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関戸九頭龍神社(多摩市/聖蹟桜ヶ丘)の御朱印と見どころ

関戸九頭龍神社の紹介

多摩市にある関戸九頭龍神社の参拝レポートです。

読み方は「せきどくずりゅうじんじゃ」です。古くから多摩川の水神として崇敬されてきた神社で、龍に似た赤い兜をっかぶった白蛇が境内に現れるという伝説もあります。聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩すぐです。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

聖蹟桜ヶ丘の「関戸九頭龍神社」へ

季節は5月の半ば。新緑が気持ちいい季節に、嫁と二人で聖蹟桜ヶ丘周辺の神社巡りに出掛けてきました。

午後から突然の雷雨があるかもという天気予報だったのですが、まあ大丈夫だろうと高をくくって。

最近うちの嫁はマンホールにハマっておりまして、聖蹟桜ヶ丘には「あらいぐまラスカル」のマンホールがあり、それを撮りに行きたいとのことで、今回の神社巡りに繋がりました。

マンホールを撮影した足で、近くの神社巡りもしてみようと。

さらには聖蹟桜ヶ丘は、ジブリ映画『耳をすませば』の舞台になった場所で、実際に映画に出てきたのと同じ景色が色々とあるみたいですので、そちらも回ってみようと。

神社巡り、マンホール、聖地巡礼と、盛りだくさんの目的を持ちつつの聖蹟桜ヶ丘です。欲張りコースです。

まず最初は、武蔵国一宮と言われる「小野神社」に参拝。

続いて、『耳をすませば』の舞台となった「いろは坂」を歩き、いくつかロケ地を写真に収めつつ、同じく舞台にもなっている「金比羅宮」に参拝します。

いろは坂への道中では、嫁の目的だったラスカルのマンホールも発見しました。

当初の目的を全てこなし、順調なお散歩だったのですが…。

金比羅宮への参拝を終えた少し後、雷が鳴り出し、雨が…。

雲行きが怪しくて雨きそうだな~という感じはあったのですが、やっぱりきました。天気予報のとおり突然の雷雨に襲われることに。念のため折りたたみ傘を持参していたのでずぶ濡れにはなりませんでしたが、雨の中を嫁と早足で駅前まで急坂や階段を下りる羽目になりました。

雨もじょじょに激しくなってきましたので、そのまま駅ビルに入り帰路に就くというのが賢い選択ではありますが…あと一ヶ所、事前に訪れる予定だった神社が駅のすぐ近くにあったんです。

それが、こちらの記事で紹介する「関戸九頭龍神社」です。

大きな神社ではないようですが、できることなら参拝しておきたい。

強くなる雨の中、小さな折りたたみ傘一本しか持ち合わせていなかった僕たちですが、この際ですのでおもいきって関戸九頭龍神社まで行ってみることにしました。

地図を確認しつつ小走りで進みますと、公園の手前に鳥居が現れ、関戸九頭龍神社に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、九つの頭を持つ龍神である九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)と推定されますが、定かではありません。

創建の年代も不明ですが、鎌倉時代から室町時代にかけてと言われています。大洪水が発生し、その際に川上から関戸大河原の地に九つの頭を持つ龍のようなものが流れ着き、それを御神体として祀ったのが始まりとされています。

近くには多摩川が流れていて、洪水や氾濫も頻発していましたが、こちらの神社だけは水没することがなかったことから、多摩川の水神として崇敬されるようになりました。

龍に似た赤い兜をっかぶった白蛇が、しばしば境内に現れるという伝説もあります。

元々の社殿は、もう少し東側にあたる大栗橋の大河原に位置していましたが、昭和中頃の区画整理により現在の地に遷座しました。

多摩川の水神として、また、虫歯にもご神徳があるとして、古くからこの地の人々に親しまれている神社です。

 

境内案内

地図を確認しつつ歩いて行きますと、前方に木が茂る一角が。その手前にはよく見ると鳥居も見えます。

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こちらが関戸九頭龍神社の入口です。参道の右奥に社殿です。

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一礼して鳥居をくぐり境内へ。

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社殿の正面に立ちます。後ろには木々の緑。

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社殿の前には、とても小さな狛犬さんがいました。

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こちらが左の狛犬さん。

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こちらが右の狛犬さんです。これだけ白い狛犬さんというのも珍しいですけれど、顔もけっこう特徴的です。

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社殿へと進み出ます。

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雨の音を聞きながら、参拝。

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社殿から参道を見ますと、こんな景色です。写真で見ると晴れているように見えますが、けっこう雨が降っています。

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お隣は九頭竜公園という公園になっています。

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参拝を終えて

小さな神社ではありましたが、おもいきって訪れてみてよかったです。

ちょうど境内に到着する頃に雨が一段と激しくなってきまして、社殿の下にてしばらく雨宿りをさせて頂くような感じになってしまいましたけれど。

お隣にはけっこう大きめの公園があるのが見え、そちらが「九頭竜公園」で、どうやら色々なモニュメントなんかもあったみたいです。

雨にやられて公園までは足を延ばさなかったのですが、どうせなら行けばよかったな~と、ちょっと後悔です。また次に聖蹟桜ヶ丘に訪れる機会があれば、その際には公園にも行ってみようと思います。

九頭龍神社と言えば、僕は真っ先に箱根にある九頭龍神社を思い出します。もう何年も前になりますが、冬の箱根にて、嫁と二人で雪の中をひたすら歩いて参拝した覚えがあるんです。船で行ったりレンタサイクルで行ったりする方法もあるみたいなのですが、そんなことを知らない僕たちは、なかなかの距離を徒歩で。

まだ神社巡りを始めたばかりの頃でして、とても印象に残っている神社なんです。

こちらの関戸九頭龍神社が箱根の九頭龍神社と関係があるのかどうかはわかりませんでしたが、今回の参拝で、箱根の九頭龍のことなども懐かしく思い出しました。また行きたいな~と。

箱根に訪れたのはまだこのブログを始める前でしたので、記事として残せていないのも心残りです。近々嫁と相談の上、箱根旅行でも計画してみようと思います。

(※追記:この約3ヶ月後に箱根の九頭龍神社にも再度参拝することができましたので、そちらの記事は下記になります。)

この日は関戸九頭龍神社を含め、全部で三ヶ所の神社に参拝することができました。

『耳をすませば』の聖地巡礼もできましたし、最後に雨にやられはしましたが、とっても充実した時間を過ごすことができました。

載せ忘れていたのですが、こちらが嫁が目当てにしていたあらいぐまラスカルのマンホールです。

銀杏バージョンと桜バージョンの2種類ありました。

多摩市のラスカルのマンホール

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この他にも、多摩市オリジナルのマンホールをいくつか写真に収めることができ、嫁も満足そうでした。

多摩市というのはなかなか来る機会がないのですが、またどこかで時間を作って、この地域の行ったことがない神社に出張してみようと思います。

この後僕たちは、昼飯も兼ねて昼間から一杯引っ掛け、ほろ酔いで帰路に就きました。

いい神社巡りができました。

 

御朱印

関戸九頭龍神社では御朱印は扱っていません。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都多摩市関戸4-19-2です。

関戸九頭龍神社の公式サイトはこちらです。(本務社である熊野神社のサイト内に紹介ページがあります。)
http://shamu-sho.wixsite.com/sekido-kumanojinja/sekido-kuzuryujinja

 

電車

京王線 「聖蹟桜ヶ丘駅」から徒歩3~4分。

東口から出て、川崎街道を越えてすぐです。九頭竜公園の西側になります。

 

駐車場

参拝者用の駐車場はありませんが、神社前の道路に迷惑にならないようにでしたら、短時間駐車することは可能かと思われます。近くにコインパーキングもいくつかあります。

 

周辺のパワースポット

 

多摩市の神社一覧