、そう思うようになってきました。

薬祖神社のお隣には「芽吹茶屋」と言うカフェがあって、美味しそうな今川焼が売られていたのですが、日本橋は今川焼発祥の地でもあるみたいですね。

おなかが空き始めていたので、今川焼食べようかな~ともちょっと思ったのですが、この後どこかでお昼ご飯を食べることを考え我慢。

次にこの辺りを訪れた際には、是非ここの今川焼を食べようと思います。

薬祖神社を後にした僕たちは、続いて事前に地図で見つけた、宝田恵比寿神社へと向かいます。

 

御朱印

薬祖神社では御朱印は扱っていません。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都中央区日本橋室町2-5-8です。

薬祖神社の公式サイトはこちらです。
http://www.yakujikyo.or.jp/festival/history.html

 

電車

銀座線・半蔵門線 「三越前駅」 A9出口から徒歩2分。

JR総武本線 「新日本橋駅」3番または5番出口から徒歩4分。

東西線・浅草線 「日本橋駅」B12出口から徒歩10分。

各線 「神田駅」から徒歩10分。

最寄は三越前駅か新日本橋駅ですが、日本橋駅や神田駅からも遠くはありません。10分ほどで着きます。

 

駐車場

参拝者用の駐車場はありません。近くにパーキングがいくつかあります。

 

周辺のパワースポット

 

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