神社と御朱印を巡る男の旅

おっさんによる神社と御朱印のブログです。

宝登山神社(秩父/長瀞)の御朱印と見どころ


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宝登山神社

宝登山神社の紹介

秩父長瀞のパワースポット「宝登山神社」

長瀞にあるパワースポット、宝登山神社に行って参りました。読み方は(ほどさんじんじゃ)です。正式には、表記は難しい方の漢字で「寶登山神社」と書くようです。埼玉の秩父郡長瀞町にある神社で、最寄り駅は秩父鉄道の長瀞駅になります。

秩父で神社といいますと、三峯神社(みつみねじんじゃ)がかなり知られているかとは思います。関東屈指のパワースポットとして、メディアなどでも取り上げられる機会も多いかと。

さらに秩父には三峯神社の他にも二つ、宝登山神社と秩父神社という大きな神社があり、それら三つで「秩父三社」と呼ばれているそうです。

今回は、そんな秩父三社のうちの二ヶ所、宝登山神社と秩父神社への参拝に出掛けることにしました。

僕たち夫婦は、毎年冬にどこかの温泉に一泊で出掛けるのが恒例になっています。箱根とか伊豆とか近場が多いのですが、今年その行き先として選んだのが秩父です。

昨年は熱海に出掛け、伊豆山神社や来宮神社に参拝しました。その記事はこちらです。

今年も行き先はさんざん悩みました。行きたいところは色々あるのですが、一泊二日でとなると自然と近場にはなってきます。悩んだ末に秩父に決めたわけですが、僕たちは8年前にも秩父を訪れていて、今回はそれに続き二度目です。

現在僕は、嫁と二人で神社巡りをして御朱印を頂くというのをささやかな趣味にしているのですが、8年前に秩父を訪れた際には、そんな趣味は持ち合わせていませんでした。秩父神社にはなぜか訪れているのですが、特に神社に興味があったわけでもありません。秩父駅にて帰る前に時間が余ってしまい、近くにあった秩父神社に行ってみた、という程度です。ですので御朱印も頂いていません。

そんな経緯もありましたので、今回秩父神社にもう一度参拝をしつつ、秩父の他の神社も是非回ってみようという流れです。

先ほども少し触れましたが、秩父と言えば三峯神社が有名です。僕たちはまだ三峯神社にも行ったことがありませんでしたので、当然今回の秩父旅行でも、訪れる場所としての候補に挙がります。

しかしです。

三峯神社は、秩父駅からだと1時間ちょっとというけっこうな長い時間、曲がりくねった山道を車かバスで上らないと辿り着けない場所にあるようです。嫁が車酔いをする体質でして、それを聞いただけで自然と消極的な気持ちにはなります。笑

もちろん三峯はいつか行きたい神社であることは間違いないのですが、いったん保留しようと。笑

三峯神社に行かなくとも、宝登山神社や秩父神社、他にも聖神社や今宮神社など、秩父には素敵なところがいくつもあるようです。ですので今回は無理をせず、三峯神社以外で、秩父で気になる神社を回ってみることにしようと。

そして事前にルートを決め、最初に訪れることにしたのが、こちらの記事で紹介する「宝登山神社」です。

冬真っ盛りの2月1日。僕たちが旅行に出掛ける2月1日と2日だけは、天気予報が見事に雪マーク…笑。その前後数日は完全な晴れにも関わらず、旅行の二日間だけは雪の予報という、アンラッキーな天気です。

初日のこの日は夕方から雪の予報でしたので、とりあえず早めに神社を回って、宿にさえ行ってしまえば大丈夫だろうと高を括ります。

早朝に自宅を出発し、電車を乗り継ぎ、宝登山神社の最寄り駅である秩父鉄道の長瀞駅に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと)大山祇神(おおやまづみのかみ)火産霊神(ほむすびのかみ)の三柱です。

神日本磐余彦尊は日本で最初の天皇である神武天皇、大山祇神は山を司る神様、火産霊神は火を司る神様です。

創建は111年と伝えられています。日本武尊が東征の帰途、山の美しい姿に惹かれ、遥拝しようと禊ぎをして山頂を目指しました。その途中、山火事に遭い身動きがとれなくなってしまいますが、道案内に現れた巨犬が火を消し助けてくれたため。無事に山頂に辿り着くことができたそうです。その後巨犬は姿を消してしまいますが、日本武尊はその巨犬が大山祇神の神犬であったことを知り、神日本磐余彦尊と共に大山祇神、そして防火守護のため火産霊神を祀られたのが起源とされています。

神犬が火事を鎮めたことから「火止山」の名が起きて、それがのちに「宝登山」となったとも言われています。

現在山頂には奥宮があり、ロープウェイでも行くことができます。

日本各地の魅力を伝える旅行ガイドである「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で、1つ星に選定されている神社でもあります。

三峯神社、秩父神社とともに、秩父三社の一つに数えられている神社で、はるか昔よりこの地にて、厚く信仰されている神社です。

 

境内案内

長瀞駅のホームに降り立ちますと、いきなり小さな祠がありました。蛙神社と書かれています。ブーメランが祀られていて「無事に蛙(帰る)」に掛けられていました。無事に帰れるよう参拝します。ブーメランがある祠は初めて見ました。笑

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改札を出ますと、駅前は開けています。ロータリーの先には鳥居も見えます。

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鳥居に向かい歩き始めますと、左手にお稲荷さんがありました。「一本杉稲荷社」と書かれていまして、こちらにも立ち寄って参拝します。

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再び歩き始めます。鳥居の向こうに見える山が宝登山でしょうか。

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参道の白い鳥居は大きかったです。一礼してくぐります。

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緩い登り坂が続きます。桜並木になっていましたので、きっと春には綺麗な桜を見ながら歩けるんだと思います。

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歩くこと7~8分でしょうか。ようやく宝登山神社の入口が見えてきました。

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駐車場も広いです。その脇を進みます。

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突き当たりに大きな絵馬が見え、どうやら拝殿はそこを右折した先のようです。

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左手には茶店です。お土産などもここで売っていました。

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茶店の向かい、参道の右手には池です。

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その先、左手には立派な二本の松がありました。「相生の松(あいおいのまつ)」という、昭和天皇のご成婚を奉祝して植樹された黒松と赤松です。

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池に隣接した右手にあったのは、齋館として使われている記念館です。昭和17念築のものだそうです。

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そのまま進みますと突き当たりには干支の犬が描かれた大きな絵馬。

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そこから右へと参道が続いています。白い鳥居の向こうには拝殿の姿も見えます。

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一礼して鳥居をくぐります。

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鳥居の先、左手には石碑が並んでいます。真ん中の石碑には「寳登山は千古乃霊場」と刻まれています。

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この辺りから空気が張り詰めている感じがしました。

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石段の手前に手水舎です。

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お清めをします。水がとっても冷たかった。

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見上げると石段の先に拝殿です。

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左右には木々が生い茂っていて、空気も澄んでいます。

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石段を上ります。

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石段を上がったところに狛犬さんです。こちらが左の狛犬さん。子供もいます。

宝登山神社の左の狛犬

 

こちらが右の狛犬さん。どちらも迫力のある顔立ちをしていました。

宝登山神社の右の狛犬

 

そして、こちらが拝殿の正面になります。彫刻の素晴らしさに一瞬で目を奪われます。

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近付いて彫刻を見上げます。これは凄い。かっこいい…。

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しばし彫刻に見惚れてしまいましたが、いったん気を引き締め直して、参拝します。

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参拝を終え、境内を散策してみることに。こちらは社殿を左斜め前から。この社殿は美しいです。

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拝殿に向かって左手に神楽殿です。

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神楽殿の手前には、秩父宮殿下が御手植された銀杏がありました。

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神楽殿の脇に、宝登山から湧き出る水の神をおまつりした「水神社(すいじんじゃ)」です。こちらの水は御神水として頂くことができるようです。その上には「祭器庫」と書かれた古い建物もありました。

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水神社の右手上には「招魂社」です。長瀞の戦歿者を祀った社です。こちらにも参拝します。

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社殿をぐるっと回れるようですので、左奥から進んでみます。

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側面の彫刻も見事です。それぞれの彫刻は物語になっているようです。これはついつい魅入ってしまいます。

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左には大黒天さま。

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大黒天さまのお隣が「藤谷淵神社」です。こちらにはたくさんの神様がひと所に祀られていました。

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拝殿の彫刻を眺めつつ、奥へと進みます。

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ちょうど角の辺りには、日本武尊が禊をしたとされる「みそぎの泉」を見ることができます。この日は気温が低かったため、凍っていました。

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その先、少し高い場所にあるのが「日本武尊社」です。参拝します。

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日本武尊社から振り返りますと、社殿の裏側がよく見えます。後ろの彫刻も煌びやかです。

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社殿の裏手を進んで行きますと、境内右奥にあたる場所に鳥居がありました。

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鳥居の脇には菅原道真公を祀った「天満天神社」です。こちらにも上がり参拝します。

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鳥居の先にはどうやらお稲荷さんがいらっしゃるようです。

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鳥居をくぐり森の中へと進みます。

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その先にありましたのが「宝玉稲荷神社」です。参拝します。

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稲荷の鳥居まで戻ります。こちらは本殿を左後ろから撮影。

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渡り廊下の下がくぐれるようになっていまして、一周回れるようになっています。

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拝殿前に戻ります。こちらは右斜め前からの絵です。どの角度から見ても素敵です。

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右側に施された彫刻も同じく見事です。

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社殿に向かい右手に授与所がありまして、こちらで御朱印を頂きました。その際に奥宮に参拝することを伝えますと、ロープウェイの割引券を頂けます。

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もう一度拝殿をじっくり眺め、後にします。

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一礼して白い鳥居をくぐり境外へ。そのまま奥宮へと向かうことに。奥宮へは、先ほど大きな絵馬のあった場所を左折する形です。

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ふと見ると右手には大きな石碑がたくさん。奉納されたもののようです。

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振り返るとこんな景色です。入口にあった燈籠も大きくて立派でした。宝登山神社を後にして、いざ奥宮へ。

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参拝を終えて

秩父三社の一社である宝登山神社。

素晴らしい神社でした。

2月の平日、まだ朝のうちに訪れましたので、他の参拝者も多くはありませんでした。とても静かで張り詰めた空気が漂う中、参拝させて頂きました。

長瀞駅を降りた時点で、徒歩にて宝登山神社に向かう人は僕たち夫婦以外には誰も見当たりません。上り坂になっている参道を人と会うこともないままてくてくと歩いたのですが、ここは桜並木になっているようでして、春には綺麗な桜を見ながら歩けるようです。きっとそんな景色の中を歩くのは気持ちいいだろうな~と思います。

あいにくこの日は天気も悪く、今にも雪が降り出しそうなどんよりとした空でしたが。笑

境内に入ると、山に囲まれた神社ならではの独特の空気感がありました。気温が低いせいかもしれませんが、より澄み切っていて、ぴんと張り詰めたような空気です。

手水舎から石段を上がって拝殿に向かうのですが、もう手水舎の辺りから、かなり張り詰めていたかと思います。

そんな石段を上り切ると、目の前が宝登山神社の拝殿になります。この拝殿の彫刻が、もう格段に素晴らしかった。

正面の色鮮やかなにまず釘付けになり、そこから周囲の彫刻にも目を奪われていきます。これだけでも長瀞に来た甲斐があるというものです。僕も嫁も辰年の生まれで龍が好きですので、この龍にはすっかり魅せられてしまいました。色も綺麗ですし、迫力もありました。

見事な彫刻が施された社殿は、どんな角度から見ても絵になって、美しかったです。

社殿の周りには境内社がいくつかあるのですが、ちょうど社殿を一周する形で参拝できます。それぞれの社の前で手を合わせていますと、静寂の中で清々しい気持ちになります。社殿の横や後ろの彫刻も楽しみつつ周れますので、是非ぐるっと一周することをお勧めしたいです。

社殿の後ろの隅には、日本武尊が禊ぎをしたといわれている「みそぎの泉」がありまして、この日は気温が低かったため凍っていました。実は僕たちはうっかりこの泉を見逃してしまい、後から気付いてもう一周しました…笑。上の写真紹介では何事もなかったかのように普通に紹介していますが…笑。少しわかりづらい場所ではありますが、ちゃんと案内も出ていますので、ぜひとも柵の中を覗いてみてください。ここで日本武尊が禊ぎをしたのかと思うと、ロマンがあります。

真冬の宝登山神社はとても素敵な場所でしたが、今回参拝してみて、違う季節にも来てみたくなりました。

山に囲まれた神社ですので、季節ごとにその景色も全く違ってくるのではいかと思います。春夏秋冬、全ての季節に来てみたくなりました。

宝登山神社は、この本殿の他に、宝登山の山頂にある「奥宮」があります。宝登山には徒歩で登ることも可能ですが、ロープウェイで行くこともできるんです。で、こちらの宝登山神社の授与所にて御朱印を頂きますと、ロープウェイの割引券を頂くことができ、一割引で乗れてしまいます。

僕たち夫婦は歩くのは好きなので「登山で奥宮」というのもありではあったのですが、この季節は雪が積もっていますので、やはり躊躇してしまいます。山頂まで徒歩で1時間とのこですが、1時間雪道を歩く自信もなく、今回はロープウェイにて奥宮を目指すことにしましたので、割引券をありがたく2名分頂戴しました。

無事に御朱印も頂き、割引券も手に入れ、続いてはロープウェイにて宝登山神社の奥宮へ。

まずはロープウェイ乗り場を目指します。

奥宮についてはこちらの記事で紹介しています。

 

御朱印

こちらが、宝登山神社で頂いた御朱印です。

宝登山神社の御朱印

御朱印の受付時間

御朱印と御守りを頂ける時間は、夏季(4月~9月)は8時半~17時まで、冬季(10月~3月)は8時半~16時半までです。

奥宮に行く場合には、社務所にて御朱印を頂いた際にロープウェイの割引券も頂くことができますので、お忘れなく。

(※神社のご都合によりお時間等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828です。

電車

秩父鉄道 「長瀞駅」から徒歩10~15分。

駅を背にして真っ直ぐです。歩くのが大変な方は、長瀞駅からロープウェイ乗り場の駐車場まで無料シャトルバスが出ていますので、そちらを利用した方が歩く距離は短くなります。シャトルバスの時間はロープウェイの公式サイト(http://hodosan-ropeway.co.jp/)のトップページに案内が出ています。

駐車場

境内に参拝者用の無料駐車場があります。

宝登山神社の公式HPはこちらです。
http://www.hodosan-jinja.or.jp/

 

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