神社と御朱印、ときどき寺院

美しき日本の神社をご案内。

諏訪大社の四社巡り。御朱印&記念品とおすすめのルート。
宮島の神社仏閣巡りと御朱印を徹底解説。
高千穂の神社巡りと御朱印の解説をどこよりも詳しく。
日光の世界遺産巡り。順路と御朱印と見どころを解説。

茶ノ木稲荷神社(新宿区/市ヶ谷)の御朱印と見どころ

茶ノ木稲荷神社

茶ノ木稲荷神社の紹介

眼病平癒で知られる「茶ノ木稲荷神社」へ

新宿区の市ヶ谷にあるパワースポット、茶ノ木稲荷神社に行って参りました。読み方は「ちゃのきいなりじんじゃ」です。亀岡八幡宮と言う神社と同じ敷地内にある神社です。

眼病にご利益があるとして全国的にも有名な神社です。

この日は僕と嫁、そして嫁の妹さんの三人での神社巡りです。嫁の妹さんが目に不安を抱えておりまして、少しでも良い方向にと言う願いもあり、この茶ノ木稲荷に行ってみることにしたんです。

妹さんは都心からは少し遠いところに住んでいますので、朝から電車を乗り継いで都心まで出てきた形です。そしてせっかくですので、近隣の神社も回ってみようと言うことになり、市ヶ谷の隣である飯田橋にまずは行きました。そちらで「桐生稲荷神社」、「東京大神宮」、「白菊稲荷神社」と三ヶ所参拝をし、電車で市ヶ谷まで移動します。

僕は今回、茶ノ木稲荷神社と言うのは初めて耳にした神社で、訪れるのも初めてです。

事前に地図で場所を確認したところ、亀岡八幡宮と言う比較的大きな神社が市ヶ谷にはあり、どうやら茶ノ木神社はその参道の途中にあるようです。同じ敷地内みたいですね。

ですのでもちろん、茶ノ木稲荷神社と亀岡八幡宮の両方行ってみることに。いっぺんに二つも回れると思うと、なんだかお得感を持ってしまいます。笑

市ヶ谷と言うのは普段僕はあまり来る機会がなく、馴染みも薄い場所です。市ヶ谷駅のすぐ近くに釣り堀があって、数年前にそこで遊んだくらいですね。笑

JRの市ヶ谷駅で電車を降り、なつかしい釣り堀を横目に歩くこと4分ほど。

神社へと続く階段が見え、茶ノ木稲荷神社と亀岡八幡宮に到着しました。

 

ご由緒

ご祭神は、食物神や農業神である稲荷大神(いなりおおかみ)と、食物神である宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)とも同一視されている保食神(うけもちのかみ)です。

創建の詳しい年代は不明ですが、今から約一千年前に弘法大師である空海が創建したと伝えられています。平安時代になりますので、かなり歴史の古い神社です。

茶ノ木稲荷神社、亀岡八幡宮のある場所は、古来「稲荷山」と呼ばれていたそうです。

昔この稲荷山には稲荷大神の使いである白狐がいましたが、ある日誤って茶の木で目を突いてしまいました。それ以来崇敬者は茶を忌み、茶を絶って願掛けをする風習が生まれたそうです。特に眼病の人には、茶を絶って願うことでご利益があるとされ、眼病平癒に特別な信仰がある神社でもあります。

また、戦国時代である文明11年に、江戸城西方の守護神として鶴岡八幡宮の分霊を勧請し創建された亀岡八幡宮が、江戸時代に現在の茶ノ木神社の敷地内に移転されました。

 

境内案内

JR市ヶ谷駅から歩いてすぐ。大きな通りを渡ると、右手に神社へと続く石段が見えます。

f:id:inudenchi:20161016184800j:plain

 

石段の脇には「市谷亀ヶ岡八幡宮」と書かれた大きな石碑。こちらが亀岡八幡宮の入口で、茶ノ木稲荷神社への入口でもあります。

f:id:inudenchi:20161016184825j:plain

 

石段の先には亀岡八幡宮の鳥居が見えます。茶ノ木稲荷の入口は、この石段の途中にあります。

f:id:inudenchi:20161016184844j:plain

 

石段を半分上った場所、左手が茶ノ木稲荷神社です。

f:id:inudenchi:20161016184906j:plain

 

まずは茶ノ木稲荷のお参りに向かいます。眼病平癒を祈願した絵馬がたくさん掛けられていました。

f:id:inudenchi:20161016184921j:plain

 

境内に入るとすぐに拝殿です。

f:id:inudenchi:20161016184934j:plain

 

こちらが拝殿の正面です。木々の緑と朱色のコントラストがとても綺麗です。

f:id:inudenchi:20161016184005j:plain

 

こちらは拝殿に向かって左側のお狐さん。

茶ノ木稲荷神社の左の狐

 

こちらは右側のお狐さんです。

茶ノ木稲荷神社の右の狐

 

ゆっくり時間を掛けて参拝します。

f:id:inudenchi:20161016185027j:plain

 

こちらは拝殿側から見た境内です。境内は広くはありません。

f:id:inudenchi:20161016185039j:plain

 

拝殿を斜めから撮影。一通り境内を散策し、茶ノ木稲荷神社を後にしました。

f:id:inudenchi:20161016185052j:plain

 

参拝を終えて

初めて訪れた茶ノ木稲荷神社。

とても静かな場所でした。

市ヶ谷駅から歩いてすぐの場所にあるのですが、入口には「亀岡八幡宮」の大きな石碑がありますし、亀岡八幡宮へと続く参道の石段途中にある神社です。ですので形としては、亀岡八幡宮の中にあるような感じです。石段と石碑を見た時には、茶ノ木神社がどこにあるのか全くわかりませんでした。石段の途中に無事見つけることができ、参拝できましたが。

元々は茶ノ木稲荷神社が古来よりあり、その敷地内に亀岡八幡宮が創建されたとのことですので、歴史としては茶ノ木神社の方が古くからこの場所にあると言うことになります。

境内は広くはないのですが、社殿はとても立派でした。横から本殿も見えたのですが、拝殿、本殿ともに、朱色がとても綺麗で大きな社殿でした。

神社の入口には、眼病の回復を願う人の絵馬がたくさん掛けられていて、きっと遠くからもたくさんの人が訪れているんだと思います。

僕は特に眼病などは患っていないのですが、この日一緒に神社巡りをした嫁の妹さんが目に不安を抱えていましたので、この後訪れた亀岡八幡宮の社務所で絵馬を頂き、茶ノ木稲荷神社の境内に掛けていました。

良くなってくれることを願っています。

茶ノ木稲荷を後にした僕たちは、再び石段に戻り、そのまま亀岡八幡宮へと向かいました。

 

御朱印

こちらが、茶ノ木稲荷神社の御朱印です。

茶ノ木稲荷神社の御朱印

 

御朱印の受付時間

御朱印は亀岡八幡宮の社務所で頂くことができます。御朱印と御守りを頂ける時間は、9時から17時までです。

(※お時間やご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都新宿区市谷八幡町15です。

電車

JR総武線 / 有楽町線 / 南北線 / 都営新宿線 「市ヶ谷駅」から徒歩2~4分。

各線の市ヶ谷駅から徒歩ですぐです。JRですと改札は一か所です。有楽町線と南北線ですと「7番」出口から。都営新宿線ですと「4番」出口からです。

駐車場

6台停められる参拝者用の駐車場があります。特別な日でなければ問題なく停められるかと思います。また、近くにコインパーキングなど、いくつか駐車場もあります。

茶ノ木稲荷神社の公式HPはこちらです(※亀岡八幡宮のHP内にあります)。

http://www.ichigayahachiman.or.jp/engi/chanoki.html

 

周辺のパワースポット

 

新宿区の神社一覧