杉並区の永福にある御嶽神社の参拝レポートです。
読み方は「みたけじんじゃ」です。近隣にある永福稲荷神社の境外末社で、永福御嶽神社(えいふくみたけじんじゃ)とも称されています。井の頭線の永福町駅から歩いて2分ほどの場所に鎮座する、小さな神社です。
序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。
永福町の「御嶽神社」へ
杉並区の南には、大宮八幡宮という大きな神社があります。
僕は以前に一度だけ大宮八幡宮には訪れたことがあるのですが、その時はまだこのブログを始める前でして、写真撮影など一切していませんでした。ですので撮影も兼ねて、嫁と二人で久しぶりに行ってみることに。
そしてせっかくですので、大宮八幡宮の周辺に他にも神社があれば巡って見ようと思い、事前に地図を調べます。
大宮八幡宮は、井の頭線の西永福駅と永福町駅の間にあります。西永福の方が少し近いのですが、永福町駅の近くに永福稲荷神社と和泉熊野神社という二つの神社があるのを見つけましたので、そちらも回ってみることに。
ルートとしては、まず永福町駅で下車し、永福稲荷神社、和泉熊野神社を訪れ、その後に大宮八幡宮へと向かう流れです。
歩くには少し距離があるルートかとは思いましたが、僕も嫁も最近の神社巡りで、すっかり長距離を歩くことには慣れてしまっているので…。距離感が少し麻痺しています。
事前にルートを決め、朝から井の頭線に乗り永福町駅へ。
永福稲荷神社は、永福町駅から南北に真っ直ぐ延びる道沿いにあるようでしたので、わかりやすい場所です。
地図を頭に入れて、駅から南に歩いていると…
すぐに左手に小さな神社が現れました。一瞬これが永福稲荷神社か?と思ったのですが、違いました。
入口には「御嶽神社」と書かれていて、柵があり中には入れない神社です。とても小さな神社です。
事前に把握していなかった神社ですので、偶然通りかかって見つけた神社です。
どうやらこの後に向かう永福稲荷神社の境外末社にようですし、とても小さな神社ですので、永福稲荷神社の記事内に書こうかとも思ったのですが…。
その辺りまだどうするか固まっておりませんので、とりあえず一つの神社として紹介させて頂こうと思います。
ご由緒
御嶽神社の詳しいご由緒は不明です。
創建の年代も具体的にはわかっていません。江戸時代の中期に創建されたのではないかと推測はされています。「御嶽講」が結成された際に創建されたのではないかと考えられています。
御嶽講が青梅の武蔵御嶽神社なのか、木曽の御嶽神社なのかは不明です。
ご祭神は、武蔵御嶽神社由来でしたら、櫛麻智命(くしまちのみこと)や日本武尊(やまとたけるのみこと)などに、木曽の御嶽神社由来でしたら、国常立尊(くにのとこたちのかみ)などになるのではないかと。
現在、永福稲荷神社の境外末社としてお祀りされています。
境内案内
永福町駅からすぐ、比較的大きな通り沿いに御嶽神社はあります。柵があり中には入れませんが、柵にお賽銭箱があります。
境内は広くはありませんが、手入れが行き届いた庭のようになっていて、鳥居と社殿があります。社殿は少し青みがかった珍しい色の建物です。
鳥居の隣には、社名と例祭の日付のみ書かれた立て札。柵の手前からお賽銭を入れ参拝させて頂き、御嶽神社を後にしました。
参拝を終えて
御嶽神社は、とても小さな神社でした。
かといって、見逃してしまうほど小さなわけでもなく、鳥居と社殿もしっかりあり、境内も綺麗な庭のようになっていました。存在感はあります。
せっかくですので中にも入ってみたかったのですが、柵がありそれは叶わず。
きっと中にいたら居心地がいいんだろうな~と思ってしまうほど、手入れが行き届いていました。大事に守られている神社なんだと思います。
社殿も小さな建物ではありますが、少し青みがかった色でして、珍しい色です。にもかかわらず、周囲の緑といい感じで調和していて素敵です。ますます中に入って近くで見てみたくなってしまったですもの。
こちらの御嶽神社、江戸時代の中期くらいに創建されたとは推定されているのですが、その他のご由緒が不明でしたので、昔からこんな感じだったのか、それとももっと広かったのかなども全くわかりません。わからないと、余計に知りたくなってしまいますが。
江戸時代中期だとしたら、200年~300年前には創建されていたことになります。そんなことを考えていますと、当時の景色なども知りたくなってしまいますね。
現在は大きめの通り沿いにあり、周囲も住宅に囲まれています。
そんな中に、ただただひっそりと佇んでいる感じです。
偶然通りかかった神社ですが、参拝できてよかったです。
この後は、予定通り同じ道をさらに南下し、永福稲荷神社へと向かいます。
御朱印
御嶽神社では御朱印は扱っていません。
(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)
アクセス
住所は東京都杉並区永福1-39-17です。
御嶽神社の公式サイトはありません。永福稲荷神社の公式サイトもありません。
電車
京王井の頭線 「永福町駅」から徒歩2分。
駅前の線路と交錯する大きめな道路を南にまっすぐ歩いてすぐです。駅からですと左側にあります。
駐車場
参拝者用の駐車場はありません。近くにコインパーキングがいくつかあります。
周辺のパワースポット
杉並区の神社一覧