桜稲荷神社
御徒町と秋葉原のパワースポット「桜稲荷神社」
台東区の台東にあるパワースポット、桜稲荷神社に行って参りました。読み方は「さくらいなりじんじゃ」です。御徒町駅と秋葉原駅のちょうど中間くらいにある小さな神社です。
この日は嫁と二人で、朝から台東区の神社巡りをしておりました。
「台東区神社マップ」と言うものがありまして、それを見ながらの神社巡りです。
こちらが台東区神社マップです。
僕たちは以前にも一度、このマップを見ながら神社巡りをしたのですが、台東区は神社が多くて、とても一日で回りきれる量ではありません。ですので今回は、前回回り切れなかった神社を中心に巡ってみます。
浅草橋駅をスタートし、「銀杏岡八幡神社」~「須賀神社」~「第六天榊神社」~「鳥越神社」と、ここまで四ヶ所の神社を回りました。
次に目指すのは、鳥越神社からも行きやすい場所にあった「金刀比羅神社」です。
蔵前橋通りと言う、比較的大きな道路を西に進み、金刀比羅神社を目指します。
そして鳥越神社から歩くこと10分ほど。
道路沿いの右手に、建物と建物の間に挟まれるように、ひっそりと小さな朱鳥居があるのを発見しました。
これが金刀比羅神社?
と思ったのですが、よく見ると…
鳥居には「桜稲荷神社」と書かれています。
台東区神社マップには載っていなかった神社です。
偶然見つけた神社ですが、せっかくなのでこちらにも立ち寄ってみることにしました。
ご由緒
ご祭神は、伏見稲荷大明神(ふしみいなりだいみょうじん)です。穀物・食物の神様である稲荷神で、総本社は京都の伏見稲荷大社です。
詳しい創建の年代は不明ですが、元々は上野に代々下屋敷をかまえていた藤堂家の敷地内に鎮座していました。
しかし関東大震災後には放置され荒廃していたため、昭和3年に伝説的なヤクザである岡本悟一と言う人物が、桜稲荷神社として祀ったと言われています。
その後昭和27年に、京都の伏見稲荷神社より分霊を勧請し、現在に至ります。
境内案内
蔵前橋通りを歩いていると、ビルの谷間の小さなスペースに、赤い鳥居が現れます。
なんだか不思議な空間です。ビルとビルの間に、細い参道が奥へと続いています。
一礼して鳥居をくぐり、参道を進んでみます。異世界に通じているかのような参道です。
突き当りにはもう一つ鳥居があり、奥に祠があります。
鳥居の手前、右側には手水鉢もありました。
手水鉢の上には桜稲荷神社のご由緒が書かれています。
鳥居には「桜稲荷神社」の文字。昭和53年と書かれていますので、この鳥居が奉納されたのがその年なのかもしれないですね。
鳥居をくぐります。こちらは左のお狐さんです。
こちらは右のお狐さん。どちらもひっそりと祠を護っている感じです。
不思議な空気の中、無になって参拝します。
参拝を終え、桜稲荷神社を後にします。祠から参道を見るとこんな景色です。ちょっと不思議な感じですね。
参拝を終えて
偶然通り掛かり見つけた桜稲荷神社。
とても小さな神社なのですが、独特の雰囲気があって不思議な空間でした。
ビルとビルの狭い隙間にある神社で、参道が異空間に続いている感じがしてしまいます。参道の奥には別の世界があるかのような雰囲気がありますね。千と千尋みたいに。笑
参道の左側がバングラディッシュ料理屋さんで、香辛料の香りが換気扇からかなり漂っていましたので、それが現実の世界に引き戻してくれるような感じでしたね。笑
小さな神社ではありますが、とても綺麗にされていましたので、きっと地元の人々に親しまれている神社なんだと思います。社名の由来がわからなかったのですが、もしかしたら以前は、周囲にはたくさんの桜があったのかもしれないですね。
おそらく小さな神社でしたので、台東区神社マップの方には載っていなかったのだと思うのですが、偶然こうして見つけた神社って、なんだか勝手にご縁を感じてしまいます。
実は、向かう予定だった金刀比羅神社なのですが、この桜稲荷神社がある蔵前橋通り沿いではなかったんですよ。てっきりこの道沿いだと思って歩いていたのですが、路地を入った先だったんです。ですのでこの時点で若干道に迷っていたことになります。
もし順調に金刀比羅神社に到着していたら、この桜稲荷神社を見つけることはなかったので。
そう言った意味でも、勝手にご縁を感じていまいました。笑
不思議な空間だった桜稲荷神社。
訪れることができて良かったです。
この後は、当初の目的通り「金刀比羅神社」へと向かいます。
御朱印
桜稲荷神社では御朱印は扱っていません。
(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)
アクセス
住所は東京都台東区台東2-6-2です。
電車
①各線 「秋葉原駅」から徒歩8分。
②各線 「御徒町駅」から徒歩8分。
③日比谷線 「仲御徒町駅」から徒歩7分。
④大江戸線 「上野御徒町駅」から徒歩10分。
⑤総武線 / 浅草線 「浅草橋駅」から徒歩15分。
⑥浅草線 / 大江戸線 「蔵前駅」から徒歩15分。
駐車場
参拝者用の専用駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがいくつかあります。
桜稲荷神社の公式HPはありません。
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