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歌舞伎稲荷神社(中央区/銀座)の御朱印と見どころ

歌舞伎稲荷神社の紹介

中央区銀座にある歌舞伎稲荷神社の参拝レポートです。

読み方は「かぶきいなりじんじゃ」です。歌舞伎座タワーの正面玄関右手に鎮座しています。元は歌舞伎座の敷地内にあった稲荷神社で、歌舞伎座の守り神です。東銀座駅が最寄りです。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

歌舞伎座タワーにある「歌舞伎稲荷神社」へ

歌舞伎稲荷神社は、今回の神社巡りで最後に訪れた神社。

前日から東京観光をしつつの社寺巡りをしていまして、東京在住ながら東京を満喫しておりました。築地のホテルに宿泊までして、一泊二日というスケジュールで。

二日目のこの日は、朝から豊洲のチームラボプラネッツに出掛け、その後は築地に戻り寿司ランチ。

そこから銀座方面へと歩いて行き、まずは宝珠稲荷神社に参拝。

そして次に向かいましたのが、そこからすぐ近くにある、こちらの記事で紹介する歌舞伎稲荷神社です。

歌舞伎稲荷はその名のとおり、歌舞伎座に祀られていた稲荷神社です。

銀座の歌舞伎座といえば、特徴のある立派な建物で、僕も若い頃に何度か車で前を通った覚えがあります。最初に見たときは、歌舞伎座だとは知らずに「何だこれは!」とけっこうな衝撃を受けました。

そんな歌舞伎座も、2013年には歌舞伎座タワーとしてさらに立派な建物となり、複合施設にもなったとのこと。僕はまだ歌舞伎座タワーになってからは、その姿は見ておりません。

歌舞伎自体、まだ一度も見たことがないんですよね。

嫁といつか一度は行こうね、とは言っているんですけどね。まだその実現には至らずで。

このたびは歌舞伎を観に行くわけではありませんが、その守り神である歌舞伎稲荷神社にまずは参拝をさせて頂き、歌舞伎座タワーも見上げてこようと。

歌舞伎稲荷神社の御朱印は、タワー内のお土産物屋さんにて頂けるようですので、中にも入ってみることになります。

そんなあれこれに期待しつつ、宝珠稲荷神社から向かいますと、徒歩ですぐでした。

大きな歌舞伎座タワーがすぐ現れ、正面側へと歩を進めますと、そこに小さな神社がありました。

歌舞伎稲荷神社に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、社名からの推定になりますが、食物や穀物の神様で、五穀豊穣の神様である倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。宇迦之御魂命とも表記され、稲荷神と同一です。 

創建の年代は不明ですが、昭和25年に竣工された第四期歌舞伎座時代から祀られていたともいわれています。一説には、近隣にある鉄砲洲稲荷神社のご分霊を祀っているとも。

歌舞伎興行の大入りや安全、来場者や舞台関係者の平穏無事、近隣の平安、火伏の守護としてお祀りされています。

以前は歌舞伎座の中にあり、観客でないと参拝できませんでしたが、2013年の歌舞伎座タワーの竣工に伴い、現在の正面玄関右手に遷座し、誰でも参拝できるようになりました。

毎年二月の午日には「初午祭」、歌舞伎興行の初日と千穐楽には「奉告祭」が執り行われています。

歌舞伎座の守り神として、崇敬されてきた神社です。

 

境内案内

まず、こちらが歌舞伎座の正面。近くから見上げるとこんな感じになります。

 

正面に向かって右手に、歌舞伎稲荷神社です。

 

鳥居の正面へ。

 

脇には御朱印の案内も出ています。

 

鳥居の扁額には「歌舞伎稲荷大明神」。

 

一礼して鳥居をくぐります。提灯には稲荷の神紋ですが、紋幕には歌舞伎座の座紋である「鳳凰丸」です。参拝させて頂きます。

 

振り返りますと、こんな景色です。参拝を終え、歌舞伎稲荷神社を後にします。

 

参拝を終えて

前日より、築地、月島、有明、豊洲など、おもいっきり東京観光を楽しんできたのですが、その最後の締めで、銀座の歌舞伎座タワーという、東京ならではのものを見ることができまして、大満足です。

歌舞伎座タワー、でかかったです。

建物の正面を全部ばっちり撮ろうと思ったら、道路を渡ってだいぶ引きで撮らないと写らないのですが、今回はそこまでしないまま、タワーを後にしてしまいました。

どうせなら引きでも撮っておけばよかったと、帰宅してからプチ後悔です。

とはいえ見上げただけでも迫力ありましたし、それだけでもじゅうぶんではあります。

歌舞伎稲荷神社にもしっかり参拝できましたし。

小さな神社ではありましたが、参拝者が後を絶ちませんでした。ひっきりなしに入れ代わり立ち代わり、誰かしらが参拝していらっしゃいました。

参拝後は憧れの歌舞伎座タワー内にも潜入です。御朱印を頂けるのが5階のお土産物屋さんでしたので、とりあえず5階まで。

こちらが5階のお土産処、楽座です。

こちらで御朱印を頂きました。

同階には屋上庭園もありまして、しばしそちらで休憩。

その後は、1階と地下にも土産物屋さんがありましたので、そちらをフラフラと見物させて頂きました。

歌舞伎座タワーの中を徘徊していますと、やはり一度は歌舞伎を観てみたいという欲求が強くなるものですね。日本の伝統芸能ですからね。

いつか必ずや実行しようと思います。

そんなことを嫁と話しつつ、東銀座駅から帰路に就きました。

2日間で社寺巡りとともに東京観光を楽しんだのですが、とっても充実した楽しい休日を過ごすことができました。

東京観光、またしようと思います。

 

御朱印

こちらが歌舞伎稲荷神社の御朱印です。

歌舞伎稲荷神社の御朱印

 

御朱印の受付時間

歌舞伎稲荷神社の御朱印は、歌舞伎座タワー5階の「楽座」というお土産処で頂くことができます。御朱印を頂ける時間は、10時から18時までです。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都中央区銀座4-12-15です。

歌舞伎稲荷神社の公式サイトはこちらです。歌舞伎座の公式サイト内にあります。
https://www.kabuki-za.co.jp/guide/

 

電車

日比谷線/都営浅草線「東銀座駅」から徒歩0分。

3番出口を出てすぐです。

その他「銀座駅」「築地駅」などからも徒歩7~8分ほどになります。

 

駐車場

歌舞伎座の駐車場があります。詳細は以下のサイトでご確認ください。
https://npc-npc.co.jp/newparking/kabukiza/

また、周辺にはいくつかコインパーキングもあります。

 

周辺のパワースポット

 

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