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文京区の初詣ならココ。おすすめの神社を一覧で紹介。

文京区の初詣のご案内です。区内の各地域ごとに、初詣にお勧めの神社を一覧で紹介しています。

初詣は大きな神社に出掛けるという方も多いとは思いますが、ご自分の住んでいる地域を守ってくださっている神社(氏神さま、産土さま)に参拝することも大切です。

氏神さまに、前年を無事に過ごすことができた感謝をお伝えし、新年のご挨拶と平安の祈願をしましょう。

文京区の神社マップ

それでははじめに、文京区にある神社を地図で一覧にしていますので、参考にして頂ければと思います。

文京区内の比較的大きめな神社のみ掲載しています。

上記が文京区にある全ての神社ではありません。小さな神社や祠など、実際にはさらに多くが存在しています。

また、こちらの記事では神社のみの紹介で、寺院は掲載しておりませんので、ご了承ください。

次項より、文京区内の神社を、それぞれのエリアごとに、ざっくりな説明と併せて紹介していきます。

 

御茶ノ水・湯島の初詣

湯島天満宮(湯島天神)

湯島天神と呼ばれ親しまれ、学問の神様として多くの受験生や修学旅行生も参拝に訪れる神社です。東都七福神の一つで、境内の梅の花でも知られています。最寄駅は湯島駅ですが、御茶ノ水駅からなどでも徒歩圏内です。(文京区湯島3-30-1)

 

妻恋神社

日本武尊と関係の深い神社で、創建は4世紀頃と考えられている、大変歴史の古い神社です。社名は日本武尊が亡き妃を想ったことに由来しています。末広町駅、湯島駅、御茶ノ水駅が最寄駅になります。(文京区湯島3-2-6)

 

湯島御霊社

京都の御霊神社から分霊を勧請し創建された神社です。元々は上野に鎮座していましたが、江戸時代の中頃に現在の地に遷座しています。御茶ノ水駅、湯島駅から徒歩で10分ほどの場所にあります。(文京区湯島2-11-15)

 

桜木神社

学問の神様である菅原道真公を祀る神社で、桜木天神とも呼ばれています。太田道灌が江戸城を築城の際に創建したと伝えられています。本郷三丁目駅から徒歩ですぐです。(文京区本郷4-3-1)

 

水道橋・後楽園の初詣

牛天神北野神社

源頼朝が腰を掛けまどろんでいたところ、夢に菅原道真が現れ、その際のご神託により創建された神社です。頼朝公が腰掛けた石は、撫でると願いが叶う「ねがい牛」といわれ、各地にある天神さまの「撫で牛」の元祖ともいわれています。後楽園駅、春日駅、飯田橋駅の中間に位置しています。(文京区春日1-5-2)

 

小石川大神宮

天照皇大神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする神社で、伊勢神宮祟敬者の総代だった佐佐木勝造という人物が、昭和41年に創建しました。東京における伊勢神宮の遥宮ともされています。令和3年に現在の地に遷座しています。最寄り駅は後楽園駅、春日駅になります。(文京区小石川2-6-9)

 

金刀比羅宮東京分社

香川県にある金刀比羅宮の東京分社です。昭和の戦災により社殿が焼失してしまい、一度は香川に遷座しますが、昭和39年に現在の地に遷座しています。以降、「水道橋のこんぴらさん」として人々に親しまれている神社です。最寄り駅は水道橋駅になります。(文京区本郷1-5-11)

 

三河稲荷神社

徳川家康が、先勝祈願が叶うとして信仰していた愛知県にある隣松寺三河稲荷を、その末社として江戸に創建しました。稲荷信仰が江戸に広まる基になった神社ともいわれています。本郷三丁目駅、水道橋駅が最寄です。(文京区本郷2-20-5)

 

小石川諏訪神社

南北朝時代、信州諏訪大社より勧請され創建された神社です。春日にある北野神社(牛天神)の別当だった梅本坊乗観が創建しました。かつでは木々が茂り、神社の辺り一帯は「思ひの森」と呼ばれていたそうです。後楽園駅と飯田橋駅の中間辺りに位置しています。(文京区後楽2-18-18)

 

出世稲荷神社

春日局ゆかりの神社です。この辺りが春日局のお屋敷だった頃、邸内鎮守として創建された神社です。春日局が敗軍の将の娘から大奥の実力者へと出世したことから、出世稲荷と称されるようになりました。最寄り駅は後楽園駅、春日駅、水道橋駅、本郷三丁目駅です。(文京区本郷1-33-17)

 

根津・千駄木の初詣

根津神社

飛鳥時代より前の創建と考えられている、大変歴史の古い神社です。明治の神仏分離までは根津権現と呼ばれていました。東京十社の一つに数えられていて、例祭の根津祭は江戸の三大祭の一つです。根津駅、千駄木駅、東大前駅から5分程度です。(文京区根津1-28-9)

 

白山の初詣

白山神社

北陸にある白山を崇める山岳信仰の神社です。平安時代に加賀の白山比咩神社より勧請されました。縁結びや歯ブラシ供養の神社としても知られていて、東京十社の一つに数えられています。白山駅、本駒込駅から徒歩で数分です。(文京区白山5-31-26)

 

簸川神社

創建は5世紀頃と考えられている古社です。大宮にある氷川神社の末社にあたる神社ですが、簸川神社と書く神社は大変珍しいそうです。茗荷谷駅、千石駅、白山駅の真ん中辺りに位置しています。(文京区千石2-10-10)

 

巣鴨大鳥神社(子育稲荷)

酉の市でも知られている神社で、江戸時代中期の創建です。元は稲荷神社で、大鳥神社はその境内社でした。酉の市の盛り上がりとともに、大鳥神社として知られるようになりました。現在も境内には稲荷神社(子育稲荷)と大鳥神社が祀られています。巣鴨駅から南に徒歩5分です。(文京区千石4-25-15)

 

駒込の初詣

駒込天祖神社

源頼朝が奥州追討に際して創建したと伝えられている神社です。江戸時代には駒込神明宮と呼ばれ、旧駒込村の鎮守でした。駒込駅、巣鴨駅、田端駅、本駒込駅、千石駅などから徒歩圏内です。(文京区本駒込3-40-1)

 

駒込富士神社

静岡の富士浅間社を勧請していて、富士山を模した富士塚の上にある神社です。江戸時代には江戸の富士信仰の拠点のひとつで、現在も駒込富士と呼ばれ親しまれています。駒込駅、巣鴨駅、本駒込駅、千石駅などから徒歩圏内です。(文京区本駒込5-7-20)

 

江戸川橋の初詣

小日向神社

かつてこの地域には氷川神社と八幡神社があり、どちらも鎮守として鎮座していました。この両社が明治になり合祀されたのが、現在の小日向神社です。最寄り駅は江戸川橋駅で、徒歩5分です。(文京区小日向2-16-6)

 

音羽今宮神社

今宮五社とも呼ばれている神社で、近隣にある護国寺建立の際に鎮座されました。病気平癒に大きなご利益があるとされています。最寄り駅は江戸川橋駅で、徒歩5分です。(文京区音羽1-4-4)

 

正八幡神社

目白八幡宮とも呼ばれています。創建年代は不明ですか、古くから関口台の鎮守として鎮座し、関口八幡宮とも呼ばれている神社です。最寄り駅は江戸川橋駅で、徒歩5分ほどです。(文京区関口2-3-21)

 

護国寺・新大塚の初詣

吹上稲荷神社

江戸時代、徳川二代将軍秀忠が日光山から稲荷のご神体を勧請し、江戸城内の吹上御殿内に東稲荷宮を創建したのがこの神社の元になっています。その後何度か遷座をし、大塚の鎮守となっています。護国寺駅、新大塚駅のどちらからも徒歩5分です。(文京区大塚5-21-11)

 

腰掛稲荷神社

徳川三代将軍家光が、鷹狩りに出掛けた際にこの場所で腰掛けて休憩したことから、祠が創建されたと言われている神社です。境内には重さ1トンの菊花石があります。護国寺駅から徒歩1分です。(文京区目白台3-26-1)

 

隣接地域の神社

お住まいの地域によっては、文京区と隣接する・千代田区・新宿区・台東区・豊島区・北区・荒川区の神社の方が行きやすい場合もあるかと思います。

周辺地域の初詣にお勧めの神社についても、下記にそれぞれリンク記事を貼っておきましたので、是非チェックしてみてください。