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【鬼押出し園】浅間山観音堂(嬬恋村)の御朱印と見どころ

浅間山観音堂の紹介

群馬県の嬬恋村にある浅間山観音堂の参拝レポートです。

読み方は「あさまやまかんのんどう」です。東叡山寛永寺の別院で、世界三大奇勝の一つに数えられる「浅間山鬼押出し」の中にある観音堂です。浅間山の噴火で犠牲となった方々の慰霊と供養のため創建されました。周囲は一面、浅間山から噴出した溶岩に囲まれています。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

鬼押出しの「浅間山観音堂」へ

まだ暑さも残る9月の下旬に、両親を連れて温泉旅行に出掛けてきました。僕と嫁、父と母の4人での二泊三日の旅行です。

宿泊先は伊香保と草津。

両親を連れての旅行は、2年前に喜寿のお祝いで熱海と伊豆に行って以来です。

僕は現在東京在住ですが、実家は長野の茅野というところでして、両親はそちらにいます。今回は行き先が伊香保と草津ということで、実家からでも行きやすくはあるので、前日の夜に実家に帰り、翌朝出発です。

初日は伊香保に、二日目は草津に宿泊予定でして、伊香保までの道中に、軽井沢の近辺に立ち寄ることにしました。

まずは嫁のリクエストで、軽井沢のチョコレートファクトリーというチョコレート屋さんでお買い物。嫁と母は喜んでいました。父は少々退屈そうでしたが。

で、続いては軽井沢の観光名所でもある「白糸の滝」へ。

白糸の滝

この日は平日だったにもかかわらず、けっこうたくさんの人がいました。チョコレートファクトリーも賑わっていましたし、軽井沢はやっぱり人気の観光地ですね。

白糸の滝の景色を楽しんだ後は、売店で五平餅や鹿肉マンなどを買い、軽い昼食にします。

そして次に向かいましたのが、こちらの記事で紹介する「鬼押出し園」です。

鬼押出し園は、勝手なイメージで軽井沢の観光名所の一つだと思っていたのですが、住所は群馬県でした。群馬県の嬬恋村ですね。ですので白糸の滝のあった長野県から、県を跨いで群馬県へ。

僕は小学生の頃に、一度だけ鬼押し出し園には行ったことがあります。家族で行きました。かなり断片的ではありますが、記憶もあります。ですので厳密には、両親と一緒に行くのは今回が二度目ということに。嫁は初めてですけれど。

鬼押出し園の中に観音堂があるというのは、この度下調べをしている際に初めて知りました。

今回の旅行は両親を連れてですし、いつも嫁と行く社寺巡り旅ではありませんけれど、図らずも寺院を訪れるという形にもなりましたので、こちらのブログでも紹介させて頂くことに。

鬼押出し園は、溶岩の景観が有名ですので、その中に観音堂があるというのも、また惹かれます。

白糸の滝からは車で15分ほどでした。

到着です。

 

ご由緒

正式名称は、東叡山寛永寺別院浅間山観音堂で、ご本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)です。

創建は昭和33年になります。

江戸時代中期の天明3年に、浅間山が大噴火を起こし、多くの犠牲者が出ました。最も被害が大きかったのが、現在の嬬恋村の南部にあたる鎌原(かんばら)村で、噴火による土石雪崩で集落の大部分が埋没してしまったため、「日本のポンペイ」ともいわれています。鎌原村には、寛永寺の末寺で、浅間山明神の別当寺である延命寺というお寺がありました。延命寺も噴火により埋没してしまいましたが、当時の寛永寺の住職が罹災者の救済を命じた縁などもあり、犠牲者の慰霊と供養のため、昭和33年に寛永寺より聖観世音菩薩をお迎えし、鬼押出し園内に浅間山観音堂が創建されました。

噴火による溶岩流が冷え固まってできた景勝地の中に建つ寺院です。

 

境内案内

入口で入場料を払い、園内に入りますと、もういきなり凄い景色です。異世界です。

 

先へ進むと売店があり、その左奥が惣門になります。そして右の奥に少し見えるのが観音堂です。売店の前には顔出しパネルもありましたので、つい嫁と交互に撮影を。

 

惣門へ。

 

門の左右には二天尊像。写真はガラスでちょっと見づらいですけど、左が増長天です。

 

右が持国天。

 

一礼して惣門をくぐると、辺り一面が固まった溶岩。立派な石灯籠もあります。石灯籠は、歴代徳川家将軍の供養のために諸大名が寛永寺に奉納したものを、移築したそうです。園内に40基あるとのこと。

 

溶岩の中を進みます。霧が出てきたので、より異世界感が強くなってます。

鬼押出し園

 

園内には、「~岩」と名前の付けられた岩がいくつかあるようですが、どれがどれなのかわからず…。こちらもたぶん、何かしらの名前が付いていそうな岩です。

 

見渡す限り溶岩。

 

反対、左手も同じくです。

 

岩の間には紅葉した木々。

 

少しずつ、観音堂が近づいてきます。

 

すみません、同じような写真の連続になってしまっていますが、それだけ周囲は溶岩だらけなんです。

 

これも多分、名前の付いたなんとか岩です。

 

途中には、噴石から身を守るための、休憩所も兼ねたコンクリート造りの一時避難所もあります。

 

溶岩の中をひたすら進みます。

 

二つ目の休憩所(避難所)の手前に、よく見ると「光苔(ヒカリゴケ)」と書かれた案内が。

 

案内に従い岩の中を覗き込むと、中にはなんとな~く光っている苔が。ヒカリゴケは、エメラルド色に光る珍しい苔だそうです。どうやら晴れている日の方が日光の影響で綺麗に光るようです。この日は残念ながら曇り空。

 

観音堂になかなか辿り着きません。惣門からはおそらく15分ほどっぽいのですが。

 

ようやく手水舎が見えてきました。

 

お清めをします。

 

観音堂まであと少し。赤い橋も見えます。

 

三つ目の休憩所の手前に、左に入って行く「奥の院参道」があるのですが、そちらはクマの目撃情報があったようで、通行止めになっていました。休憩所に座っているのは、一足先に歩いて行った僕の親父です。

 

その先には「厄除けだんご」なるものがあるお休み処。こちらにトイレもあります。

 

観音堂はもう目の前です。

 

右にご由緒書きと、お隣には天台宗の教え。

 

その先に鐘楼堂です。西武グループの創業者である堤康次郎氏により寄進されたものとのこと。

 

鐘には龍などの彫刻が施されていました。参拝者でも撞くことができましたので、皆で一回ずつ撞かせて頂きました。

 

鬼押出し園は背の高い植物はあまりないのですが、観音堂の周辺には立派な松があちこちに。

 

先ほど見えた橋を渡ります。

 

橋を渡った左手が、観音堂です。ようやく到着しました。

 

直進しますと、常香炉と御朱印の授与所があります。脇には大きな溶岩も。授与所は閉まっていますが、どうやら御守りなどの授与所の方で、御朱印も扱っているみたいです。

 

お堂へと進み、参拝させて頂きます。

浅間山観音堂

 

授与所がお堂の右にありましたので、参拝後にこちらで御朱印を頂きました。

 

お堂の奥は展望台になっています。

 

一面、溶岩の絶景です。

 

帰りは、行きとは別の道で。行きは表参道、帰りは裏参道です。

 

途中、横から観音堂がよく見えます。

 

裏参道にも、名前の付いていそうな岩があちこちに。

 

こちらは「元祖 狛犬岩」です。手前に案内がありました。こうして案内があるとわかるんですけどね。確かに狛犬さんっぽいです。元祖ということは、新・狛犬岩がどこかにあるということかと。そちらは見逃してますが。

 

帰りもひたすら溶岩の景色の中を歩きます。

 

しばらく歩くと、入口にあった建物が見えてきました。

 

無事に戻ってきました。

 

参拝を終えて

鬼押出し園と観音堂、行ってよかったです。

なかなか見ることができない絶景を、思う存分楽しむことができました。美しかったです。

見渡す限り固まった溶岩という景色は、凄かったです。もう完全に異世界でした。霧が出てきたりもしたので、異世界というか、なんだか地獄の中にいるようなそんな気にもなってくる景色でした。

これが晴れていたらまた違ったのかもしれませんが、この日は地獄感がかなり強かったです。

ですのでそんな地獄の中にある観音堂の赤い建物が、極楽のもののように見えてきちゃいましたよ。

溶岩とお堂の景色も、とても美しかったです。

晴れていれば浅間山も綺麗に見えたみたいなんですけどね。霧も出ていましたし、雲っていて全く見えませんでした…。軽井沢までの道中、白樺湖を過ぎたあたりの時点では、晴れていて浅間山もばっちり見えたのですが、残念ながらだんだん曇ってきちゃいました。

気温もだいぶ低く、寒かったです。東京の暑さが信じられないほどでした。一応寒かったときのために羽織るものも用意して行ったのですが、それを着ても寒かったですもの。白糸の滝の時点で少し寒かったのですが、鬼押出し園はさらにでした。

園に入ってから戻って来るまでは、表参道→観音堂→裏参道→入口へというコースで、参拝時間も含め、全部で40分若くらいでした。溶岩の中を行きと帰りでだいたい30分くらい歩くことになります。僕たち夫婦も両親も、歩くのは特に苦ではないので、絶景を楽しみながら歩いたのですが、足腰に自信がない方ですと少々大変かもしれません。とはいえ階段とか急坂とかあるわけではないので、歩きやすい道のりではありますけれど。

寒くはありましたが、不思議な景色の中を歩くのは気持ちよかったです。

両親も楽しんでくれたのではないかと。

本当はさらにぐるっと歩く「奥の院参道」にも行きたかったのですが、クマの出没によりそちらは立ち入り禁止になっちゃってました。こんな溶岩だらけの場所にもクマ出るんですね。

噴火の際の避難所があるのも印象的でした。僕は桜島や霧島で、そういった避難所は最近目にしていたのですが、鹿児島以外では初めて見ました。

噴火は恐ろしいですけれど、その噴火がこの美しい景色を作り出したんですよね。

絶景を堪能させて頂きました。

浅間山観音堂、参拝できてよかったです。

鬼押出し園を後にした僕たちは、伊香保へと爆走。

伊香保に到着後は、石段街にちょっと寄り道をしてから、宿泊予定のホテルにチェックイン。

さっそく温泉にのんびり浸かります。僕は父と、嫁は母と。この歳になると、父と風呂に入るってこともなかなかないですからね。前回の旅行以来です。

夕食は4人で美味しい料理と酒を。で、早寝です。

翌日は、石段街を散策してから、伊香保の寺院である水澤観音へと向かう予定です。

 

御朱印

こちらが浅間山観音堂の御朱印です。

浅間山観音堂の御朱印

 

御朱印の受付時間

御朱印を頂ける時間は、鬼押出し園の営業時間である8時から17時までです。最終入園時間は16時半です。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原1053です。

浅間山観音堂の公式サイトはこちらです。

https://asama.kaneiji.jp/

季節や天候などにより入園時間など変更になる場合もありますので、鬼押出し園の下記公式サイトにてご確認ください。

https://www.princehotels.co.jp/amuse/onioshidashi/

 

駐車場

750台駐車できる大きな駐車場があります。

https://www.princehotels.co.jp/amuse/onioshidashi/access/

 

電車&バス

軽井沢駅」からバスで40分、「中軽井沢駅」からバスで30分、「鹿沢口駅」からバスで25分です。どれも本数は多くありませんが、一日に数本走っています。

 

トイレ

入園口の近く、惣門近くの鬼めしセンター奥、観音堂手前の休憩所にあります。

 

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