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津守稲荷神社(横須賀市/東浦賀)の御朱印と見どころ

津守稲荷神社の紹介

横須賀市東浦賀にある津守稲荷神社の参拝レポートです。

読み方は推定にはなりますが、「つのもりいなりじんじゃ」、「つもりいなりじんじゃ」、「つのかみいなりじんじゃ」ではないかと考えられます。浦賀津守稲荷神社とも称されています。京急の浦賀駅から南、東叶神社とのちょうど中間辺りに鎮座する、小さな稲荷神社です。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

浦賀の「津守稲荷神社」へ

この日は都内から、三浦半島への一泊二日の小旅行に出掛けて来ました。嫁と二人でのんびりゆっくりの小旅行です。

一昨年の夏にも同じように三浦半島に小旅行に来ているのですが、それ以来今回は二度目です。前回の旅行では、走水神社、東叶神社、西叶神社という浦賀周辺にある三つの神社を巡り、三崎のまぐろを食し、城ヶ島で一泊して帰って来るコースでした。

当時は神社巡りを始めて間もない頃でして、まだこの「神社と御朱印ブログ」を始めていません。ですので御朱印は頂いているものの、記事としては書いておりませんでしたので、今回はその写真撮影なども兼ねて再度神社巡りもする計画です。

もちろん美味しい魚を味わうことも忘れずに。

まずは都内から京急に乗り、「馬掘海岸駅」で下車し、バスで最初の目的地である走水神社に参拝します。

参拝を終え、走水神社の目の前にある味美食堂で行列に並び、でっかいアナゴの天ぷら定食とお刺身を満喫。思わず一杯飲んでしまいほろ酔いです。

そこから一度馬堀海岸駅にバスで戻り、京急で一駅先の浦賀駅に移動します。

浦賀と言えばペリーですよね。僕も浦賀と言う地名から真っ先に思い浮かぶのはペリーです。

しかし、前回の旅も今回の旅も、ペリーに所縁のある場所には行かずに、神社が中心です。ペリー関係の場所も行ってみたいんですけどね。

次の目的地は浦賀駅からバスで行ける東叶神社です。東叶神社に対し、港の対岸には西叶神社があります。港は船で渡ることができ、一昨年も船を利用してこの二つの神社には参拝しました。

この船は「浦賀の渡し船」としてけっこう有名なものらしく、ポンポン船として親しまれているそうです。

今回もそのコースで計画を立て、事前に地図を確認していたのですが、東叶神社の周辺にいくつか小さな神社があるのを発見。それが津守稲荷神社、八雲神社、東耀稲荷神社、三浦稲荷神社の四社です。一昨年は東叶神社だけ参拝し、周辺の神社に目を向ける余裕はなかったのですが、今回はせっかくなので立ち寄ってみようかと。

四ヶ所の神社は地図でチェックしたものの、それ以上詳しく下調べをすることもなく行くことにしてしまい、予備知識はほぼゼロです。四ヶ所ともどんな神社なのか全くわからないまま向うことに。

東叶神社には、浦賀駅より鴨居方面行き(「鴨居行」「かもめ団地行」「観音崎行」など)のバスに乗り、「新町」で下車して徒歩7分ほどです。

その新町バス停から少し戻った辺りに、津守稲荷神社と八雲神社があるようです。

スマホのGPSを頼りに、まずは津守稲荷神社を目指します。

細い路地を進み、じゃっかん迷いつつ上り坂を歩いていますと、山の上に向かいひっそりと続く石段を発見。

津守稲荷神社に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、社名からの推定になりますが、食物や穀物の神様で、五穀豊穣の神様である倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。宇迦之御魂命とも表記され、稲荷神と同一です。

創建は江戸時代中期の文政9年です。詳しい創建の経緯などは不明ですが、津守の「津」は港を意味するもので、港を守るお稲荷様として創建されたと考えられます。

誰の手によりどのように創建されたかなどは、残念ながらわかりませんでした。

詳しいご由緒などわかりましたら、その際には改めて追記させて頂きます。

 

境内案内

浦賀駅を出てすぐ、1番のバス乗り場からバスに乗ります。

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バスは本数がけっこうあって助かります。

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バスに乗り5分ほどで「新町」バス停に到着。そこから路地に入り、津守稲荷神社の石段を発見します。ちょっとした山の上に神社がある形です。

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石段の先に鳥居と社殿が見えます。石段を上がります。

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山頂に到着。こちらが津守稲荷神社の正面になります。

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鳥居の手前、右手に手水舎です。水がありませんでしたので、手をはたいてお清め。

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一礼して鳥居をくぐります。こちらが社殿の正面です。

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社殿の彫刻が目を惹きます。右側には龍、左側には神様でしょうか。下の方の両端には亀もいます。参拝します。

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社殿を背にするとこんな景色です。境内は思っていたよりも高い位置でした。

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鳥居の脇には二本の大きな木。

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二本の木は、この小さな境内の中では、一際存在感があります。

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社殿に向かって右手には、「青面金剛塔」と書かれた小さな庚申塔がありました。

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もう一度社殿の彫刻をじっくりと眺めます。

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こちらは境内の左手。遠くには港が見えます。彼岸花も咲いていますね。

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社殿を左斜め前からも撮影。

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しばらくのんびりと過ごした後、津守稲荷神社を後にしました。

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参拝を終えて

浦賀津守稲荷神社は、ひっそりと佇んでいる神社でした。

小さな山の上にあり、本当に人知れずひっそりと、と言う感じです。人の気配も全くありません。最初に目に入るのは山の上へと続いている石段なのですが、その景色がけっこう風情があって印象に残りました。

石段の先、山の上には鳥居と社殿が見え、境内もひっそりとしているのが下からでもわかります。実際、急な石段を上がって到着した境内は、とても静かな空気に包まれていました。

境内も広くはなく、とても質素です。鳥居の先には手水鉢と庚申塔が一つ、あとは社殿があるのみです。

質素ではあるのですが、社殿の彫刻は目を惹くものがありました。中央には龍と神様のような彫刻があり、あまり見たことがないタイプの彫刻です。また、両端には亀も彫られていました。

鳥居の脇にあった大きな二本の木も存在感がありました。

そして山の上だけに、木々の間から浦賀の港も望むことができます。そこまで眺めが良いわけではないのですが、やっぱり高いところは気持ちが良いですね。

山の上の境内でしばらくのんびり過ごさせて頂いたのですが、本当に「ひっそり」という言葉がぴったりの神社でした。

こんな感じの小さな神社は、僕の生まれ育った長野の田舎にもけっこうあったような気がするな~と、ちょっと懐かしい気持ちにもなったり。

おそらく地元の人以外はほとんど立ち寄らないような神社ではないかと思います。観光で来ている人は、真っ直ぐに東叶神社に向うのではないか。実際、一昨年に来た僕たちもそうでした。津守稲荷神社の存在すら知らずに、東叶神社にまっしぐらでしたので。

今回は二度目の浦賀でしたし、少し余裕もできたのか、地図で見つけた津守稲荷神社にもこうして訪れることができました。

港を守るお稲荷さんである浦賀津守稲荷神社。

小さな神社ではありましたが、参拝することができてよかったです。

続いては、同じく地図で見つけ、津守稲荷神社からはすぐ近くかと思われる八雲神社へと向かいます。

 

御朱印

津守稲荷神社では御朱印は扱っていません。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は 神奈川県横須賀市東浦賀1-14です。

津守稲荷神社の公式サイトはありません。

 

電車

京浜急行「浦賀駅」からバスで約5分。

1番乗り場より鴨居方面行き(「鴨居行」「かもめ団地行」「観音崎行」など)のバスに乗り、「新町」で下車し、徒歩3分ほどです。浦賀駅から徒歩ですと、20分ほど掛かるのではないかと思います。

 

駐車場

参拝者用の駐車場はありません。狭い路地の中ですが、一瞬でしたら石段前の道路、または近くの八雲神社の石段前の道路に停めることは可能かと思います。大型車だと入れません。

 

周辺のパワースポット

 

横須賀市の神社一覧

僕が参拝した横須賀市の神社一覧です。