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青渭神社(稲城市/東長沼)の御朱印と見どころ

青渭神社の紹介

稲城市東長沼にある青渭神社の参拝レポートです。

読み方は「あおいじんじゃ」です。かつてあった大きな青い沼の神霊をお祀りしたのが起源といわれている神社です。同名の神社は他には調布市と青梅市に二社しかなく、全部で三社のみになります。最寄り駅は南武線の稲城長沼駅です。

序文に続き、ご由緒、境内案内、見どころ、御朱印、アクセスの順で紹介していきます。

稲城の「青渭神社」へ

僕の嫁は稲城生まれ、稲城育ちで、青渭神社からは近いところに実家があります。

僕は嫁と知り合うまでは稲城というのが東京の市であるということすら知らなかったのですが、そんな稲城に何度も足を運ぶことになろうとは。

この日は嫁の実家で用事を済ませ、その足で稲城の神社をいくつか回りました。駅から近いところから回り始め、まずは津島神社天王社、次に但馬稲荷社、そして大麻止乃豆乃天神社に参拝し、最後の締めで青渭神社に向かうことに。

ここまで回ったどの神社も、参拝者は僕と嫁しかいませんでした。最初の二社はかなり小さな神社でしたし、天気も雨でしたし、それが普通なんだとは思うのですが…誰もいない神社を何か所も回っていますと、なんだか自分だけ違う世界に行ってしまったかのような、そんな感覚にもときどき陥ります。現実世界から離れてしまったかのような、ちょっと不思議な感じです。

雨の中の神社巡りというのは、傘も差さないといけませんし、靴も濡れますし、色々と大変ではありますけれど、雨ならではの風情のある境内が見られるので、嫌いではないです。三ヶ所目の大麻止乃豆乃天神社では、蚊に刺されまくってしまいましたけれど。

おそらくこれから向かう青渭神社も、誰もいないだろうな、と思いつつ向かうことに。

嫁は小さい頃から青渭神社には何度も行ったことがあるそうで、お祭りの際には境内に屋台がびっしり出ていて、大勢の人で賑わっていたそうです。

僕は以前に一度だけ嫁と青渭神社を訪れたことがあります。人の気配もほとんどなく、ひっそりと佇んでいる感じの神社でした。

それ以来、二度目の参拝となります。

雨は小雨ではありましたが、いっこうに止む気配もありませんので、傘を差しながら、てくてくと歩きます。

大麻止乃豆乃天神社から歩くこと15分ほど。

青渭神社に到着です。

 

ご由緒

ご祭神は、青渭神(あおいしん)猿田彦命(さるたひこのみこと)天鈿女命(あめのうずめのみこと)の三柱です。

青渭神は水神と考えられています。猿田彦命は、天孫降臨で道案内をした旅や道開きの神様です。天鈿女命は猿田彦命の妻で、天照大神が岩屋にお隠れになった際、舞をまった芸能の神様です。

創建の年代は不明ですが、平安時代前期の弘仁年間と考えられています。

かつてこの近くには大きな青い沼があり、その神霊を祀ったのが起源だとされています。この辺りは多摩川の氾濫原であり、沼地となっていて、現在の「東長沼」という地名もそれに由来しています。

創建より約100年後の延長5年に作成された延喜式神名帳に、多摩八座として記載されている一社だと考えられています。

江戸時代には、青沼社、青沼大明神、大沼明神と称されていました。

現在の社殿は昭和49年に造営されたもコンクリート造りのものですが、本殿は、江戸時代に創建されたものが残っています。

例大祭では「青渭獅子舞」と呼ばれる獅子舞が奉納されます。

この地が沼地であった古来より、信仰されてきた神社です。

 

境内案内

住宅街と畑が広がる小路を歩いていると、青渭神社の鳥居が姿を現します。

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一礼して鳥居をくぐり参道を進みます。広くはありませんが、長く延びている参道です。

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参道の両脇には、立派な木が何本も。

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さらに進むと二つ目の鳥居です。

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二つ目の鳥居をくぐった先が、少し開けた空間になっています。二対の狛犬さんがいますね。

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こちらは手前の左側にいた狛犬さん。かなり古いもののように見えます。原型を留めていません。

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こちらは手前の右側にいた狛犬さん。こちらも苔むしていますね。

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その先、左側に手水舎です。水がありませんでしたので、雨でお清めをしました。

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そしてその先、社殿に近い方にいる狛犬さん。こちらが左の狛犬さんです。この狛犬さんが、一番しっかりと形が残っています。

青渭神社の左の狛犬

 

こちらが右の狛犬さん。少し苔むしていますね。

青渭神社の右の狛犬

 

拝殿に向かいます。拝殿は何かの工事をしているようで、職人さんらしき人が二人いました。

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拝殿の右手前には、青渭神社のご由緒が書かれたものが。

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厳かに参拝。扉が開いていて、中の本殿がよく見えました。撮影するのは憚られましたので、写真には収めていません。

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参拝を終え、境内を散策してみます。拝殿に向かって左手前には、青渭神社で行われる獅子舞の説明があります。獅子舞見てみたいですね。

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拝殿を右回りで進んで見ると、そちらには境内合祀されている社があります。どんな神様を祀ってるのかはわかりませんでした。

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そのお隣には、もう一つ小さな祠。この後ろにある木がとても大きくて立派でした。

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拝殿から参道を見た景色です。やっぱり二対の狛犬さんが目に留まりますね。

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こちらは斜め前から見た拝殿です。

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手水舎の脇にある大きな木も、苔むしていて素敵です。

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拝殿側から見た参道も、なんだか時間が止まっているかのように感じる景色です。

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社殿の左側に社務所がありましたので、御朱印を頂こうとインターホンを押してみたのですが、反応がありません。

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よく見ると、拝殿の手前に「ご用命の方は、拝殿裏の宮司宅へお申し出ください」と書かれたものがありました。電話番号も記載されていましたので、念のため電話を掛け、その後拝殿裏にあった宮司さん宅へお邪魔し、御朱印を頂きました。無事御朱印を頂き、帰路に就きました。

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参拝を終えて

僕は今回が青渭神社へは二度目の参拝でした。

青渭神社は、とても静かな時間が流れている神社です。この日は僕と嫁以外、他の参拝者も見当たらず、時間が止まっているかのような感じでした。雨が降っていたのですが、それがまた心地良かったです。

境内にいた二対の狛犬さんが、みんな近い場所にいましたので、きっと淋しくないんだろうな~なんて思ったり。一対は江戸時代、一対は明治時代のものらしいです。

社務所でインターホンを押しても応答がなかったので、御朱印は頂けないかな~と思ったのですが、よく見ると丁寧に案内が出ていました。

裏のお宅が宮司さんのご自宅で、そちらに寄らせて頂き、御朱印も頂けました。

玄関には「月下美人」の鉢が置いてあり、まさに今夜辺り咲くだろうとのこと。僕は月下美人と言うものも名前くらいしか知らなかったのですが、夜に咲いて朝までの一晩でしぼんで散ってしまう花なんですね。

数日前にも咲いた花があったとのことで、宮司さんの奥さんにその写真も見せて頂きました。

是非咲いているところを見てみたかったのですが、さすがに夜まで長居するわけにはいかないので。御朱印を頂き、帰路に就くことに。

この日は全部で四ヶ所、稲城の神社を回ったのですが、どれもとても良い参拝ができました。

雨の中の神社もまた良いものですね。

この後、南武線の稲城長沼駅から電車に乗って帰ったのですが、稲城長沼駅の前には、大きなガンダムとザクがいますので、ついでにその写真も載せておきます。

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稲城に行く機会がありましたら、是非ガンダムにも会いに行ってみてください。

かなり大きくて迫力あります。

 

御朱印

こちらが青渭神社の御朱印です。

青渭神社の御朱印

 

御朱印の受付時間

拝殿に向かって左手に社務所がありますが、そちらは基本的に閉まっています。裏に宮司さん宅がありますので、そちらで頂くことができます。

拝殿前にも案内が出てますが、お電話してから伺った方が良いかと思います。電話番号は「042-377-5300」です。日中の時間帯でしたらご迷惑にならないかと思います。また、不在の日や時間もあるかと思いますので、どうしても御朱印を頂きたい方は、事前にお電話で確認してからの方が良いかと思います。

(※ご対応等変更になる場合もございますので、ご注意ください。)

 

アクセス

住所は東京都稲城市東長沼1053です。

電車

JR南武線 「稲城長沼駅」から徒歩5~7分。

京王相模原線 「稲城駅」から徒歩15~20分。

最寄駅は南武線の稲城長沼駅です。京王線の稲城駅からですと、歩くとそれなりに距離があります。

駐車場

参拝者用の駐車場はありませんが、神社脇の小路に停められるスペースが少しありますので、短時間でしたら駐車しても問題ないかと思います。

青渭神社の公式HPはありません。

 

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