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須賀神社(台東区/浅草橋)の御朱印と見どころ

浅草橋須賀神社

浅草橋須賀神社の紹介

浅草橋須賀神社へ

台東区の浅草橋にあるパワースポット、須賀神社に行って参りました。読み方は「すがじんじゃ」です。

僕が須賀神社と言う社名の神社を訪れるのは、映画「君の名は」でも有名になった四谷にある須賀神社に続き、これが二か所目になります。

この日は今年二度目となる台東区の神社巡りを嫁と二人で決行しました。「台東区神社マップ」と言うものがありまして、それを参考にしての神社巡りです。

こちらが台東区神社マップです。

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以前はマップ上の真ん中から上辺りを中心に巡りましたので、今回は右下のエリアを制覇しようと目論みます。

このマップで見ると、それぞれの神社が近くにあって、すぐに回れそうな気がしてしまうのですが…そんなに甘くはないんです。徒歩ですとかなり距離があって、一日ではとても回り切れません。

今回は右下のエリアを、明るい日中のうちに九ヶ所回る予定です。

まずは浅草橋駅からすぐの場所にあった「銀杏岡八幡神社」に参拝し、次に向かったが、この「須賀神社」です。

地図上ではこの二つの神社は近くにあるように見えましたが、「意外に遠いのでは?」と言う疑いの気持ちを抱きながら向かいます。

しかし、そんな疑念に反して、めちゃめちゃ近かったです。笑

銀杏岡八幡神社からは3分ほどでした。

須賀神社は大通り沿いにあり、迷うこともなく、あっと言う間に着いてしまいました。

 

ご由緒

ご祭神は、日本神話の神様である素盞鳴尊(すさのおのみこと)です。須佐之男命とも表記されます。

創建は推古天皇九年(西暦601年)と伝えられています。これは飛鳥時代より前になります。

その頃この辺りでは疫病が流行していました。それに困った人々が牛頭天王(ごずてんのう)に病気平癒を祈ったところ、疫病が快気したため、当地に祠を創建したのが始まりと伝えられています。

江戸時代には「祇園社」「蔵前牛頭天王」「団子天王」「笹団子天王」などと称されましたが、明治時代には「須賀神社」へと改名されました。

関東大震災と第二次世界大戦で社殿が焼失してしまいましたが、その後再建され、現在の社殿は昭和36年に造営された鉄筋コンクリートのものとなります。

病気平癒目的完遂にご利益があるとされ、古くからこの地の人々に厚く信仰されています。

大変歴史の古い神社です。

 

境内案内

浅草橋駅から南北に延びる「江戸通り」を北に歩くとすぐ、左手に須賀神社の鳥居が現れます。

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鳥居をくぐり境内へ。左手にすぐ手水舎です。

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手水舎には龍がいます。こちらでお清めをします。

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手水舎の右奥に狛犬さんがいました。対になっている狛犬さんを探したのですが、見当たらず。一匹だけこの場所にいる形です。

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鳥居から拝殿までの距離は短いです。斜めになった参道を進みます。

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こちらが拝殿の正面になります。狛犬さんがけっこう大きいです。

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こちらは左の狛犬さん。写真ではあまり伝わらないかもしれないのですが…けっこう大きな狛犬さんです。

浅草橋須賀神社の左の狛犬

 

こちらは右の狛犬さんです。どちらも大きくて迫力がありました。

浅草橋須賀神社の右の狛犬

 

拝殿の扉には、五瓜に唐花の紋章。

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時間を掛けて参拝します。

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参拝を終え、境内を散策してみます。こちらは拝殿側から見た参道です。境内は広くはありません。

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拝殿の左手にご由緒が書かれています。

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拝殿の左側には神楽殿がありました。こちらもコンクリート製ですね。

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拝殿の右側に社務所があります。こちらで御朱印を頂き、須賀神社を後にしました。

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参拝を終えて

一番印象に残ったのは、拝殿前にいた一対の狛犬さんです。

狛犬さんのサイズがけっこう大きめなんです。白一色で大きな狛犬さんですので、迫力がありました。

鳥居から社殿までの距離も近く、境内も広くはないのですが、その分狛犬さんも目立つ感じです。

社殿はコンクリート製とのことですが、特にそれに関しては違和感のようなものは全くありません。むしろ珍しい感じがして、素敵な社殿でした。

大きな狛犬さんの他に、手水舎の横にいた一匹だけの狛犬さんがちょっと気になってしまいました。対になっている狛犬さんがいませんでしたので…。これは直前に訪れた銀杏岡八幡神社でも同じように一匹だけの狛犬さんがいましたが、もしかしたら震災や戦災などで一匹だけになってしまったのかもしれないですね。想像でしかありませんが…。

御朱印を頂こうと思い、社務所のインターホンを押したところ…玄関のドアではなく、奥の窓が開いてびっくりしました。予想外のところが開いたので。笑

御朱印を頂き初穂料を納めようとしたところ「お気持ちでかまいませんので、お賽銭箱に入れてください」と言われました。このパターンは初めてです。

もちろんお気持ちとして、お賽銭箱に納めて参りました。

この日二か所目に訪れた須賀神社。

参拝できて良かったです。

続いては、近くにある「第六天榊神社」へと向かいます。

 

御朱印

こちらが、浅草橋須賀神社の御朱印です。

浅草橋須賀神社の御朱印

 

御朱印の受付時間

御朱印とお御守りを頂ける時間は、日中の時間帯とのことです。ご不在のことも多々あるそうですので、確実に頂きたい方は事前にお電話で確認をした方が良いかと思います。須賀神社の電話番号は「03-3851-7044」です。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都台東区浅草橋2-29-16です。

電車

総武線 / 浅草線 「浅草橋駅」から徒歩5分。

総武線でしたら東口から徒歩5分かからないくらいです。地下鉄の浅草線でしたら「A4」出口から歩いて2分ほどで着きます。大きな通り沿いです。

駐車場

参拝者用の専用駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがいくつかあります。

須賀神社の公式HPはありません。

 

周辺のパワースポット

 

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