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諏訪神社(台東区/駒形)の御朱印と見どころ

浅草諏訪神社の紹介

台東区駒形にある諏訪神社の参拝レポートです。

読み方は「すわじんじゃ」です。駒形諏訪神社(こまがたすわじんじゃ)浅草駒形諏訪神社(あさくさこまがたすわじんじゃ)とも称されています。鎌倉時代以前から鎮座する古社で、かつてこの地域が諏訪町と呼ばれた由来にもなっている神社です。浅草駅、蔵前駅、田原町駅のちょうど中間辺りに位置しています。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

浅草の「駒形諏訪神社」へ

僕は都内で諏訪神社という社名の神社に訪れるのは、今回が二社目になります。一社目は高田馬場にある新宿諏訪神社です。それ以来の諏訪神社。

諏訪神社は個人的に思い入れのある神社です。僕は生まれも育ちも長野県の茅野市というところでして、全国にある諏訪神社の総本社、諏訪大社のお膝元なんです。

初詣はいつも諏訪大社でしたし、初宮参りも七五三も諏訪大社。御柱祭という七年に一度のお祭りにも参加していますし、子供の頃からとても親しみのある神社なんです。さらには結婚式まで諏訪大社で挙げております。

そういったこともありまして、諏訪神社と言う社名の神社には、ついつい何かと反応してしまうんですよね。

地元でお世話になっていたお諏訪さまに、こうして東京にて参拝できるというのも、また不思議な感じもしてしまいますし。

この日は朝から嫁と二人で台東区の神社巡りをしていました。「台東区神社マップ」とおうのがありまして、それを参考にしながらの神社巡りです。そのマップにて台東区にも諏訪神社があることを知りました。

この日は浅草橋駅をスタートし、北上しつつ御徒町や上野方面へ。そして上野駅の東側にある下谷神社を折り返し地点にし、再びいくつかの神社に立ち寄りつつ、浅草橋駅と戻るコースです。

下谷神社への参拝を終え、続いて本社三島神社に参拝。次に向かいましたのが、こちらの記事で紹介する駒形諏訪神社です。

地図を確認しつつ歩いておりまして、あと少しで着くかな~というあたりで…仮面ライダーやらウルトラマンやらドラえもんの等身大人形が突然現れてびっくり。僕も嫁も思わず興奮して記念撮影などしてしまったのですが、そちらはバンダイの本社でした。台東区に本社があったのですね。

僕は仮面ライダーとツーショットを。嫁はプリモプエルとおう可愛い奴とツーショットを撮りました。

ひととおりバンダイを楽しんでから、目の前の交差点を曲がるとすぐ、江戸通りという通り沿いに鳥居があるのを見つけます。

諏訪神社に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、健御名方神(たけみなかたのかみ)八坂刀売神(やさかとめのかみ)です。

健御名方神は武神で大国主神の第二の息子でです。八坂刀売神は健御名方神の妃神です。

創建の詳しい年代は不明ですが、平安時代の中期にあたる後冷泉天皇の御代、もしくは鎌倉時代前期に起こった承久の乱の後ではないかとも考えられています。後者は信濃国諏訪郡小日村の神主が、諏訪大社の御分霊を当地に奉斎したとされています。

江戸時代には、浅草寺の子院であった修善院(明治時代に廃絶)が別当として管理しています。現在この辺りは台東区の駒形という地名ですが、かつては諏訪神社に由来した諏訪町と呼ばれていました。

古くからこの地に鎮座し、崇敬されてきた神社です。

 

境内案内

こちらが駒形諏訪神社の入口です。鳥居の扁額が緑です。これはかなり珍しいのではないかと。

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道路に面した外側には、諏訪神社のご由緒書きがあります。かなり長い文章で、心が折れてしまい読めず…。

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鳥居の右脇には小さな稲荷社がありました。

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一礼して石鳥居をくぐり境内へ。すぐ左手に手水舎がありましたので、お清めをします。

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鳥居の先がすぐ社殿です。境内はかなり狭いです。

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拝殿の扉の前に狛犬さんがいらっしゃいました。こちらは右の狛犬さん。

浅草諏訪神社の右の狛犬

 

隠れてしまっていますが…こちらは左の狛犬さんです。どちらも小さな狛犬さんです。

浅草諏訪神社の左の狛犬

 

拝殿には梶の神紋です。参拝させて頂きます。

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参拝を終え、社務所を探します。社殿の右奥に小路がありましたので進んでみると…社務所の入口ではありませんでした。集会所のような感じでした。

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社殿の左奥にも同じように小路がありましたので進んでみると…そちらが社務所でした。こちらで御朱印を頂くことができました。

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御朱印を頂き、鳥居脇の稲荷社にも参拝し、諏訪神社を後にしました。

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参拝を終えて

駒形諏訪神社は、とても小さな神社でした。小さいというより狭い神社といった方がいいかもしれません。大変失礼ながら、つい「狭!」と口走ってしまいました。

まず、鳥居と社殿の間が狭いんですよ。そして、社殿の両脇に小路があるんですけど、それもまた狭いんです。

こんな風に書いておりますと、まるでディスっているかのように思われてしまうかもしれませんが、決してそんなわけではございません。ありのままの素直な感想を書かせて頂いただけでございますので、誤解のないように。全ての神社が違うからこそ、そこに魅力があるものですからね。

こちらの諏訪神社も、狭いという印象を強く抱いてしまったものの、それがまた記憶に残るんですよね。

で、昔から境内はこれくらいの敷地だったのか、それとももっと広かったけれど、何かしらの事情があり狭くなってしまったのか、など…気にはなってしまいますし。

社殿も大きなものではなかったのですが、鳥居の外から見た景色は、木々の緑とも調和していて美しかったです。

鳥居の扁額が緑色というのも、僕は初めて目にしました。緑字に白い文字で書かれたもので、目を惹きました。

目を惹くといえば、狛犬さんもです。だいぶ古いものかと思われるのですが、拝殿に向かって左の狛犬さんに額が掛けられていて、隠れてしまっていて…姿が見えず。

色んな意味で、何かと記憶に残る神社でした。

社務所でも親切にご対応して頂き、無事に御朱印を頂くこともできました。

個人的に所縁のある諏訪神社、参拝できてよかったです。

諏訪神社のすぐお隣はバンダイの本社で、仮面ライダーやドラえもんもいますので、是非そちらにも立ち寄ってみてください。

続いては、蔵前神社へと向かいます。

 

御朱印

こちらが駒形諏訪神社の御朱印です。

浅草諏訪神社の御朱印

 

御朱印の受付時間

御朱印とお御守りを頂ける時間は、日中の時間帯とのことですので、9時から16時くらいまでが目安になるかと思います。宮司さんがご不在のことも多いようですので、その際には書き置きのものになるとのことです。確実に頂きたい方は、事前に電話確認をしてから伺った方が良いかと思います。駒形諏訪神社の電話番号は「03-3841-6115」です。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都台東区駒形1-4-15です。

駒形諏訪神社の公式サイトはありません。

 

電車

各線「浅草駅」から徒歩5~7分。

大江戸線 / 浅草線 「蔵前駅」から徒歩6~8分。

銀座線 「田原町駅」から徒歩7~8分。

総武線 / 浅草線 「浅草橋駅」から徒歩15~18分。

 

駐車場

参拝者用の専用駐車場はありません。近くにコインパーキングがいくつかあります。

 

周辺のパワースポット

 

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