下高井戸浜田山八幡神社
下高井戸のパワースポット「下高井戸浜田山八幡神社」
杉並区の下高井戸にあるパワースポット、下高井戸浜田山八幡神社に行って参りました。読み方は「しもたかいどはまだやまはちまんじんじゃ」です。
井の頭線の「西永福駅」、京王線の「桜上水駅」、「上北沢駅」のちょうど中間くらいに位置する神社です。一番近いのは西永福駅で、徒歩ですと10分くらいです。
この日は嫁と二人で、杉並区にある大きな神社、「大宮八幡宮」の参拝に行って参りました。大宮八幡宮は西永福駅から歩いて7分ほどです。そして、西永福駅の近くには、この「下高井戸浜田山八幡神社」があるのを地図で見つけましたので、せっかくですので足を延ばしてみることにしたんです。
一ヶ所の神社だけの参拝ではもったいない。そんなふうに最近思ってしまって…ついつい近くにある神社を検索し、せっかくだからと回ってしまうんです。その結果歩き過ぎてへとへとになるんですけどね。
大宮八幡宮と下高井戸浜田山八幡神社は、井の頭線を挟んだ反対側に位置しています。地図を見ますと、少々わかりづらい感じでしたので、スマホに住所を打ち込みGPSを頼りに向かうことに。
最近神社巡りなどで、GPSを当たり前のように使うんですけど、便利な世の中になりましたよね。笑
これさえあれば、道に迷うことなく目的地に到着できるわけですからね。
その代わり、カーナビと同じで、なかなか自身では道を覚えることをしなくなっているんでしょうね。電話番号とかも同じです。便利さと引き換えに、こうやって人は退化していくのかもしれないですね。笑
そんな深いことを考えながらも、GPSを頼りに下高井戸浜田山八幡神社へと向かいます。
僕はけっこう方向音痴ですので、GPSがなかったらと思うと、なかなか恐ろしいです。笑
西永福駅から住宅街の中をてくてくと歩きます。高級な住宅が多くて、家の観察を楽しみながら歩きます。お洒落な家とか豪邸とか多いと、景色としては面白いですからね。同時に豪邸に対する羨望の気持ちも湧いてきてはしまいますが…。
そんな散歩を楽しみながら歩くこと10分ほど。
無事に下高井戸浜田山八幡神社に到着しました。
GPSのおかげで辿り着くことができました。
ありがとうGPS。
ご由緒
社号が「八幡神社」ですので、武運の神である八幡神をご祭神とする八幡系の神社になります。総本社は大分県の宇佐市にある宇佐神宮です。
ご祭神は応神天皇(おうじんてんのう)です。応神天皇は八幡神と同一とされています。
創建は室町時代の長禄元年です。戦国武将であった太田道灌(おおたどうかん)が、江戸城を築く際に工事の安全を願い、鎌倉の鶴岡八幡宮の神霊を勧請したのが始まりとされています。
明治25年には、村内にあった稲荷神社が合祀されています。
拝殿は昭和34年に出来上がったもので、本殿は江戸時代後期に再建されたものとなります。
また、昭和初期まで宮司であった斎藤守高さんは、「面芝居」と呼ばれる神楽の元締だったそうです。
古くからこの地の人々に親しまれ、現在も閑静な住宅街で静かに鎮座している神社です。
境内案内
西永福駅から住宅街の中を歩くこと10分ほど。下高井戸浜田山八幡神社に到着しました。鳥居と手前にある大きな木の感じがとても素敵です。
一礼して鳥居をくぐります。
参道を進みます。静かな空気が流れています。
少し歩いた先に二つ目の鳥居です。こちらも一礼してくぐります。
参道の左には少し小さめの鳥居があり、その先に末社がいくつか祀られているのが見えます。こちらには後ほど参拝することに。
拝殿に向かいます。
参道の右手は広くなっています。奥には神輿庫が並んでいます。
左手に手水舎です。こちらでお清めをします。
お清めをして参道に戻ります。
拝殿前では狛犬さんがお出迎え。左右に二対ずつの狛犬さんです。こちらが左側の狛犬さんたち。
こちらが右側の狛犬さんたちです。左右どちらも、手前の方が古い狛犬さんのように見えますね。
拝殿は厳かな雰囲気が漂っていました。
静かな空気の中、参拝します。
境内を散策してみます。こちらは拝殿を背にした参道の景色です。静かな空気感が伝わるのではないかと。
拝殿の右手に社務所があるのですが、閉まっていていました。「御用の方は後ろの白い建物まで」と貼り紙がしてありました。
こちらがその白い建物です。拝殿に向かって左手にあります。一通り境内を散策してから、御朱印を頂きに寄ってみることに。
拝殿に向かい右手には神楽殿のような建物。その前にある御神木の松も大きくて立派でした。
拝殿の右奥に小路が続いていましたので、行ってみます。
小路の途中、こちらは社殿を横からのアングルで。拝殿の奥には本殿も見えます。そして、これまた立派な松もありました。
見事な松です。青空との対比が素敵です。
社殿の裏側は木が何本も茂っていますが、少し開けた空間になっています。
小路を進みますと、その先には鳥居がありました。境内にはこちらからでも入ることができます。
再び拝殿前に戻ります。こちらは拝殿を少し右前からのアングルで。
先ほど通り過ぎた、参道の途中にあった末社に行ってみます。
右に祠が三つ並んでいます。右から「祖霊社」、「御嶽神社」、「天祖神社」です。三つとも参拝します。
祖霊舎と御嶽神社の間には、大国主大神と事代主大神がいらっしゃいました。こちらにもお参りします。
左には稲荷大神です。こちらにも参拝。小さなお狐さんがたくさんいました。
再び拝殿前に戻り、左手にあった白い建物へ。そちらで御朱印を頂きました。
御朱印を頂き、静かな空気を楽しみ、下高井戸浜田山八幡神社を後にしました。
参拝を終えて
下高井戸浜田山八幡神社は、とても静かで落ち着いた雰囲気のある神社でした。
その前に訪れた大宮八幡宮は、七五三の時期と重なっていたこともあり、多くの家族連れで賑わっていましたので、余計にこちらが静かに感じたとのかもしれません。
僕と嫁以外の参拝者もちらほら見掛けるだけで、ひっそりとしていました。
その静かな空気が心地よくて、ついつい境内で長居をしてしまいました。
拝殿に向かって右手にある社務所が閉まっていて、人の気配もありませんでしたので、御朱印は頂けないかな~と一瞬諦めたのですが、ちゃんと貼り紙がしてあり、別の場所で無事に頂くことができました。
実は、ここに来る前に訪れた大宮八幡宮で御朱印を頂いた際、まさかの御朱印帳の「上下が逆」になって出来上がって来たんですよ。笑
いつも御朱印を頂くのは嫁の役目になっているのですが、嫁が受け取った御朱印帳を開くと、完全に御朱印が逆さまになっておりまして、それを見た瞬間嫁は笑っていましたね。凹むとかではなく、笑っていました。笑
そして、笑いながら見せてくれたのですが、こんなこともあるんですね。笑
ですので今使っている御朱印帳は、大宮八幡宮のところだけ逆さまになっています。笑
こんな感じです。
これもまた良い思い出になります。
そんな状態なわけですので、この下高井戸浜田山八幡神社で御朱印を頂く際、一瞬迷います。このまま逆さまで行くのもありなのか、それとも元の状態に戻すべきなのか。僕としては逆さまもありかな~などと思っていたのですが、嫁にはそのような選択肢は一切なかったようで、宮司さんに逆さまになった経緯を話し、通常通りの向きで書いてもらうよう説明していました。笑
と言うわけで、一時は逆さまになった御朱印帳も、この下高井戸浜田山八幡神社で無事に元に戻りました。
この日はこの下高井戸浜田山八幡神社を後にして、帰路に就くことに。
12月の少し冷たい空気の中での参拝でしたが、天気にも恵まれ、気持ち良い参拝ができました。
この日回った「大宮八幡宮」と「下高井戸浜田山八幡神社」。
どちらも素敵な神社でした。
御朱印
こちらが下高井戸浜田山八幡神社の御朱印です。
御朱印の受付時間
御朱印と御守りを頂ける時間は、日中の時間帯でしたらいつでも大丈夫とのことです。
(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)
アクセス
住所は東京都杉並区下高井戸4-39-3です。
電車
①京王井の頭線 「西永福駅」から徒歩10分。
②京王線 「桜上水駅」から徒歩15分。
③京王線 「上北沢駅」から徒歩15分。
最寄駅は井の頭線の西永福駅です。住宅街の中にある神社ですので、わかりやすい場所とは言えません。地図を見ながら行くことをお勧めします。すぐ近くに神田川が流れていますので、一つの目印にはなるかと思います。
駐車場
境内に参拝者用の駐車場があります。特別な日でない限り問題なく停められるかと思います。
下高井戸浜田山八幡神社の公式HPはこちらです。
http://shimotakaido.org/hachiman/
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