神社と御朱印、ときどき寺院

美しき日本の神社をご案内。

戸隠五社巡りの御朱印と順路。見どころや所要時間も解説
伊勢神宮と周辺の神社巡り。御朱印・順路・所要時間などを全解説
高千穂の神社巡りと御朱印の解説をどこよりも詳しく。
箱根の神社巡り。三社参りと御朱印のご案内。

大聖院(宮島)の御朱印と見どころ

宮島にある大聖院の紹介

宮島にある大聖院の参拝レポートです。

読み方は「だいしょういん」です。宮島では最古の寺院で、長らく厳島神社を管理していた真言宗の寺院です。厳島神社の南、滝小路という通りの先にあり、紅葉の名所としても知られる、宮島で最も大きな寺院になります。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

宮島の「大聖院」へ

まずですが、僕は大聖院を「だいせいいん」だとばかり思っていました。なんと、この記事を書くにあたり、初めて「だいしょういん」だということに気が付きました。お恥ずかしい…。

訪れている最中も、もしかしたら嫁と「だいせいいん」と言い合っていたかもしれません。アホ丸出しです。

しかも大聖院への参拝は、僕たちにとって今回が二度目なんです。数年前にも一度訪れていますので、そのときも「だいせいん」だと思いながら参拝していたことになりますね。

今回の参拝は4月の中旬です。嫁と二人で東京から、三泊四日の広島旅行にやって来ました。

で、二日目の朝に宮島に上陸し、そのまま宮島内に宿泊し、三日目に大聖院に向かいました。

宮島自体は今回が三度目です。最初に来た際には大聖院の存在すら知らず、厳島神社にしか立ち寄らずに、あとは牡蠣を食べて帰りました。

二度目に訪れた際に、初めてその存在を知ります。そして立ち寄ってみたところ、境内の広さと見どころの多さにびっくりしました。宮島にこんな寺院があったのかと。

そのときは激しい雨に降られまして、そんな天気の中、大聖院の広い境内を歩き回った覚えがあります。元々は弥山登山を計画していたのですが、雨のため断念し、大聖院に向かった形ですね。もしあのとき雨が降らずに弥山に向かっていたら、大聖院には訪れていなかったと思います。

三度目の宮島となる今回は、前回断念した弥山にも無事に登頂しました。

弥山にはいつくかのお堂がありまして、それらはみんな大聖院の堂宇だということも、このたび初めて知りました。

弥山だけではなく、その他にも大聖院と縁のある場所や建物などは、宮島内に多く存在しています。

厳島神社に隣接している大願寺とともに、厳島神社を管理するという役割を長らく担ってた場所でもありますし、宮島の歴史の中でも、欠くことのできない寺院です。

僕たちは今回、宮島でのんびり過ごすつもりで旅行計画を立て、弥山登山にはじまり、島内の神社仏閣にもできるだけ訪れてみる予定でした。もちろんその中には大聖院も含まれています。

この日は早朝に、厳島神社、大願寺、多宝塔、幸神社の四ヶ所を回り、その後ホテルに戻り朝食をとった後、豊国神社、粟島神社と、既にそこそこの数の神社仏閣に参拝しています。

続いて向かう大聖院の後にもいくつか立ち寄る予定ではありますが、この日に参拝予定の神社仏閣の中では、大聖院がダントツで大きなところではないかと。

それなりの時間を割く覚悟で、大聖院へと歩を進めます。

前回は激しい雨の中での参拝でしたが、今回はそのときとは打って変わって快晴です。

気持ちいい青空の下、滝小路を歩いて行きますと、突き当たりが大聖院の入口です。

到着です。

 

ご由緒

真言宗御室派の寺院で、正式名称は多喜山大聖院水精寺(たきやまだいしょういんすいしょうじ)です。多喜山ではなく滝山と表記されることもあるようです。

かつては十二坊の末寺を有していた、宮島の総本坊です。

境内にはいくつもの堂宇があり、本堂のご本尊は勅願堂の波切不動明王(なみきりふどうみょうおう)になります。その他、観音堂のご本尊である十一面観世音菩薩をはじめ、多くの仏像が安置されています。

創建は平安時代初期の大同元年と伝えられています。霊地を探し求めていた弘法大師(空海)が宮島に立ち寄り、弥山にて修行をし、開基したのが始まりとされています。

かつては水精寺と称されていたそうです。

本堂の勅願堂は、鳥羽天皇が勅願道場として創建したもので、ご本尊の波切不動明王は、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に必勝と海上安全の祈願をした念持仏でもあります。秀吉は天下統一を果たした後、こちらで盛大な歌会を催したとも伝えられています。

本堂の勅願堂をはじめ、最も大きな堂宇である観音堂、弥山の守護神である三鬼大権現の祈祷所がある魔尼殿(まにでん)、四国八十八ケ所のご本尊が安置されている遍照窟(へんじょうくつ)、弘法大師空海を祀った大師堂、不動明王や仁王像を安置している霊宝館など、大変見どころの多い寺院です。

堂宇の多くは明治の火災で焼失してしまい、現在の建物は、その後に再建されたものになります。

毎年大晦日には、火難除けのお祭りで松明を持って練り歩く「鎮火祭」が行われます。

平成18年には、弥山の開創1200年を記念して、ダライ・ラマ14世による開眼法要も行われました。

中国三十三観音の第十四番札所、山陽花の寺二十四か寺の第一番札所、広島新四国八十八ヶ所霊場の第八十七番札所でもあります。

長い歴史を持つ、紅葉の名所としても知られる、宮島で最も大きな寺院になります。

 

境内案内

滝小路の突き当たりが大聖院の入口です。入口には、大きな石碑や御由緒書きなどがありました。

f:id:inudenchi:20190602190137j:plain

 

白糸川に掛かる橋を渡り、前方に見える仁王門へと進みます。

f:id:inudenchi:20190602190149j:plain

 

仁王門の正面へ。こちらの門は、昭和14年に再建されたものとのこと。左右には仁王様、上には大きな草鞋(わらじも)見えます。

仁王門

 

門の手前、左手に手水鉢がありましたので、お清めをします。その奥には水掛不動さまがいらっしゃいましたので、水を掛けさせて頂きました。

f:id:inudenchi:20190602190431j:plain

 

仁王門をくぐります。左右の仁王像(金剛力士像)は迫力があります。

f:id:inudenchi:20190602190446j:plain

 

門の梁には、目を惹く龍の彫刻も。

f:id:inudenchi:20190602190459j:plain

 

仁王門の先には、真っ直ぐに石段が延びています。綺麗な景色です。右には茶房がありました。

f:id:inudenchi:20190602190521j:plain

 

左手には下大師堂がありましたので、お参りします。脇には、五百体の羅漢が安置されている五百羅漢園への入口がありましたが、そちらには後ほど行ってみることに。

f:id:inudenchi:20190602190555j:plain

 

石段を上ります。石段には、一回廻すと一回お経を読んだことになるという、摩尼車(まにぐるま)がありますので、廻しながら上ります。

f:id:inudenchi:20190602190612j:plain

 

石段の途中、左手に一つ堂宇があり、その入口にはアンパンマンのお地蔵さんです。

f:id:inudenchi:20190602190628j:plain

 

アンパンマンの先にあるのが、霊宝館です。弥山開創1200年記念事業として建てられたお堂です。弥山の大日堂に祀られていた不動明王などが安置されています。

霊宝館

 

霊宝館の後ろには、鐘がつける鐘楼堂です。一人一回のみ鐘をついてもOKと書かれてましたので、つかせて頂きます。いい音です。

f:id:inudenchi:20190602192834j:plain

 

鐘楼堂には足元に「ねがい玉」が置かれていました。鐘楼堂の脇にある壷(写真の右奥です)に、願いを込めて玉を投げるというものです。3つで300円です。こういうの、ついついやりたくなってしまうんですよね。

f:id:inudenchi:20190602192929j:plain

 

ねがい玉を手に入れ、階段の上から3回投げます。見事に全て外しました。

f:id:inudenchi:20190602192945j:plain

 

ねがい玉の失敗から気持ちを切り替え、石段を上りますと、二つ目の門である御成門です。

f:id:inudenchi:20190602193036j:plain

 

御成門をくぐりますと、参道がそのまま真っ直ぐ延びていて、その先には本堂の勅願堂(ちょくがんどう)が見えます。

f:id:inudenchi:20190602193052j:plain

 

参道を進みます。右手には様々な仏像などがありましたので、手を合わせて進みます。

f:id:inudenchi:20190602193125j:plain

 

参道は途中で右にも延びていて、その入口に閻魔大王です。

f:id:inudenchi:20190602193141j:plain

 

右手の先が、大聖院で最も大きい、観音堂になります。十一面観世音菩薩が安置されています。

観音堂

 

観音堂へと進みます。上には立派な龍が彫られています。

f:id:inudenchi:20190602193325j:plain

 

さらにその奥にも、二頭の龍です。

f:id:inudenchi:20190602193348j:plain

 

靴を脱いでお堂に上がりますと、なで仏像、仏足跡、目出し達磨、狸僧などがあります。

f:id:inudenchi:20190602193410j:plain

 

お堂の中に入り、参拝させて頂きます。

f:id:inudenchi:20190602193423j:plain

 

参拝を終え、お堂内も一通り見渡しましたので、続いては戒壇めぐりへ。地下へと続く階段を降りますと、その先は真っ暗闇です。暗闇を歩くことにより、自分自身を省みて、積み重ねた罪を取り除くための精神修養をする、という意味があるそうです。

f:id:inudenchi:20190602193451j:plain

 

観音堂への参拝を終え、勅願堂へと延びる元の参道に戻ります。右のテントでは、陶器やこけしなどが売られていました。

f:id:inudenchi:20190602193508j:plain

 

左手が納経所、授与所です。御朱印や御守りはこちらで頂くことができます。

f:id:inudenchi:20190602210033j:plain

 

納経所の先に、様々な種類のおみくじが置かれている、おみくじ堂です。

f:id:inudenchi:20190602210140j:plain

 

勅願堂へと進みます。

f:id:inudenchi:20190602185718j:plain

 

勅願堂の入口には、般若経を守る夜叉神とされる、十六善神の像です。

勅願堂の入口

 

お堂の中に入り、参拝させて頂きます。綺麗に撮れなかったのですが、写真はご本尊の波切不動明王です。

f:id:inudenchi:20190602210237j:plain

 

お堂の中には、小さな不動明王像もたくさん並んでいました。千体不動といわれているものです。

f:id:inudenchi:20190602210305j:plain

 

参拝を終え、勅願堂を出ます。向かって右手後方が観音堂で、高台に見えるのは魔尼殿(まにでん)です。

f:id:inudenchi:20190602210321j:plain

 

勅願堂の右奥に参道が続いていますので、行ってみます。

f:id:inudenchi:20190602210334j:plain

 

右手に極楽観音堂です。中には可愛らしい容姿の観音様がいらっしゃいました。

f:id:inudenchi:20190602210347j:plain

 

その先には虚空蔵菩薩です。

f:id:inudenchi:20190602210358j:plain

 

虚空蔵菩薩の先で、参道は二つに分かれています。真っ直ぐ進むと大師堂、右に進むと魔尼殿です。

f:id:inudenchi:20190602210415j:plain

 

分かれ道の左手には、涅槃仏(ねはんぶつ)と仏足跡です。靴を脱ぎ、仏足跡に上がらせて頂きます。

f:id:inudenchi:20190602210428j:plain

 

まずは右の魔尼殿へと向かってみます。石段の入口には大きな天狗さんです。石段には摩尼車がありましたので、廻しながら上ります。

f:id:inudenchi:20190602210456j:plain

 

石段を上がり、三鬼大権現を祀る魔尼殿に到着です。見上げるとまず彫刻が目に飛び込んできます。

f:id:inudenchi:20190602210532j:plain

 

正面に立ちます。やはり彫刻に目が行ってしまいますね。参拝させて頂きます。

f:id:inudenchi:20190602210549j:plain

 

こちらは魔尼殿を左斜め前から。外側も彫刻が凄いです。

f:id:inudenchi:20190602210605j:plain

 

数々の彫刻をじっくり眺めて過ごします。魔尼殿には、外側にも内側にも、素晴らしい彫刻が施されています。

魔尼殿の彫刻

 

魔尼殿はお堂に上がり、狭い階段を抜け、上まで行けるようになっています。こちらは二階の、阿弥陀仏千体が安置されている、魔尼殿菩提所です。

f:id:inudenchi:20190602210745j:plain

 

こちら、魔尼殿の上からの景色です。おそらくここが、大聖院で一番高い場所ではないかと。

f:id:inudenchi:20190602210801j:plain

 

ここからは瀬戸内海も見えます。しばしその景色を楽しみます。

f:id:inudenchi:20190602210815j:plain

 

魔尼殿を出て、向かって左手にも小路が延びていましたので、そちらに進んでみます。包丁塚、薬師堂、愛染堂がありましたので、手を合わせつつ進みます。

f:id:inudenchi:20190602210834j:plain

 

その先には、水掛地蔵が並び、奥には阿弥陀堂です。

f:id:inudenchi:20190602210848j:plain

 

坂を下ると、厄払いの功徳があるという、十二干支地蔵です。僕も嫁も辰年ですので、辰のお地蔵さんの前で手を合わせました。

f:id:inudenchi:20190602210905j:plain

 

坂を下り、右手の階段を上った先が、弘法大師(空海)を祀った大師堂(だいしどう)です。参拝させて頂きます。

f:id:inudenchi:20190602210928j:plain

 

大師堂の周囲は、ぐるっと囲むように石仏が並んでいます。西国三十三観音です。左奥から進んでみます。

f:id:inudenchi:20190602210949j:plain

 

大師堂の後ろにも、小さな石仏が並んでいました。その中央が、願いが一つだけ叶うと言われている一願大師です。そのさらに奥には、安産や子育てにご利益があるという、稚児大師もいらっしゃいました。

f:id:inudenchi:20190602211011j:plain

 

大師堂を後にして、その下にある遍照窟(へんじょうくつ)に向かいます。遍照窟の入口手前、左手には悟りを得るための六つの心を表した、六簸羅密地蔵(ろくはらみつじぞう)さんがいらっしゃいます。

f:id:inudenchi:20190602211046j:plain

 

遍照窟入口の右手には、交通安全と書かれたお地蔵さんがいらっしゃいました。

f:id:inudenchi:20190602211102j:plain

 

遍照窟に入ります。灯りが綺麗です。遍照窟は四国八十八ケ所のご本尊が安置されていて、それぞれの前には砂が埋めてあり、お砂踏みをすると四国霊場巡りと同じご利益が得られるそうです。僕たちもお砂を踏みながら歩いてみました。

遍照窟

 

遍照窟を出て、そこから少し下にある、万福堂に入ります。こちらには宮島七福神が祀られています。

万福堂

 

堂宇への参拝を終え、納経所にて御朱印を頂き、元来た入口の石段を下ります。

f:id:inudenchi:20190602211213j:plain

 

石段を下り切り、下大師堂の脇から、五百羅漢園に入ってみます。

f:id:inudenchi:20190602211231j:plain

 

羅漢さんがずらっと並んでいる景色はなかなか凄いです。悟りを開いた五百体の羅漢さんが安置されているとのことです。この中には自分、もしくは自分の親に似ている顔のお地蔵さんが一体いるといわれています。

五百羅漢園

 

五百羅漢園をのんびり歩いてから、仁王門を出て、大聖院を後にしました。

f:id:inudenchi:20190602211307j:plain

 

参拝を終えて

訪れる前から把握していたことではありますが、大聖院はやっぱり見どころが満載で、全部立ち寄ろうと思うと、それなりに時間を要する場所でした。

広いですし時間も掛かりますけれど、どこも素敵なんですよ。なのですっ飛ばして回るわけにも行かず、結局腹ペコになるまで歩き回りました。

僕たちは前日に、宮島の神の山と呼ばれる弥山(みせん)登山をしています。そのときも、周りは欧米系の外国人だらけだったのですが、大聖院も同じくそのような状態でした。圧倒的に日本人よりも外国人の方が多いです。アジア系ではなく欧米系の。

宮島自体外国人の方は多いのですが、特に弥山と大聖院は、その傾向が強かったかと。

なんとなくの印象ですが、むしろ日本人よりも海外の方の方が、宮島をじっくり散策している感じはしました。それだけ外国人にとっても、魅力的な島なんだと思います。

そんな外国人の多かった大聖院にて、隅々まで歩き回った、平たい顔の僕たち日本人夫婦。

印象に残る場所はいくつもあったのですが、敢えて絞って挙げるとしたら、個人的には三ヶ所でしょうか。

一ヶ所は、観音堂の地下にある「戒壇めぐり」です。観音堂は靴を脱いで中に上がることができます。十一面観世音菩薩や天井絵や彫刻や、数々の仏像を間近に見ることができます。

そちらはもちろん素敵なお堂ですし、是非とも上がって間近で見て欲しいのですが、畳の手前に地下に降りる階段があるんですよ。そこには「お砂踏み道場(戒壇めぐり)入口」と書かれていまして、下りてみますと、もうそこは完全な闇なんです。

その闇の中を、本堂に向かって左の入口から入り、右の出口から出るという、それだけのことなんですけどね。これまでの自分自身を省みて、重ねた罪を取り除くための精神修行の道場とのことです。以前も大聖院を訪れた際、僕たち夫婦はこちらの戒壇めぐりに入っていて、ものすごく記憶に残っていました。完全な闇の中を歩く機会ってなかなかないですからね。ちょっと怖いかもしれませんけれど、是非歩いてみてください。

続いて二ヶ所目は、四国八十八ケ所のご本尊が安置されている、遍照窟(へんじょうくつ)です。こちらには四国八十八ヶ所霊場のお砂が埋めてあり、お砂踏みをしますと、四国霊場巡りと同じご利益があると言われています。この中がとっても綺麗なんです。中は清として張り詰めた空気が漂っているのですが、その中で天井に連なる明かりと、たくさんのご本尊が照らし出されている姿は、とても幻想的で美しいです。

三ヶ所目は、大天狗の脇を上った先にある、摩尼殿(まにでん)の彫刻です。外側にも内側にも施されていまして、そのどれも見事です。素晴らしいです。一つ一つもけっこう大きめな彫刻でして、迫力がありました。摩尼殿は中に入って上まで上がることができますので、是非上がってみてください。素敵な景色も楽しめます。

特に僕が印象に残った場所を三つ挙げさせて頂きましたが、もちろんそれ以外の場所も見どころが満載でした。

小さな不動明王像が並んでいる、勅願堂の張り詰めた堂内。

ものすごい数の石仏が並んでいる五百羅漢庭園。この石仏は全員違うお顔をしています。

迫力のある金剛力士像が守る仁王門。

一つだけ願いを叶えてくれるという一願大師。

などなど、もうとても全部は書ききれないですね。

仁王門から上がる石段の途中には、小さな壺に玉を投げ入れる「ねがい玉」というのがあり、チャレンジしてみたのですが、ダメでした。また次回、大聖院を訪れた際にはリベンジしてみようと思います。

また、願い玉の近くでアンパンマンのお地蔵さんは見つけたのですが、どうやら他の場所にはウルトラマンやら怪獣やらのお地蔵さんもあったみたいです。それらを見つけられていないので、そちらも次回の参拝時の楽しみにとっておくことにします。

大聖院、参拝できてよかったです。

大聖院を後にした僕たちは、脇を流れている白糸川の先にある、滝宮神社を目指します。

 

御朱印

こちらが大聖院の御朱印です。

大聖院の御朱印

 

御朱印の受付時間

御朱印と御守りを頂ける時間は、8時から17時までです。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は広島県廿日市市宮島町210です。

滝小路という通りの突き当たりにあります。宮島桟橋からですと、徒歩20~25分ほど掛かります。車の場合は、境内に数台でしたら駐車可能です。

大聖院の公式サイトはこちらです。
https://daisho-in.com/

拝観時間は8時から17時までとなります。拝観料は無料です。

 

周辺のパワースポット

 

宮島の神社仏閣巡り

宮島にあるその他の神社や寺院については、全体をこちらの記事でまとめてあります。

 

廿日市市の神社一覧

僕が参拝した廿日市市の神社一覧です。