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明治神宮(渋谷区)の御朱印と見どころ

明治神宮の紹介

渋谷区にある明治神宮の参拝レポートです。

読み方は「めいじじんぐう」です。明治天皇と、その皇后である昭憲皇太后をお祀りしている神社です。大正9年に創建され、広大な鎮守の杜を有しています。全国に16社しかない勅祭社の一社で、初詣の参拝者数が例年日本一であることでも知られています。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

明治天皇をお祀りする「明治神宮」へ

明治神宮には今までも数回訪れたことがあったのですが、今回は写真撮影も兼ねての参拝です。

僕は高校生の頃、長野の田舎から一人で東京に出掛けてきたことがありまして、原宿駅に降り立ち、明治神宮の杜を見て、ここはいったい何なのだろう?と思ったことを今でも覚えています。

明治神宮という神社だと知ったのは、上京してからですね。

それから何度か足を運んだことはあるのですが、神社に興味を持ち始めてからは、今回が二度目になります。

高校生の頃は、この鎮守の杜に何度も足を運ぶようになるだなんて、思ってもいませんでした。

冒頭でも書かせて頂きましたが、明治神宮は全国に16社しかない、天皇から勅使が派遣される「勅祭社」の一社です。つまり、特別な神社なわけです。都内にある勅祭社は、明治神宮と靖国神社の二社です。いつか全ての勅祭社に参拝したいとは思っているのですが、全国各地にありますので、なかなかそう簡単には叶えられません。

しかし16社のうちの2社も都内にあるのですから、これは行かない方がもったいない。

明治神宮も靖国神社も、定期的に足を運びたくなる神社です。

この日は8月末の、暑い中での神社巡りです。嫁と二人で出掛けてきました。

千駄ヶ谷の鳩森八幡神社に参拝し、徒歩で原宿に移動。そして東郷神社に参拝し、せっかくなので明治神宮にも、と言う流れです。

東郷神社は明治通り沿いにあるのですが、そこから明治神宮に向かうため、原宿駅を目指します。必然的に竹下通りの方面に行くことに。

平日だったのですが、さすが原宿です。竹下通りとその周辺は人でごった返してました。これが土日だったらと思うと恐ろしいです。

そしてどうせなので竹下通りを通ってみることに。若者に交じって歩く中年夫婦。

僕も若い頃には何度か来たことがあるのですが、40歳を超えたこの歳になって、嫁と二人で竹下通りを歩くことになるとは。この際なのでクレープでも食べようかと言う気も少し起きたのですが、それは辞めました。

無事竹下通りを通過し、原宿駅の脇を通り、明治神宮の南参道入口に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、第122代天皇である明治天皇(めいじてんのう)と、その皇后である昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)です。

創建は大正9年になります。

現在の明治神宮がある場所は、江戸時代には徳川家の家臣であった加藤家と井伊家のお屋敷があり、とても閑静な場所でした。明治天皇と皇后さまもこの閑静な地を好んでいたと伝えられています。

明治45年に明治天皇、大正3年に昭憲皇太后が崩御になり、京都の伏見桃山陵に葬られましたが、東京に神宮を建設したいという運動が起こり、大正9年に両御祭神と所縁の深かった代々木の地に創建されました。渋沢栄一などの有志も尽力しています。

畑しかなかった鎮座地に、全国から献木された約10万本が植栽され、「永遠の杜」を目指し人工林が造成されます。それが現在のおよそ70万平方メートルの広大な鎮守の杜となっています。

昭和20年には空襲により本殿などが焼失しますが、事前に御霊代は宝物殿に遷座し無事でした。その後国内外からの多くの寄付で、昭和33年に社殿が再建されます。

本殿、内拝殿、外拝殿などの社殿36棟が国の重要文化財に指定され、境内にはご祭神にゆかりの深い神宮御苑や、明治神宮ミュージアムなどもあります。

御苑の中にある清正井(きよまさのいど)は、パワースポットとしても有名です。清正とは戦国時代の武将である加藤清正で、江戸時代に加藤家のお屋敷がこの地にあり、清正自身が掘ったと伝えられる、湧き水が絶えることがなかった井戸が清正井です。

全国に十六社しかない、天皇により勅使が遣わされる勅祭社の一社でもあります。

国内外から多くの参拝者が訪れる神社で、初詣の参拝者数が毎年日本一多いことでも知られています。

 

境内案内

原宿駅の表参道口から歩いてすぐ、こちらが南参道の入口です。おそらくこちらの入口が一番人が多いのではないかと。外国人の姿も多いです。

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鳥居には菊の紋章が三ヶ所。大きな鳥居です。

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一礼して鳥居をくぐり参道へ。参道は道幅も広く大きいです。左右は深い森になっていて、東京の真ん中とは思えない景色。

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完全に森の中ですね。緑がとても気持ち良いです。

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しばらく歩くと、左手に明治神宮御苑のご由緒と清正井の看板が。

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こちらが神宮御苑の入口です。清正井はこの中にあります。有料(500円)で入ることができます。

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今回は僕は明治神宮御苑には入らなかったのですが、以前入った時の写真がありましたので載せておきます。おそらく季節は秋の写真ですが…笑。中はとても広い庭園になっています。のんびり散策した覚えがあります。清正井だけ人が並んでいましたが。

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御苑入口の少し先、右手には奉納された酒樽が積み上げられています。これだけ多いとなかなか迫力があって、かっこいいですね。

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その反対側には奉納されたワイン樽。これは他では見ないですね。

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そのまま進んで行きますと、左手に社殿へと続く大鳥居があります。本来はここから入って社殿に向かうのですが、その先で工事が行われていて通行止めのため、迂回することに。ちょっと残念ですが仕方ないです。

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迂回をして、こちらが社殿に向かって右手にあたる鳥居です。

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鳥居の手前には手水舎。手水舎も大きいです。外国人の方も多く、皆さん説明を読みながらお清めをしていました。

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鳥居をくぐると少し開けた場所に出ます。左には授与所。

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反対側には神楽殿。御朱印の受付もこちらになっています。

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社殿へと向かいます。目の前には大きく立派な門。東神門です。

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門の扉には、とても素敵な菊の紋章がありました。繊細で荘厳な感じがあります。

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門を抜けるとさらに景色が広がります。大きな楠と社殿が視界に飛び込んできます。

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社殿と反対側、正面に当たる門が工事中でした。この南神門(楼門)が工事中のため、参道が通行止めだったんですね。

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拝殿を正面からの絵です。とても大きくて立派です。人も多いですが。

 

参拝を終え、境内を散策。こちらは社殿に向かって左にある夫婦楠(めおとくす)。明治神宮の御神木です。その大きさに圧倒されます。

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拝殿に向かって右にも大きな楠。こちらもとても立派で凄いです。三本の巨木が社殿を守っているかのようですね。

明治神宮の御神木

 

塀の向こう側に緑が茂っていて、とても東京とは思えない景色です。ビルなどが一切見えないので、どこか山の中にいるかのような錯覚に陥りますね。

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こちらは境内から見た西参道へと続く鳥居です。明治神宮には、南参道、北参道、西参道の三ヶ所から入ることができます。

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一通り境内を散策して、東側の出口に向かいます。

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来る時は南参道から来ましたので、代々木駅方面の北参道から帰ってみることに。こちらも森の中です。

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歩くこと10分ほどで、北側の鳥居に到着です。代々木駅からですとこちらが近いです。一礼し、明治神宮を後にしました。

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参拝を終えて

久しぶりに訪れた明治神宮でしたが、まず一番驚いたのは外国人の多さです。

観光スポットになっているのだと思うのですが、びっくりするくらいたくさんの外国人が訪れていました。日本人よりも多いのでは?と思うくらいです。

境内では外国人のカップルに写真撮影を頼まれたりもしました。

人は多かったのですが、やっぱり広大な森に囲まれている神社ですので、緑が本当に気持ち良かったです。夏の暑い中での参拝ではありましたが、森の中って少し涼しいので、それもまた心地良いんですよね。

しかし、大きな森がある分、参道は長いです。けっこう歩かないと社殿まで辿り着きません。僕と嫁はこの日既にけっこう歩いた後だったので、若干疲れが出ていたこともあり、「参道長いな…」と思ってしまいましたが。

疲れに負けずに歩き続け、参道を抜けるといっきに開けた景色が待っています。その素晴らしい景色に疲れも吹っ飛びます。

社殿も立派なのですが、その前にある夫婦楠と、もう一本の楠。この三本が本当に素晴らしくて、青空にも映えていました。夫婦楠は、明治天皇と昭憲皇太后がとても仲が良かったことから、夫婦円満、家内安全、縁結びなどにご利益があると言われているそうです。

境内から外の森を見ると、とても東京とは思えない景色で、不思議な感覚にもなりました。

今回僕は清正井には行かなかったのですが、井戸がある御苑はとても素敵な日本庭園で、のんびりした場所だった記憶がありますので、次回行った時にはまた訪れてみたいと思います。

明治神宮、参拝できてよかったです。

この日は千駄ヶ谷の鳩森神社、原宿の東郷神社、そして明治神宮と、渋谷区の三つの神社に参拝したのですが、どれもそれぞれ魅力が満載で、素敵な神社でした。

大満足でございます。

 

(追記)

上記の参拝より4年後の2020年10月、明治神宮鎮座百年祭にあたる年に、再び参拝させて頂きました。コロナ禍で外国人の姿がほとんどなかったためか、以前訪れたときのような混雑は全くありませんでした。

数枚ですが、今回の写真も掲載させて頂きます。

まず、以前の参拝時に工事中で見ることができなかった南神門(楼門)がこちらです。

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拝殿前も混雑はしていません。

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夫婦楠は変わらずに大きいです。

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鎮座百年祭で「夢鈴」の奉納を受け付けていましたので、奉納させて頂くことに。こちらはその際に頂けた特別な御朱印です。

鎮座百年祭の御朱印

 

今回は御苑の方にも入らせて頂きました。御苑はさらに人が少なかったです。

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こちらが、あの有名な清正井(きよまさのいど)です。誰もいない清正井という、貴重な空間を満喫させて頂きました。コロナ禍ならではかもしれません。

清正井(きよまさのいど)

 

御朱印

こちらが明治神宮の御朱印です。

明治神宮の御朱印

 

御朱印の受付時間

御朱印は神楽殿にて頂くことができます。御朱印と御守りを頂ける時間は、9時から閉門までです。開門時間と閉門時間は季節により異なりますので、公式サイトのトップページ(下の方に掲載されています)にてご確認ください。

また、清正井のある明治神宮御苑も、開苑と閉苑の時間が季節により少し異なりますので、公式サイト内の御苑のページにてご確認ください。9時から16時まででしたらどの季節でも入ることができます。こちらには500円の入苑料が掛かります。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都渋谷区代々木神園町1-1です。

明治神宮の公式サイトはこちらです。
http://www.meijijingu.or.jp/

 

電車

JR山手線 「原宿駅」から徒歩1分。

原宿駅の表参道口を出て右に進み、橋を渡るとすぐに南参道の鳥居が見えます。社殿まではそこから参道を歩いて10分程です。

千代田線・副都心線 「明治神宮前駅」から徒歩4分。

5番出口を出て、原宿駅方面に4分程歩くと、南参道の鳥居に着きます。社殿まではそこから10分程です。

JR山手線・総武線 / 大江戸線 「代々木駅」から徒歩7分。

北参道の鳥居まで徒歩5分です。社殿まではそこからさらに10分程掛かります。

副都心線 「北参道駅」から徒歩2分。

北参道の鳥居まですぐです。社殿まではそこから10分程です。

小田急線 「参宮橋駅」から徒歩1分。

西参道の鳥居まですぐです。社殿まではそこから10分程です。

原宿駅方面からですと南の入口、代々木駅方面からですと北の入口、小田急線ですと西の入口からが近いです。

 

駐車場

参拝者用の駐車場があります。場所は公式サイトの駐車場案内でご確認ください。混雑時は駐車できない可能性もあるので、公共交通機関での参拝が奨励はされています。周辺にはコインパーキングもあります。

 

周辺のパワースポット

 

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